そのバッグ、コーデから浮いてるかも… 40代ファッションライターが実践する「バッグの選び方」 – 文/桐生奈奈子 | anan Beauty+

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新年度・新生活をスタートさせる人の多い春。心機一転の気持ちをこめて春にバッグを新調しようと検討している方もいるのではないでしょうか。今回は黒パンツのコーディネートにマッチしたバッグの色や形について、40代ファッションライターの筆者がご紹介します。コーデから浮かず、本当に自分が使いやすいバッグを見つけてみてください。

使うシーンを想定してバッグのサイズを選ぶ

©桐生奈奈子

バッグを選ぶとき、どんなことを基準にしていますか? お仕事用のバッグを新調したいなら書類の入るサイズを前提にして選ぶ必要があります。また、長財布を使うのであれば、ミニサイズだと難しい……ということもありますよね。そのサイズの中から、色や形、デザインを選んでいきましょう。ちなみに筆者は長財布を持っているので、小ぶりなサイズのバッグでも長財布が入る大きさまでに絞っています。

黒コーデ・モノトーンコーデが多い人には「白バッグ」

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万能ともいえる白バッグからピックアップ! 白バッグは、淡いコーデになじませることもできれば、モノトーンコーデ、黒コーデのアクセントにもなります。アクティブなスニーカーに合わせてキリリとした変形フォルムの白バッグを選んでみました。

白バッグはダメージに強い合成皮革がおすすめ

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白バッグは雨やスレなどのダメージが目立つため、レザーよりも合成皮革の方が、長い間使ってもきれいに見えると思います。真っ白な白よりも、少し黄色を帯びたクリーム色の方が、幅広いコーディネートになじみやすいでしょう。

定番服が多い人は「個性派バッグ」

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黒パンツにトレンチコート、定番カラーでコーディネートをまとめた場合は、フォルムがユニークな小さめバッグでアクセントを。今回黒バッグにしましたがカラーバッグ、メタリックバッグでも可愛いと思います。また、注目されているハーフムーンバッグやバニティバッグなど、フォルムに存在感のあるトレンドバッグを取り入れるのも素敵です。

甘めデザインはシックなカラーをチョイス

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小ぶりなバッグこそ、遊び心のあるデザインを取り入れるとコーディネートが華やかになります。こちらはフリルが入ったデザインなので、シックなカラーと少しラフに見えるリネン素材をチョイスしました。

きれいめコーデが多い人は「ブラウンのバッグ」

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きれいめコーデ、上品なブラウスなどが好きな方は、ブラウンのバッグがおすすめ。黒よりハードに見えず柔らかな雰囲気で身につけることができます。

筆者の場合、ラメの入ったレディライクなニットとブーツで少しきれいめなコーデにしたときは、ブラウンのバッグを持つのがマイルール。また、大きめサイズのバッグを選ぶときは、バッグの存在感が出すぎないように注意しています。雰囲気が柔らかくなるブラウンバッグのほか、アイボリーのキャンバストートやラフィアバッグも持っています。

大きめバッグは大胆なカットワークで軽さをアピール

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こちらの肩掛けもできる大きめなトートバッグは、大胆で美しいカットワークが視線を集めるデザインを愛用。大きなサイズでもカットワークが大きい分、ボリュームが出すぎません。

同じ黒パンツでもバッグの選び方次第で印象が変わる

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バッグは少数精鋭で絞っているのですが、今手元に残っているのはどれも使えるものばかり。それぞれのコーディネートを見比べると、同じ黒パンツでもバッグを変えることで印象が違って見えるのがわかるのではないでしょうか。無難なスタイルになってしまった、上品にしてみたいなど、コーディネートのブラッシュアップをバッグに託してみませんか。

筆者情報

桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111

文/桐生奈奈子

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/95619/

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