傘を外に置くのはNG! 女性約100人調査「1人暮らしの失敗談&絶対したほうがいいこと5つ」 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人調査

今回は、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「1人暮らし」をテーマにアンケートを実施。1人暮らしの失敗談や絶対にしたほうがいいことなど、女性たちが実際に経験したからこそ感じた本音を教えてもらいました。

1人暮らし経験者は約7割

©市岡彩香

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは女性たちに「これまで、1人暮らしをしたことがありますか?」と聞いてみたところ、7割以上の人が「YES」と回答。今回のアンケートでは1人暮らしを経験している人のほうが多数派の結果に。部屋全てが自分の空間になる1人暮らしは、初めてのときこそワクワクしますよね。

ですが、経験には失敗がつきもの。続いては「YES」と回答した女性たちに「1人暮らし時の失敗談」についても詳しく教えてもらいました。

1人暮らしをしていて"失敗した"と思ったことってある?

「1人暮らしで使いきれなかった玉ねぎとか野菜が残ったまま実家に帰ってしまいました。久しぶりに帰ってきたら、虫が湧いていて大変なことになったことがあります」(40歳・専門職)

「家賃重視の古いアパートだったため、朝食べ残したままテーブルの上に置きっぱなしだったパンを帰宅して確認したらネズミにかじられていた」(44歳・主婦)

「お湯を沸かそうと、やかんに火をつけたままうとうとしてしまった。部屋があたたかくて起きたらやかんが空っぽ! 1人だから誰も指摘してくれないし…、危なかった」(42歳・会社員)

「クローゼットが狭すぎて洋服が溢れてしまった。仕方なく祖母の家に一部洋服を置かせてもらうことに」(40歳・経営者)

「家賃重視で3点ユニットバスにしてしまった。毎朝濡れた床で歯磨きをしなければならず、とても不快でした…。また、友達が泊まりにきたときに、脱衣所がなくて不便がられることも」(32歳・会社員)

「1人暮らしだと湯船に毎日つかると光熱費がすごくかかる」(33歳・フリーランス)

"料理をするとき"、"部屋が狭い"ことが原因で起きてしまった失敗談が多く挙がりました。自分がやらなければ一向に片付かないのが1人暮らし。家族が助けてくれる実家とは異なり、放置し続けると衛生面で大変なことになってしまうため要注意です。責任もすべて自分が被るとすると、慎重にしないとですね。また、家賃の兼ね合いで理想よりも狭い部屋を選んでいる人も多数。ですが、クローゼットが狭いと洋服好きの人には耐えられなかったり、洗面台が狭いとスキンケアやヘアケアがしづらくストレスに感じてしまう可能性も。

1人暮らしをしていて「実際はなくても生活できるのでは?」と思ったものを教えて!

続いては「実際はなくても生活できるのでは?」と思ったものについて質問してみました。

3位 ベランダ

「防犯上部屋干しをするのでベランダではなく窓だけで良かった」(44歳・主婦)

洗濯物を干す際、部屋干しや浴室乾燥で十分な人はベランダがなくても問題ない人も。筆者も、前に住んでいた物件は1度もベランダに出たことがなかったのですが不自由は一切ありませんでした。

2位 テレビ

「1人暮らしをしていて当時、仕事が忙しくて観る暇もなかったので音楽とラジオで生きていけた」(42歳・会社員)
「配線が苦手で、買ってから半年放置し一度もつけなかったけど困らなかったのでそもそもいらなかった」(31歳・専門職)

テレビを見る頻度が少ない人は思いきってテレビを買うのをやめてみてもいいかも。筆者はテレビ好きなのでテレビがない生活は考えられない派です。

1位 ソファ

「ソファがなくても床に座ってることが多いから」(33歳・フリーランス)
「ソファはなくてもよかった。1人暮らしならベッドで代用できた」(40歳・主婦)
「ソファでだらだらしていると寝落ちしてしまうことが多く買わなきゃよかったなと後悔。ただ、買ってしまうと快適すぎて手放せず、結局1人暮らしが終わるまで寝落ちを続けました」(32歳・会社員)

"ソファがなくてもよかった"と感じている人が最も多い結果に。1人暮らしの場合は特に、ソファがなくても問題なく快適に過ごせるのだそう。安い買い物ではないですから、これから1人暮らしを始める人は、ソファが本当に必要かどうか改めて考えてみるのもいいかもしれません。

1人暮らしのインテリアで工夫していたことを教えて!

