“ぺたんこ前髪”を防ぎます!【美容師が実践】簡単にできる「前髪セットのコツ」と注意点 – 文/森岡萌絵 | anan Beauty+

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きれいな前髪は、顔の印象を大きく左右するもの。しかし、湿気や髪質によっては、せっかく整えた前髪もぺたんこになってしまうことがあるでしょう。そこで今日は、現役美容師の筆者が「前髪の簡単セット術」を解説します。普段使いできるアイテムから実践的なテクニックまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

前髪セット時に用意するもの

前髪をセットする際に、筆者が使用しているのは以下のアイテムです。

  • ドライヤー
  • マジックカーラー
  • 水スプレー
  • 前髪キープ用セミハードスプレー

超簡単! 前髪セット術

©森岡萌絵

【セットの手順】
1.水で濡らし、ドライヤーを上から当てて割れ癖や浮癖を抑えます。
2.マジックカーラーを巻いて放置。時間があまりないときは、巻いた状態で一度ドライヤーを当てて冷ましてください。
3.スタイリング剤をつけて整えます。

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コツその1:根元からしっかりと立ち上げる

前髪がぺたんこになる一番の原因は、根元の立ち上がりが不十分であることと言えます。そこで、ドライヤーを使って根元からしっかりと立ち上げるように意識しましょう。前髪を持ち上げながら温風を根元に当て、その後、冷風でキープ。このとき、ドライヤーのノズルを使って風の方向をコントロールすると、より効果的ですよ。

コツその2:スタイリング剤を上手に活用する

スタイリング剤は前髪をキープするための強い味方です。しかし、つけすぎると逆効果になることも。軽いムースやスプレーを少量手に取り、指の腹で前髪になじませると良いでしょう。特に根元にスプレーを吹きかけると、持ち上がりやすくなります。また、仕上げにはワックスやセラムを少し手に取り、毛先を整えると自然な動きが出ますよ。

「スタイリング剤の付け方」の注意点

©森岡萌絵

前髪があるヘアスタイルの方は、前髪の根本の三角ゾーン(写真左)を狙ってスプレーをしてみてください。全体的に振ってしまうとパキパキに固まったり、時間が経つと重みでぺたんとしてくるので気を付けてください。

️前髪がないヘアスタイルの場合は、前髪を立ち上げて、丸のついているところ(写真右)を狙ってスプレーをします。根本付近からオイルなどをつけてしまうと重みで落ちてきてしまうので注意。指につけて、その部分を押し上げるようにすると失敗しづらいですよ。

さいごに

ぺたんこになりがちな前髪をふんわり美しく保つためには、「根元の立ち上げ」「スタイリング剤の使用」「専用アイテムの活用」がポイントです。重要なのは、自分の髪質や好みに合わせて、最適な方法を見つけること。そして、使うアイテムも自分の手に馴染むものを選ぶことも大切ですよ。ぜひ、これらのポイントとアイテムをうまく組み合わせて、毎日の前髪セットをもっと簡単で楽しいものにしていきましょう!

文/森岡萌絵

https://plus.ananweb.jp/beauty/hair/99355/

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