私たちが普段何気に使っている“お財布”。お金に関する運気を司るという意味では、ダイレクトに金運に結びつくアイテムだと言えます。あなたのお財布はお金を呼び込む力を秘めているでしょうか、それとも…? 今回は運が良い人、悪い人が持つ「財布の共通点」をご紹介します。
浪費財布か蓄財財布か!? 色と素材、形状選びを間違えないで
財布は選び方によって、金運をもたらすのか、吐き出すのかが概ね決まるとされています。運が良い人の財布を見ると、蓄財をもたらす深緑色や、浪費を抑える白色であることが多いと言えます(金色は諸説あり)。反対に、火の気を強くしてムダ遣いを促す(=お金を燃やす)赤色や、決断力を鈍らせるグレーは浪費財布とされるカラーです。
素材は革製品が良いでしょう。クロコダイルやパイソンはお金を捉えて離さず、牛革や鹿革は豊かさと蓄えをもたらすと考えられています。反対に、合皮やビニール製の財布は、お金が呼吸できずに気が循環しないという説も。
形状は、やはり長財布がおすすめです。その理由は、お札を折り曲げず真っすぐに使うことができるため。二つ折りの場合は、必然的にお札にダメージを与えてしまいますよね。お札は自分を大切にしてくれるお財布に集まってくるとされるため、二つ折りよりも長財布がベターです。
財布の中は“神様の住む場所”と思って整理整頓を
どんなに良い財布を使っても、お金に愛されないケースがあります。それは財布の中でやってはいけない3つのタブーのどれかをおかしているとき。そのタブーとは、「カードやレシートでギチギチ」「小銭がたくさん入っていてパンパン」「お札の向きがバラバラ」の3つです。
お金はたくさんの人たちの手から手を渡り歩いて、私たちのところへやってきてくれます。だからこそ、お金を手元に留め置くには、居心地の良い環境にしておくことが重要です。運が良い人のお財布は実にシンプル。余計なものを入れず、小銭は別の小銭入れで管理したり、お札の向きが上下・裏表揃っていたりすることが多いです。財布を「神様の住む場所」と思って整理整頓していれば、金運はおのずと上向きになるでしょう。
財布にも寿命がある! 買い替え時期の目安は“3年未満”
どんなにお気に入りの財布だからといって、それを後生大事に使い続けるのはNG。実は財布にも私たちと同じく寿命があるとされており、寿命はお金を呼び寄せる財布自身の生命力とも言えます。
財布は使い続けていればいるほど、お金が外から運んでくる邪気にあてられ、へたってくることも。どんなに丁寧に扱っていて見た目は綺麗でも、財布のエネルギーが損なわれてはお金を呼び込めません。
運のいい人は最短で1年、最長でも3年未満のスパンで財布を買い替えていることが多いです。一方、運の悪い人は同じ財布をずっと使い続けている傾向が。金運が悪いと感じるようなら交換する思い切りも肝心と言えます。役目を終えてくれたお財布は、塩で清めてから感謝して処分するようにしましょう。
お金を集める潜在能力を開花させる!
財布の選び方に注意し、中身の整理や買い替えのサイクルを意識していれば、自然と金運アップに繋がるはず。ここでもう一押し、運のいい人がやっている“儀式”を取り入れてみましょう。それは財布の「潜在能力の開花」です。財布はお金を呼び寄せるパワーを持っているとされており、その力を最大限に発揮できる状態にしてから使うのが、金運をさらに高める秘訣と言えます。
まずは、一粒万倍日や寅の日・巳の日などの開運日に、お金がめぐるタイミングで財布を買い替えること。そして、その財布に可能な限り多めにお札を入れておくことです。新調した財布はすぐに使わずに、3週間ほどは押し入れなどの暗い場所で眠らせておくのもポイント。入れたお札の分だけ財布が力を蓄え、ポテンシャルを発揮してくれるでしょう。使い始める日は、先に挙げた“開運日”を選ぶと言うことなしです。
まとめ
お財布の中身は、その持ち主自身を表すとも言われており、お金に対する価値観や使い方が見えてくるとされます。金運に恵まれない人と恵まれる人との差は、お財布を見れば一目瞭然かもしれません。そのくらい、お財布にはその人となりが現れやすいと言えるのです。これまで金運にツキが無いと感じていた人も、お財布とお金の扱い方を変えるだけで、運の流れは大きく変わるはずですよ。
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筆者情報
脇田尚揮
占心行動学創始者。(株)ヒューマンライフ出版代表取締役社長、ミンストレールCEO、大学・高校講師。経営コンサルタント、心理カウンセラー、権僧都職僧侶として活動。会社顧問として占い鑑定を業とする。現在、政治家相談役・企業顧問30社担当、経営・占術にまつわる資格80種保有。著書は『生まれた日はすべてを知っている』他10冊。テレビ出演も多数。Youtubeチャンネル「尚德の運・縁・法・心」にて2024年の運勢配信中。
文/脇田尚揮