1人暮らしをするなら、インテリアの選び方も大切です。続いては「1人暮らしのインテリアで工夫していたこと」をテーマに質問しました。

「洋服が多いので備え付けのクローゼットの他にも、ラックやタンスを持ち込んで収納できるようにしました。最初に壁の距離を測って、ラック、タンス、本棚、全身鏡がシンデレラフィットしたときはとても気持ちよかったです」(31歳・専門職)

「必要以上のものは買わない。いつかは彼氏を作って同棲するぞ! と決めて1人暮らしを始めたので物を増やさないようにしていました。結果すっきりとした部屋が保ててよかったです」(32歳・会社員)

「間接照明でオシャレに見せる努力はしていました」(40歳・経営者)

「家具家電は埃の目立たない白で統一していた」(44歳・主婦)

「仕事とプライベートのスペースを分ける」(44歳・会社員)

オシャレな部屋にするためにインテリアの色を統一したり、部屋がスッキリ見えるようにモノは少なくするなど、快適な1人暮らしを続けるためにみなさん工夫をしているよう。最近ではリモートワークの人も増えていますから、仕事とプライベートのスペースは分けるように部屋配置にすることを重要視する人も。筆者は仕事とプライベートのスペースが同じことが理由でなかなか集中しづらく困っているので、オンオフのスペースはできれば分けることをおすすめしたいです。

1人暮らしをする上で、絶対にしたほうがいいことを教えて!

最後に、1人暮らし経験者の女性たちに「1人暮らしをする上で、絶対にしたほうがいいこと」について教えてもらいました。

2階以上の部屋に住む

「1階はトラブルのもとになるので避けたほうがいい」(40歳・専門職)

2階以上に住むよりも家賃が安いケースが多い1階の物件。ただ、1階に住むと外から部屋の中が見えやすかったり、下着泥棒に遭う可能性が高まってしまうなど防犯面が弱いデメリットがあるため注意が必要です。

カーテンは住む前に準備する

「カーテンは準備したほうが良い」(33歳・フリーランス)

部屋を引き渡してもらっても、カーテンがないと外から部屋が丸見えになってしまう可能性あり。カーテンは住み始める前に必ず準備しておくことを忘れずに。

スーパーが近くにあるかチェックする

「スーパーが近くにあるかをチェックしておく。もし近くにないと自炊が遠のきます…」(32歳・会社員)

自炊をする人であれば、スーパーが徒歩圏内にあるかって大切ですよね。筆者が今住んでいる家は、スーパーが徒歩10分以内にないのでとても不便。できれば徒歩10分以内にスーパーがある物件に住むことをおすすめします。

家電のレンタルを検討する

「どれくらいの期間、1人暮らしをするのかわからない場合、洗濯機や冷蔵庫、テレビなど大きな家電はレンタルでも可能か検討したほうがいい」(40歳・経営者)

1人暮らしを長くするつもりがないのであれば、レンタルを検討するのも賢い選択。家電だけでなく家具のレンタルもありますよね。使わなくなったら返却ができるため、家具家電を粗大ゴミに出す必要がなく、エコでもあります。

洗濯機と傘は、外に置かないようにする

「防犯のために、女物の傘を家の外に出して置いたりしないほうがいい。防犯のためにも近所への挨拶もあえてしないようにしています」(31歳・専門職)
「女性の1人暮らしの場合、洗濯機の外置きはやめたほうがいい」(40歳・専門職)

外に女性が住んでいることがわかるものを置いておくのは危険。洗濯物を取り込む際に、外に洗濯機があると女性が住んでいると外からバレやすくなってしまうため、いくら家賃が安くてもなるべく控えたほうがいいでしょう。

自由な1人暮らしを存分に楽しもう

1人暮らしをこれから始める人はもちろん、1人暮らしを検討している人こそ、今回の女性たちの経験談をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。

© japolia/Adobe Stock

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/98458/

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