ペンとノートだけで痩せる?試す価値あり「レコーディングダイエット」を解説①

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「新年度こそダイエットに励みたい!」「でも激しい運動はちょっと……」という方におすすめなのが、レコーディングダイエットです。

レコーディングダイエットは一世を風靡したダイエット方法で、必要なものはペンとノートだけというお手軽さも魅力。

徐々に痩せていく様は、まるで魔法のようなダイエットです。

今回は、「レコーディングダイエット解説①」と題し、レコーディングダイエットの基礎知識とメリットについて、あんしん漢方薬剤師の碇純子さんに解説していただきます。

口にしたものすべてを記録!レコーディングダイエットとは

記録する女性
出典:Pixabay

レコーディングダイエットとは、食事内容や体重変化を毎日記録し、食生活の傾向を自覚することで意識を変化させ、痩せやすい習慣を作るダイエット方法です。

レコーディングダイエットは評論家の岡田斗司夫さんが提唱しているダイエット方法で、自らのダイエット経験をまとめた著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮社)はベストセラーになりました。

レコーディングダイエットを続けると、たとえば「炭水化物の摂取量が多い」「間食で甘いものを摂りすぎている」「週末は外食が多く体重が増えている」など、食生活の傾向に気づけます。

また、口にしたものすべてを記録するため、カロリーへの意識が高まり、暴飲暴食は自然と抑えられるようになっていきます。

レコーディングダイエットのメリット

メリット
出典:Photo-ac

レコーディングダイエットは、つらい運動や食事制限がありません。

たとえば、毎日ジョギングをしたり、ジムに週何回も通ったり、糖質制限を行い、特定のものだけを食べるというダイエットではありません。

記録するだけなので、時間もお金もかからないのがメリットです。

レコーディングダイエットは「つらく、厳しい」という従来のダイエットのイメージを覆したダイエット方法で、その真髄は「意識改革」です。

自分の食生活を客観的に見ることで、食事内容の傾向や体重の増減を意識し、改善につなげることで、無理なく痩せやすい習慣を身につけることができます。

また、日々ちょっとした「気づき」を得られるので、モチベーションが向上しやすく、ダイエットを続けていく理由づけになります。

ダイエットには漢方薬もおすすめ

漢方薬
出典:Unsplash

無理なく痩せる方法はレコーディングダイエットだけではありません。

たとえば、漢方薬もそのひとつ。

漢方薬でダイエットをする場合は、太りにくく痩せやすい体質へ改善をめざします。

健康的な食生活や運動習慣を続けるのが面倒でも、漢方薬なら毎日飲むだけで気軽に続けられます。

漢方薬は、「血流をよくして基礎代謝をあげる」「脂肪の吸収を抑え、燃焼を高める」「水分の循環をよくして老廃物を排出させる」「自律神経を整えてストレス過食を防ぐ」といった作用があるものを選びましょう。

ダイエットにおすすめの漢方薬をご紹介します。

<ダイエットにおすすめの漢方薬>

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

おなか周りに脂肪がつきやすい方に適しています。
脂質代謝をよくして脂肪の分解・燃焼効果を高め、脂肪吸収を抑えます。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

水太りのぽっちゃりタイプで、疲労がたまりやすい方におすすめです。
胃腸の働きを高め、からだにたまった余分な水分を排出します。

大柴胡湯(だいさいことう)

比較的体力があり、ストレスが目立つ方におすすめです。
からだの余分な熱を冷まし、イライラを抑え脂質代謝も高めます。


漢方薬は体質との相性も重要です。

漢方薬と体質が合っていないと、効果が出ないどころか副作用が起こる場合もあります。

医師や薬剤師などの漢方の専門家に相談しましょう。

気軽に漢方薬を利用するなら、スマホやパソコンで利用できる「あんしん漢方」がおすすめです。

AI(人工知能)を活用したオンライン個別相談も人気で、アフターサービスも充実。

困ったことがあればいつでも薬剤師に相談できます。

まずは意識改革から

レコーディングダイエットは、食事内容と体重変化を日々記録するダイエット方法です。

明確にデータにすることで、漠然と捉えていた食事を客観視し、意識改革を行うことで食生活の改善をめざせます。

次回の「レコーディングダイエット解説②」では、具体的な実践方法を解説します。

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。
現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。
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