やめたら貯金できました!【女性約100人調査】リアルに効果があった「ひとり暮らしの節約術」 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人アンケート

物価高が止まらない今、何にお金を使うか使わないかって重要な問題ですよね。今回は、美容やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「ひとり暮らしの節約テク」についてアンケートを実施。女性たちの経験したからこその"節約テクニック"、参考になること間違いなしです。

ひとり暮らしをしたことがある女性は6割以上

©市岡彩香

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

anan Beauty+ clubの女性たちに、ひとり暮らしの経験の有無について聞いたところ「YES」と回答した人が69.2%、「NO」と回答した人が30.8%と、ひとり暮らし経験者は半数以上。ひとり暮らし未経験者のかたが、今回のアンケートでは少数派の結果に。

では「YES」と回答した女性たちに、ひとり暮らしをしていたときに"節約していたこと"についても聞いてみました。

ひとり暮らしの節約に適しているのは"食費"

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続いては女性たちに「ひとり暮らしの時、何費について節約しましたか?」と質問。「食費」と回答した人が最も多く、その次に「交通費」「光熱費」「美容費」と同票で続く結果となりました。家族の食事を用意する必要がないひとり暮らしだからこそ、工夫次第で大幅に節約できる可能性を秘めているのが食費。自分が食べる分しかお金はかからないからこそ、作り置きをしたり、フードロスにならないよう食材を買いすぎないなど、節約できる方法はたくさんあります。

Q. ひとり暮らしの節約術を教えて!

続いては「ひとり暮らしの節約術で、一番効果があったものはどのくらい削減できましたか?」と質問。具体的な節約テクを教えてもらいました。

1. スーパーまで水を汲みに行く

「スーパーで水を汲んで水筒に入れる」(40歳・専門職)

スーパーによっては、浄水されたキレイな水を無料で持ち帰ることができるサービスがあります。水を毎回購入する手間が省けるだけでなく、無料でもらえるため大幅な節約に。ただ、たくさんの量を持ち帰るとなると絶対に重たいですから、そこは難点かも…。

2. 飲み物のまとめ買いをやめる

「自宅で飲む用に買っていた、缶ハイボール24本入り(5,000円くらい)をやめた。あればあるだけ飲んでしまうので、年間でかなり節約になったと思う」(36歳・自営業)

買ってしまうからこそ、つい余計に飲んでしまったり、食べてしまったりすることってありますよね。筆者は、大好きなお菓子をついついAmazonで箱買いしてしまって、よく後悔しています。買わないことが一番の節約です!

3. 家にいない時間を増やす

「家にあまりいない期間は、光熱費がそれぞれ月に2〜3,000円くらい安いことに気づいた。使う頻度によっては月10,000円くらい変わる」(40歳・フリーランス)

光熱費も使いすぎると驚くほど高くなってしまったりと、侮れません。使う頻度によっては月10,000円の節約になることも。家にいるときでも、昼間は電気をつけない、水道は出しっぱなしにしないなどの意識をすることも大切です。

4. 休みの日はなるべく出かけない

「休みの日はなるべく出かけない。結局外出が一番お金を使ってしまうから」(44歳・主婦)

"家にいないほうが光熱費を節約できる"という声があるという一方で、"出かけてしまうとお金を使ってしまうから家に出ない"という人も。外に行って散歩するだけなら無料ですが、コーヒーを買ったり、電車に乗ったらお金はかかってしまうもの。何を制限するかの選択が難しいところです。

5. スマホ代を見直す

「スマホの契約会社を変えてから、スマホ代が5分の1くらいの金額になりました」(33歳・フリーランス)

乗り換えるだけでグッと節約になる格安SIMや格安スマホ。筆者も最近、大手キャリアから格安SIMに変えましたが、毎月払っていた支払いが今までの半分になりました。スマホ代の見直しを数年していない人は一度見直してみることをおすすめします。

6. 会社にお弁当を持っていく

「会社にお弁当を作っていくこと。どのくらいかはわかりませんが、かなり余裕ができました」(32歳・会社員)

お昼を外食するとなると一回の食事に1,000円近くは使ってしまうでしょうから、お弁当のほうが節約になることは間違いないですよね。自分だけのためにお弁当を作るのは面倒になってしまう筆者には、続きませんでしたが…。

交際費は節約するのが最も難しい

©市岡彩香

続いては女性たちに「ひとり暮らしをしていて、何費の節約が一番難しいと思いますか?」と質問。「交際費」と答えた人がもっとも多く44.4%。「食費」が22.2%と続く結果に。

回答した女性たちに、難しいと思った理由についても具体的に聞いてみました。

交際費

「先輩とか関係性によって断れなくて、食にお金をかける人やリッチ系の相手だと出費金額も高くなる」(41歳・専門職)

「友だちと会うのが一番の幸せの私。交際費だけはどうしても節約できなかったです」(31歳・専門職)

食費

「家なら誰かが買ってくれるのですが、ひとり暮らしだと買わないと何もないから節約できない」(33歳・フリーランス)

「食事は節約するにも限界があると思うから。友達との約束は断れるけど、自宅で食事しないわけにはいかないから」(36歳・自営業)

美容費

「節約のために美容院に行く頻度を減らしてみたけど、テンションが上がらないので減らすのはやめました」(32歳・フリーランス)

交通費

「交通費節約のために歩いたりすると、体力を使って食費がかさばるので結局無駄になる気がする」(40歳・フリーランス)

光熱費

「光熱費だけは自分の力ではどうにもならなそう」(44歳・主婦)

会社の飲み会には会費がかかってしまうものの断りづらいし、友人とのごはんを節約してしまったらプライベートがつまらなくなってしまうなど、交際費をどこまで削るかって難しいですよね。個人的には、楽しさを我慢してまで節約する必要はない気がします。

食費については、ひとり暮らしの場合、自分が買わなければ食べるものがないため節約は難しいという声多数。実家であれば、親が当たり前に食事を用意してくれた人も、ひとり暮らしではそうはいきません。選ぶ食材によっては大幅な節約になる可能性を秘めているものの、実家に住んでいた頃よりも節約するのは難しいと考える女性が多いようです。

ひとり暮らしの節約は賢く楽しく

いかがでしたか。ひとり暮らしを始める人が多い新年度。節約は無理はせず、まずはできることから始めてみるといいでしょう。今回の女性たちの経験談とテクニック、ぜひ参考にしてみてください。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/99748/

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