「30代だけどもらってます」【女性約100人調査】実は知らない”大人のお年玉”事情 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人調査

お年玉って毎年あげていますか? もらっていますか? 今回は、ライフスタイルに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「お年玉」についてリサーチ。大人になってからどれくらいのお年玉の額を誰にあげているのか、どのくらいもらっているかなど、女性たちの本音と経験談を聞きました。

「お年玉」をテーマに、女性たちの実態を大調査!

©市岡彩香

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずはanan Beauty+ clubのメンバーに「毎年、お年玉を誰かにあげているか」について聞いたところ「YES」と回答した人が53.8%、「NO」と回答した人が46.2%の結果に。ほぼ半数の人が、毎年誰かしらにお年玉をあげているようです。

続いて「YES」と回答した女性たちに、誰にあげているのか具体的に聞いてみると、


親戚の子 100%
我が子 14%
友だちの子 0%
祖父母 0%
親 0%
兄弟 0%
姉妹 0%
後輩 0%

※複数回答可

あげている人のうち全員が「親戚の子」にあげていました。甥っ子や姪っ子など、親戚の子とお正月に会う機会があるからあげているという人は多いのかも。お正月に会うなら「お年玉をあげるべきかな…」と一度は思うものですよね。筆者も子どもはいませんが姪っ子がいるので、気持ちばかりのお年玉をあげています。祖父母や親にあげている人は意外にも0人という結果に。

誰にいくらあげてる? 

続いては「YES」と回答した人に「誰にいくらあげているか」についても聞いてみました。

「高校生の甥っ子に1万円、小学生の姪っ子に5千円」(42歳・主婦)

「中学生、高校生の親戚に5千円。小学生の親戚には3千円。それ以下2千円」(39歳・主婦)

「幼稚園の甥っ子に千円」(34歳・専門職)

「親戚の子に千円程度」(33歳・会社員)

「親戚の子が4歳。千円あげています」(34歳・会社員)

「6歳の親戚に5千円」(28歳・会社員)

年齢が上がるにつれ、あげる額も多くなってくるようです。高校生の甥っ子に1万円をあげているとはすごい! 多いか少ないかはそれぞれの価値観ですが、筆者はケチなので、万単位のお年玉はあげたくないかも…。ですが、もらう側としては絶対に嬉しいですよね。

小学生以下の子どもにいくらあげるかも難しいところ。あげすぎもよくない気がするし、少なすぎても喜ばれない。今回のリサーチでは、小学生以下には「千円」をあげているという回答が1番多い結果となりました。確かにちょうどよいかも!

お年玉の最高額は30万円!?

©市岡彩香

続いて女性たちに「今、あなた自身は誰かからお年玉をもらっているか」についても聞いてみたところ「YES」と回答した人が15.4%の結果に。大人になった今も、もらっているという人は少数派のようです。筆者は大学卒業の22歳までもらっていましたが、社会人になってからいつの間にかもらえなくなりました。

続いて「YES」と回答した女性たちに、誰にいくらくらいもらっているのかについて聞いてみると、

「祖母が1万円、今でも毎年くれる」(31歳・専門職)

「母が毎年くれます」(39歳・自由業)

毎年1万円をもらっているとは、おばあちゃんが素晴らしすぎる…。続いて女性たちに「子どもの頃を含めてもらった最高額はいくらですか?」と聞いてみると、

「22歳くらいのとき、祖父が10万円、叔母が5万円、従兄弟が5万円…とたくさんもらって合計30万円くらいになって驚きました。全部貯金した記憶があります」(31歳・専門職)

「20歳の時に5万円くらい。最後だよと言われたのを覚えている」(36歳・専門職)

「親戚がたくさんいたので、子どものころは新年会で合計10万円くらいもらっていました」(35歳・会社員)

「小学生の頃はバブル期だったのでご近所の人も目が合えば皆お年玉をくれた。親戚からのお年玉とかき集めて毎年2〜3万程度になっていた」(42歳・主婦)

合計30万円とは、人によっては月収並みの金額ですよね。羨ましい限りです。ですがお年玉をもらうということはお正月に直接会うということですし、親戚同士が仲が良いからこそなのかもしれません。

「小学生の頃はバブル期だったから、近所の人からもらえた」という回答も。さすがバブル! 筆者はアラサーですが近所の人からお正月の挨拶はあっても、お年玉をもらったことはないです。景気がいいって素晴らしい。近所の子どもに気軽にお年玉をあげれるほど、豊かになりたいものです。

子どもの頃のお年玉にまつわるエピソードを教えて!

続いては「子どもの頃のお年玉にまつわるエピソード」についても教えてもらいました。

「子どもの頃はしっかり貯金していたつもりが、親にすべて使われていた。知ったときは悲しすぎました」(31歳・会社員)

「そういえば、全部親に預けてたけど、いまだに預けっぱなしでした(たぶん返ってこない…笑)」(34歳・主婦)

「ママからのお年玉はなぜかあみだくじでした。なんか兄弟平等にするためとかだったかな?」(33歳・会社員)

「小学生の頃は姉のほうがたくさんもらっていて悲しかった記憶があります。お年玉は自由に使えたのですが、ある程度貯金していてあまり使わなかった気がします」(31歳・専門職)

「親が厳しくて、全部貯金しなければといけないと思って育ちました。ですが、破天荒な姉は貯金せずに全部使っていたことを大人になってから知りました」(40歳・専門職)

「お年玉をもらっても、母が貯金していて何も嬉しいと思ったことがなかった。ですが、大学生になって全てのお金をもらった。本当に助かった」(39歳・専門職)

「小さい頃はお年玉をもらうと母親に預けていて、知らないうちに貯金されていた」(40歳・会社員)

「お年玉で福袋をよく買っていた。ショッピングモールの初売りなどで使い切りほとんど残らなかった記憶」(42歳・主婦)

子どもの頃のお年玉の権限は、親にあったという人が多いようです。親が大事に貯金してくれていたり、親が貯金してくれていたけど行方がいまだに分からないという人まで、さまざまな回答結果が集まりました。親が使っていたら悲しすぎますが、自分が親だったら使ってしまうのでしょうか…親になってみないとわからないのかも!?

お年玉は、初売りのセールやお年玉に使っていたという回答に共感。子どもの頃にお年玉で買う福袋って、それだけでワクワクするんですよね。懐かしい!

2024年のお年玉はどうなる?

いかがでしたか。子どもの頃は当たり前に“もらう側”だったのが、いつの間にか“あげる側”になっていて時の流れを感じます。2024年のお正月は、お年玉をいくらあげるのか、誰にあげるのか、楽しみながらお正月を過ごしましょう!

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。KALDIやシャトレーゼなどに詳しく、週7で自炊をするグルメ女子。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。フード、取材記事をメインに執筆中。

(C)chapinasu/Adobe Stock

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/92386/

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