後悔しない部屋探しのコツとは?【女性約100に聞く】内見時にチェックすべき7つの項目 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人調査

物件選びって他の人の本音を知る機会がなかなかないですよね。今回は、ライフスタイルに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「物件選び」をテーマにアンケートを実施。女性たちの実態を調査しました!

「物件選び」をテーマに、女性たちの実態を大調査!

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

anan Beauty+ clubに所属する女性たちは、今住んでいる物件や物件選びに関してどのように考えているのでしょうか。今回は女性たちに、3つの質問をしてみました。

Q. 今まで住んだ家に不満を感じたこと、大変だったことを教えて!

まずはanan Beauty+ clubに所属する女性たちに「今まで住んだ家に不満を感じたこと、大変だったこと」について聞きました。

「狭かったことが不満だった」(33歳・フリーランス)

「エアコンをつけても寒い」(37歳・会社員)

「吹き抜けのおしゃれな北欧風の賃貸に住んだことがありますがすごく寒かったです。吹き抜けではなく、ちゃんと天井がある普通の家が一番だと思いました」(40歳・専門職)

「北側に住んでいたからか、天井にカビが生えやすかった」(34歳・主婦)

「マンションの3階で、上の足音が響いた」(37歳・会社員)

「スーパーが近くになくて辛かった。コロナ禍だったのであまり外出できず、まとめ買いしたあとは重い荷物を持って帰るのが大変でした」(32歳・フリーランス)

「和室は家具が置きにくくて自分のライフスタイルに合わないなと思った」(44歳・主婦)

「隣にマンションが建って急に日陰になってしまった」(40歳・会社員)

今まで住んでいた物件に対して何かしらの不満を抱えていた人は多いようです。住んでいると慣れてくるかもしれませんが、部屋が狭いと物が溢れてしまうし、寒いと体調を崩しやすくなるし、騒音があるとイライラしますし、利便性が悪いと生活がしづらいなどなど…。嫌だなと感じてしまう気持ちに筆者も共感します。

今回のアンケートでは、住んでいた物件に関して不満がゼロの人はいない結果になりました。

Q. 家の内見をするときに、絶対にチェックすることを教えて!

続いては「家の内見をするときに、絶対にチェックすること」について。回答が多かった7つをピックアップしました。

日当たりがいいか

「日当たりが悪いと気持ちが沈みがちになってしまうので」(32歳・会社員)

「日当たりが悪いと気分が落ちるので重視しています」(37歳・専門職)

「暗い部屋は寒くなるし湿気がすごそうだから」(33歳・フリーランス)

太陽を浴びると、気分がよくなったり、目覚めがよくなったりすることってありますよね。日当たりが悪いと、洗濯物が乾きにくい、寒いなどの物理的な不便さだけではなく、気持ちが沈んでしまいやすいなどメンタル面でデメリットだと感じている人が多かったようです。

水回りに清潔感があるか

「水回りは清潔感があって掃除しやすいカタチだと嬉しい」(32歳・会社員)

「水回りは掃除してもキレイと感じないところはテンションが上がらないので」(39歳・派遣社員)

掃除がしにくいユニットバスや、築年数が古い水回りだと、選びたくないと感じる女性は多いようです。築年数が古くても清潔感があり、バストイレ別など広々とした水回りなら問題ないのかも。筆者も、水回りは特に清潔感がないと、見るだけでテンションが下がってしまいます。

立地がいいか

「マンションの最大のメリットは立地を選べることだと思うから」(44歳・主婦)

勤務先からあまりにも遠い立地だと、毎日の通勤だけでも辛くなってしまう可能性大。ただ、駅から近いのかどうか、実家に近いか、保育園が近いか、都心にでやすいかなど、"立地のよさ"といっても人それぞれではあります。

自分にとって心地いい周辺環境かどうか

「周辺環境が充実していたほうが便利だから」(37歳・専門職)

「ゴキブリが大嫌いなので、周辺環境が清潔かどうかは必ず確認します」(37歳・会社員)

「近くのコンビニがトイレを貸しているかをチェックするようにしています。治安のいい地域であれば、トイレが自由に使えると聞いたことがあります」(34歳・主婦)

"近くのコンビニがトイレを貸しているかをチェック"って面白い! 珍しいチェックの仕方ですが、確かに治安が悪い地域って公共のトイレが封鎖されていることが多いですから一理あるかも。住みたい物件の中だけでなく、周辺環境についても、自分にとって心地いい場所なのかをチェックすることが大切です。

宅配ボックスの有無

「仕事柄、荷物が届くことが多いので宅配ボックスがないと大変なことになると思うから」(32歳・会社員)

Amazonや楽天などネットで買い物する頻度が多い人は、宅配ボックスがない物件に住んでしまうと不便なだけでなく、宅配業者にも迷惑がかかってしまう懸念も。筆者の家も、毎日何かしらの荷物が届くので宅配ボックスがない物件はきついかなと思います。ただ、家以外で受け取れるサービスを利用するという方法もありますね。

リビングの広さ

「リビングにいる時間が多いのでリビングが広いことはマストです」(37歳・専門職)

「リビングが狭いのは耐えられない。常にそこにいるからリビングが狭い家は選びません」(40歳・専門職)

家のなかで1番多く過ごすのがリビングという人は多いですよね。ですがリビングが狭いと、ゆっくり快適に過ごしづらい。筆者の家はリビングが狭すぎて、リビングでテレビを見ながら運動をしたいなと思うのですがスペースがなくてイライラすることがあります。

キッチンのコンロの数

「コンロが少ないと炊事が大変だから」(37歳・会社員)

料理を頻繁にする人にとっては大切な、キッチンのコンロの数。1つでは同時に料理が進めにくいので、せめて2つは欲しいという人が多いのではないでしょうか。家で料理をする人は、内見の際はコンロの数についても忘れずにチェックしておいた方がよさそうです。

Q. 今住んでいる家が、もっとだったらな~という希望ってある?

続いては「今住んでいる家に不満があり、もっとだったらな~という希望があるか」について聞きました。

「収納がもっとあればいいのにと思います」(26歳・会社員)

「床が冷たいから床暖房が欲しい」(37歳・会社員)

「木造だからか、上階の音がうるさい。もっと広い家に住みたいです」(40歳・主婦)

「防寒剤が入っているのか疑うくらい寒い。もっと家があたたければいいなとは思う」(35歳・会社員)

「天井が低いのが不満。次に引っ越すなら天井が高い家に住みたい」(37歳・専門職)

「追い焚き機能が欲しい」(37歳・会社員)

どのコメントにも共感できますね。どうしても希望を叶えたいなら引越しを検討するのもありでしょう。前住んでいた家にはあった機能や設備が、今住んでいる家に備わっていないことで残念に感じてしまう人もいるようです。

筆者は現在、前に住んでいた家より狭い家に住んでいますが、前の家にはついていなかった床暖房と追い焚き機能がついているので快適です。自分にとって譲れない条件は何か、妥協してもOKなことは何かを見極めることが、物件探しをするうえでは大切なのかもしれません。

自分に合う物件なのかを、じっくり見極めよう

いかがでしたか。物件探しは、自分は何を重要視するのかを慎重に考えることが大切。今回のアンケート結果、物件探しをしている人こそ、女性たちの回答をぜひ参考にしてください。

<筆者情報>

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。

(C)ken-map/Adobe Stock

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/95361/

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