生活の質を上げてくれる「家電」。思い切って買ったものの、まったく使わずお蔵入りになってしまった…なんて経験をした人もいるのではないでしょうか。そこで、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「失敗した家電」と「買ってよかった家電」についてアンケートを実施。さらに、これから狙っている家電についても聞いてみました!
これまでで失敗した家電を教えて!
anan Beauty+ clubへのアンケートでは、家電の買い物に失敗したという人がたくさん! そこで、具体的に失敗した家電について教えてもらいました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
「お掃除ロボット。すぐ壊れる…」(31歳・専門職)
「雑巾がけロボット。手で拭くほうが早い」(37歳・会社員)
「安い掃除機。全く吸わない。目に見えるゴミでさえ吸わない」(37歳・自営業)
掃除系の家電については「安さで失敗した」「結局時短にならない」という意見が多くみられました。手軽に買える価格帯のものも発売されていますが、あまりに安いと機能性に心配が。本当にコスパがいい商品なのか見極める必要がありそうです。
「頭皮マッサージ機。買ったけれど全然使わないまま家にあります」(38歳・会社員)
「美顔器。めんどくさくて、結局使わず処分した」(35歳・会社員)
美容家電については「飽きる」「面倒で続かない」といった意見が多数。手間がかかるものも多く、1度サボってしまうと億劫になってしまいますよね。美容はトレンドの移り変わりが激しいこともあり、筆者は新しいものに目移りして今あるものを放置しがちです…。
「電子圧力鍋。大きくて邪魔になってしまう」(36歳・会社員)
「ホームベーカリー。焼きたては美味しいけれど、翌日以降は市販のパンのほうが美味しいので、だんだん使わなくなった」(44歳・主婦)
「ミキサー。おしゃれにスムージーとか作りたい! と一人暮らしし始めは考えていたけれど、面倒でまったく作らない。買ってから1度も日の目を浴びていない」(32歳・会社員)
料理の質をあげようと購入したキッチン家電が、お蔵入りになったというコメントも。新しいキッチン家電を買うと最初は楽しいのですが、だんだんと使用頻度が減ってしまうことってありますよね。筆者もホームベーカリーが気になっていたのですが、コメントをくださったかたと同じ顛末になりそうな予感です。
「干したまま使えるアイロン。結局シワシワなままで、全然使えなかった。安いものは全然ダメだと思った」(34歳・主婦)
アイロン台を出して、アイロンを温めて…となるとかなり手間がかかるため、干したまま使えるスチームアイロンはとっても便利! …なはずなのですが、機能性があまり備わっていないものもあるよう。お値段と機能性のバランスがいいものをリサーチする必要がありそうですね。
もちろん、買って正解だった家電も!
家電の買い物には、失敗だけでなく成功体験も。そこで、女性たちに「買ってよかった家電」についても聞いてみました!
「布団乾燥機。布団の中が暖かいってこんなに幸せなんだと、毎日噛み締めています」(32歳・会社員)
「布団乾燥機はノミやダニも退治できるので、ペットを飼っている人にはとくにおすすめ」(40歳・その他)
コメントがもっとも多かったのが「布団乾燥機」でした。日当たりが悪い、花粉がつくなどの理由で布団をあまり外に干せないかたは、布団乾燥機を活用するといいかも。筆者も愛用しているのですが、個人的にはダニ退治の機能が備わったものがおすすめです!
「ドラム式洗濯機。乾燥までしてくれて、しかもフカフカで、干す手間がなくなる。もうなくてはならない家電」(40歳・主婦)
「ドラム式洗濯機。乾燥機能が優秀なので、おしゃれ着以外は干す必要がなくなったし、干すタイミングを考えなくていいからすごく楽! 冬は干すときに手が冷えてしんどかったので、解放されて嬉しい」(31歳・主婦)
次に多かったのが「ドラム式洗濯機」。とくに乾燥機能が秀逸だというコメントを多くいただきました。たしかに冬は濡れた洗濯物を干すだけで手がキンキンに…。春になったらなったで、花粉が気になって外に干したくないかたもいることでしょう。1年を通してよさを実感できそうですね。
「大型冷蔵庫。自炊しようという気になる」(37歳・会社員)
「ライスポット。美味しいお米が炊けるのはもちろん、低温調理が得意なので、煮物なども抜群に美味しくできる。料理の幅が広がりました」(44歳・主婦)
料理の幅が広がると、自炊への意欲がグッと湧きますよね。筆者も一人暮らし用の冷蔵庫から家庭用の大きなサイズに買い替えた時は、これまでになく料理に目覚めていました!
「コードレス掃除機。買ってよかった家電ナンバーワン。軽くて小さいのがポイントで、手軽なので掃除機を毎日かけるようになった」(34歳・主婦)
毎日のように使うかたであれば、掃除機の質はとても重要なポイント。ゴミをなかなか吸わない掃除機でストレスを溜めるより、吸引力や軽量化に優れたものを快適に使いたいものですね!
これから狙っている家電は?
最後に、「いま欲しいと狙っている家電はありますか?」と質問してみたところ、以下のような家電が挙がっていました。
- 機能性の高いドライヤー
- ロボット掃除機
- 除加湿できる空気清浄機
- 食器洗浄機
- 炙り焼きのできる電子レンジ
挙げてくれたのは、QOLが上がりそうなアイテムばかり。筆者も欲しい家電がたくさんあるため、徐々にゲットしていきたいです!
失敗を次に活かして、満足のいく買い物を!
これまで家電の買い物で失敗したという人も、後悔しなくて大丈夫! その経験を活かして、次はもっといい買い物ができるはずです。
とくに大きな家電を買う時は、リサーチ量が要になることも。ぜひ女性たちの意見も参考にしながら、ご自身の生活に合った家電を見極めてみてくださいね。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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文・比嘉桃子