自律神経を整えて心を穏やかに♡「春の不調改善レシピ」があった!

ボディケア
がきたのに、なんだかだるい……」

「毎年、不調を感じる……」

このような方は多いのではないでしょうか。

は、一日のなかでの気温差が大きく、自律神経が乱れやすい季節です。

自律神経が整っていないと、だるさやめまいなど、さまざまな不調があらわれます。

今回は、自律神経の安定に役立つ薬膳レシピをご紹介します。

春の不調を予防する旬の食材をチェック

まずは、春の体調不良を予防するのに役立つ、おすすめの食材をご紹介します。

春キャベツ

春キャベツ
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3月〜5月に旬を迎える春キャベツ。

巻きがゆるく、柔らかくてみずみずしいのが特徴です。

キャベツに含まれる「ビタミンU」は、胃粘膜を保護し、胃酸の分泌を抑える作用があるので、胃もたれや胃痛を予防できます。

ビタミンUは、別名「キャベジン」といわれています。

薬膳の考えでも、キャベツは胃の働きを助ける食材として知られています。

食性は「平性」で、体を温めたり冷やしたりせず穏やかな性質を持っているため、冷え症の方にも安心な食材です。

春菊

春菊
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春菊は、春に花をつけることからこの名が付けられました。

春菊には独特の香りがあり、その香りの成分は自律神経の安定に役立ちます

薬膳の考えでも、「春菊の香りにはリフレッシュ効果があり、気持ちを安定させる」とされています。

また、胃腸の働きを整えたり、咳やたんを抑えたりする効果があるといわれています。

カブ

カブ
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カブの旬は春と秋の2回あります。

春カブは、肉質が柔らかでみずみずしいのが特徴です。

カブにはアミラーゼという消化酵素が含まれています。

アミラーゼは、でんぷん質の分解をスムーズに行い、胃もたれや胸やけを改善する効果が期待できます。

薬膳の考えでも、カブは胃腸の冷えに最適な食材とされています。

自律神経の乱れによる胃痛や、胃が重たいといった症状に向いています。

春の不調改善! 旬の薬膳レシピ

続いて、春の不調対策におすすめの、薬膳レシピをご紹介します。

春菊と小カブ、生ハムのサラダ

サラダ
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春によく出回る小カブに、春菊と生ハムを合わせたサラダです。

材料(約2人分)
  • 春菊      約100g
  • 小カブ     2個
  • 生ハム     約50g
  • 塩胡椒     少々
  • オリーブオイル 大さじ1
  • レモン     半分
作り方
  • (1) 春菊は5センチ幅に切る。水にさらして5分程度おき、ザルにあけて水気をとる。
  • (2) 小カブは茎を切り落とし、半分に割ってからスライサーで薄く切る。
  • (3) 生ハムは食べやすい大きさに切る。
  • (4) (1)と(2)をオリーブオイルで和えてお皿に入れる。
  • (5) (4)に(3)を盛り付け、塩胡椒をふって軽く混ぜ、レモンを絞ってできあがり。

春の小カブは皮まで柔らかいので、むかずに食べられます。

塩胡椒をする前にオリーブオイルで和えることにより、春菊や小カブがパリッと仕上がります。

レモンはレモン汁でも代用できます。

2‐2.鶏むね肉と春キャベツのレンジ蒸し

レンジ蒸し
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春キャベツに鶏むね肉を合わせ、トマトでさっぱりと仕上げた一皿。

電子レンジで加熱するので、簡単に作れます。

材料(約2人分)
  • 鶏むね肉    1枚
  • 春キャベツ   約1/6玉
  • トマト     1/2個
  • 塩       小さじ1.5
  • 生姜すりおろし 小さじ2
作り方
  • (1) 鶏むね肉は半分に切り、繊維を断ち切るように削ぎ切りにする。
  • (2) 春キャベツは5センチ角に切り、トマトは1センチ幅程度の食べやすい大きさに切る。
  • (3) 耐熱皿に(1)と(2)を入れ、塩、生姜すりおろしを加えてよく混ぜる。
  • (4) ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで約4分間加熱する。
  • (5) 粗熱が取れるまでラップをしたまま、余熱で火を通してできあがり。

電子レンジの加熱時間は適宜調整してください。

鶏むね肉は加熱しすぎると硬くなりやすいので、余熱で火を完全に通すのがおすすめです。

自律神経の調整には漢方もおすすめ

漢方
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「毎年春は体調不良になるので、体質から改善したい」

「春はだるくて疲れやすい日ばかりで、つらい」

自律神経の乱れによる春の不調には、漢方薬を使用したアプローチもおすすめです。

自律神経の乱れを引き起こす原因として、気候や気温の変化以外にも、ホルモンバランスの乱れやストレス、緊張、過労などが考えられます。

自律神経の乱れに対しては、

  • ホルモンバランスを整える
  • 気分の落ち込みを改善する
  • 血流をよくして自律神経の乱れを整える
  • 消化・吸収機能を改善してからだの内側から心を元気にする
といった生薬を含む漢方薬を選び、根本改善を目指します。

漢方は心とからだ全体のバランスを整えるので、自律神経の乱れの改善を得意としています。

自律神経が整うことで、睡眠の質が良くなったり、春の不調に悩まない体質を手に入れたりすることもできます。

毎日忙しい大人女子が、規則正しい食生活やジョギング、筋トレなどを続けて健康を維持することはとても大変ですよね。

その点、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、健康法としても簡単に続けられるでしょう。

以下に、自律神経の乱れでお悩みの方におすすめの漢方薬をご紹介します。

<自律神経の乱れでお悩みの方におすすめの漢方薬>

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

気(エネルギー)を補うことで、気力や体力を回復させ、疲労倦怠、食欲不振に用いられます。

体力がなく、疲れやすく胃腸の働きが弱い方に向いています。

​​十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

気(エネルギー)、血(栄養)を補うことで、胃腸の働きを高めて、貧血を改善し、疲労回復、虚弱体質などに用いられます。

皮膚や粘膜が白く、やせて貧血しており食欲のない方に向いています。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬にはさまざまな種類があります。

自分に合ったものを飲まなければ十分な効果が得られないばかりか、場合によっては副作用が生じることもあります。

自分に合う漢方薬を選ぶには、漢方に詳しい薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

あなたの症状や体質に合うパーソナルな漢方薬を、お手頃価格で自宅まで郵送してくれる「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。

体質診断から漢方薬の購入までスマホ1台ですべて完結でき、家にいながら専門的なサービスを受けられます。

漢方医師による定期的な経過観察もあるので、効き目を見ながら処方薬の変更も行えます。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21243ze0kire0061

気持ちよく過ごして、春を楽しもう!

春
出典:shutterstock

自律神経が乱れやすい春ですが、さまざまな対策をすることで気持ちよく過ごせる可能性があります。

春の不調予防におすすめのレシピは、とても簡単です。

ぜひ試してみてくださいね。

また、根本的に体質改善をしたい方は漢方薬を使うのもひとつの手段です。

そのときは、薬剤師をはじめ、身近な信頼できる人に相談してください。

自律神経を安定させて、穏やかに春を楽しみましょう!

<この記事を書いた人>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘル-youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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