みなさんは、朝ごはんを食べていますか? おにぎりやパンを食べるという人もいれば、ドリンクで済ませたり、忙しくて何も食べられなかったりという人もいるかもしれません。毎日朝食を用意するのは、なかなか大変ですが、食べないと1日元気が出ませんよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、どんな朝ごはんを食べているのか、リサーチしました!
朝ごはんを食べる派?食べない派?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、朝ごはんを食べるか聞いたところ、69%の人が「食べる」と回答しました。「時間に余裕がある時だけ食べる」と回答した人は16%で、毎日とはいかないまでも、8割以上の人が朝ごはんを食べる習慣があるようです。「ほとんど食べない」と回答した人は15%で、「朝は食べない派」と回答した人はいませんでした。
それぞれ、理由も教えてもらいました。
食べる
「食べないと元気が出ない」(35歳・会社員)
「お通じが来る。今の季節は、熱中症予防のため」(40歳・主婦)
「家族が必ず朝食を食べるので、自分も一緒に食べる習慣になった」(44歳・主婦)
朝ごはんを食べないと元気が出なかったり、体の調子がよくなかったりするというコメントが目立ちました。私も、お腹が空くと集中力がなくなって、お昼まで元気に活動できない気がします。また、健康の目的以外にも、朝ごはんをしっかり食べたほうが、太りにくい気がすると、ダイエットを意識している人もいました。
時間に余裕がある時だけ食べる
「できるだけ食べたいので、時間がある時は食べる」(36歳・会社員)
「本当は毎日食べたいけれど、なかなか時間が取れない」(32歳・会社員)
時間に余裕がある時だけ食べるという人の多くは、本当は毎日朝ごはんを食べたいという思いを抱えているようです。私も、できれば毎日しっかり食べたい派なのですが、朝は何かとバタバタしていて、ごはんの準備まで手が回らずにいます。上げ膳据え膳の実家暮らしでは、朝ごはんは欠かさなかったのですが…。
ほとんど食べない
「お腹が空かない」(36歳・専門職)
「そもそも食べる時間がないが、あるとしても食べない習慣がついてしまっていて、あまり食べる気になれない」(35歳・会社員)
ほとんど食べないという人たちは、朝はお腹が空かなかったり、朝ごはんを食べる習慣がなかったりというケースが多いようです。確かに、私も起きてすぐは、あまり食欲がありません。ただ、身支度をしているうちにお腹が空いてきますし、朝ごはんを食べないと、お昼までもたないので、できるだけ食べるようにしています。
定番メニューは意外に豪華
多くの人が、しっかり朝ごはんを食べているということですが、具体的なメニューはどんなものなのか、教えてもらいました。
「ごはんと納豆。トーストに少しのチーズとマヨネーズ」(37歳・会社員)
「ごはんと味噌汁。たまに納豆や漬物」(35歳・会社員)
「トースト、目玉焼き、サラダなど」(44歳・主婦)
朝はバタバタして、あまり時間がないかと思いきや、意外にも火を使って調理したメニューが多く挙がりました。個人的には、ごはんと味噌汁があるだけでも、十分豪華なメニューに感じますが、みなさんサラダなどの副菜なども食べていて、すごいです! 多い人は、4~5品用意していました。
ごはんやトースト以外にも、こんなメニューが人気でした。
「グラノーラとヨーグルト」(36歳・会社員)
「ヨーグルト、プロテイン、バナナ」(33歳・無職)
「モモやキウイなどの季節のフルーツ、ヨーグルト、キヌア、オートミール」(40歳・専門職)
ヨーグルトやフルーツを食べるという人も多くいました。火を使わず、手軽に用意できますし、あまり食欲がないという時でも食べやすそうですね。
寝坊した時のクイック朝ごはん
