ワンピースを着ると太って見える…「体の厚み」が気にならなくなる方法 – 文 / 上村由夏 | anan Beauty+

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「ワンピースを着ると寸胴やお腹のぽっこりが目立つ」「いつもより太って見える」と悩んでいませんか? 今回は春ワンピを素敵に着こなしたい人に向けて、現役ヨガ講師の筆者が「体の厚み」が気にならなくなる簡単習慣をご紹介します。

骨格美人を目指そう

ワンピースを着ると目立ちやすいボディライン。ウエストやヒップのボリューム、肩周りのムッチリ感が気になる人は、ダイエットの前に姿勢を見直すべきかもしれません。

猫背やお腹を突き出した怠け姿勢が定着していると、姿勢が崩れ、重力に引っ張られて縮んだ状態に。本来の骨格の位置が整っていれば、関節周りの筋肉や姿勢を支える大きな筋肉は日常でしっかり使われます。しかし、姿勢が崩れることによって、使われる筋肉量が減る、関節周りに脂肪が残る、縮んでいる部分が太って見えるなどが起こり、見た目に変化があらわれることも。また、体への負担が生じる可能性も考えられます。

ワンピースを着ると見た目が膨張したような気がする方は、上半身と下半身のパーツケアをしていきましょう。

肩周りがぽっちゃりして見えるときのストレッチ

巻き肩や胸の張りすぎで肩の位置がずれてしまっている人は、ぽっちゃり見えがちです。そんなときは肩周りの骨格を整えるストレッチを試してみましょう。

上村由夏

1.四つ這いの姿勢から、両肘を床におろします。両手のひらを向かい合わせにしましょう。
このとき、肘で床を軽く押し、首がすくまないように注意します。

上村由夏

2.息を吐くタイミングでお尻を後方へ引きながら、肘を伸ばしていきます。肩や腕の付け根に引っかかるような刺激を感じたらそこでストップ。無理やり引っ張らないように注意してください。

上村由夏

3.息を吸いながら元の位置へ戻ります。

ウエストの寸胴感や、下半身のもったり感が気になるときのストレッチ

ワンピースを着ると、横幅や前後幅が目立って見えることも。なるべく厚みを薄くしたいなら、お腹が伸びてくびれを促し、見た目も引き上がって見えるストレッチを取り入れてみてください。

上村由夏

1.右脚に重心を置きます。
2.さらに右半身全部に体重を乗せるようにし、左半身を軽くします。

上村由夏

3.息を吸いながら、右腕を横から頭上に持ち上げていきます。腕の付け根から引っ張り、体側・ウエスト・骨盤部分までしっかりと上方へ引き上げましょう。
4.同時に、上半身と同じ力で下半身を下方へ引っ張ります。かかとを地に埋め込むようなイメージです。
5.上下を同じ力で何度も引っ張り、気持ち良さを感じられなくなったらおろします。一連の動きを3回ほど繰り返したら、反対側も同様に行います。

ワンピースを着るときは姿勢を意識!

ワンピースはトップスとボトムスの切り替えがない分、バランスが難しいと感じることも。寸胴感や下半身に重みを感じる見た目、体の厚みなど、ワンピースを着ると気になる部分はさまざまですよね。素敵に着こなしたいなら、姿勢を整えて体を縮めないことが大切です。縮んだ部分を伸ばして骨格の位置を整え、ワンピースが似合う骨格美人を目指しましょう。

©Pixel-Shot/Adobe Stock

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにしたセラピーと、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化した【マナセラピー】を全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として日本人古来の豊かな感性と心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講

文 / 上村由夏

https://plus.ananweb.jp/wellness/body/97205/

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