朝ごはんを食べたいと思っていても、寝坊してしまったり、遅刻しそうになったりすることもありますよね。そんな時、朝ごはんはどうしているのか、聞いてみました。
「お菓子など、何かしら食べられるものを食べる」(36歳・会社員)
「とりあえずヨーグルトドリンクだけは飲む」(41歳・自営業)
「青汁やカフェオレなどの飲み物でやり過ごす」(44歳・主婦)
お菓子やドリンクなど、何かしら胃に入れるというコメントが多く集まりました。出かける準備をしながらでも食べられる、手軽さが支持を集めています。私は、おやつ用にストックしている、干し芋や小さなバームクーヘンを食べることが多いです。
一方で、自宅での食事は諦めるという人たちもいました。
「さっと買えそうなところがあれば、おにぎりなどを買ってから行く」(37歳・会社員)
「食べずに、コンビニでコーヒーを買って向かう」(33歳・無職)
通勤途中のコンビニなどで、おにぎりやパンなどを買って、職場で朝ごはんを食べるという人も多いです。確かに、ひとまず移動を終えてしまったほうが、落ち着いて食事ができるので、いいかもしれませんね。
手軽で腹持ちもいい、お助け朝食
みなさん、何とか朝ごはんを食べるように意識していますが、本当に時間に余裕がない時もあるはず。そんな時のお助け朝食について聞いてみました。
「バナナ、ヨーグルト、チョコ」(36歳・会社員)
「ゼリー」(38歳・会社員)
「カップスープや野菜ジュースを、準備の合間に飲む」(37歳・会社員)
「プロテイン。なんだかんだお腹にたまる気がする」(32歳・会社員)
さまざまなお助け朝食が集まりましたが、特にドリンク類に頼る人が目立ちました。その中でも、栄養価が高めで、お腹にたまりそうなものを選んでいる人が多いようです。私は、ゼリー飲料をストックしています。
ほかには、こんなものを用意している人も。
「冷凍ご飯、冷凍パン」(35歳・会社員)
「冷凍の肉まんや、焼きおにぎり。レンジでチンして、すぐに食べられるものは常備しておく」(44歳・主婦)
冷凍食品は、忙しい朝の強い味方ですね。レンジであたためるだけで簡単ですし、腹持ちのいい食事がとれるのもいいですね。私も、冷凍食品をもう少しストックしておくようにします。
これなら食欲がなくても食べられる!
毎日しっかり食べようと思っていても、朝は食欲にムラがあるという人も多いのではないでしょうか? 疲れが取れない朝や、食欲がない朝でも食べられる朝食を聞いてみました。
「おかゆ、玉子雑炊」(40歳・主婦)
「味噌汁」(35歳・会社員)
胃に優しい和食メニューが人気ですね。私も子どもの頃、食欲がない朝は、「味噌汁だけでも食べていきなさい」と親に言われてきたからか、今でも味噌汁を食べることが多いです。
ほかには、こんな朝食を挙げる人も多くいました。
「フルーツ」(32歳・会社員)
「バナナ、ヨーグルト」(34歳・主婦)
「冷凍アサイー、バナナ、ヨーグルト、はちみつでスムージーをつくる」(41歳・自営業)
フルーツなら、さっぱりしていて、食欲がない朝でも食べることができそうですよね。特に、手軽で消化もいいと言われる、バナナが人気でした。
朝ルーティーンでシャキッとお目覚め
食事以外にも、朝のルーティーンがありますよね。みなさんの朝習慣を教えてもらいました。
「一息ついたら、カフェラテを飲んで気分転換」(37歳・会社員)
「家族が出払った後は、コーヒーを飲みながらYouTubeを見る」(44歳・主婦)
朝のコーヒータイムを設けている人が多いですね。ニュースをチェックしたり、動画を見たり、みなさんさまざまなことをしていますが、コーヒーを飲みながらであれば、とても優雅で素敵な時間を過ごせそうです。私も、コーヒーの香りを嗅ぐと、1日のはじまりを感じて、元気が出ます。
ほかにも、さまざまなルーティーンがありました。
「犬の散歩に行く」(40歳・主婦)
「窓を開けて、ベランダのメダカとザリガニにエサをあげて、水やりをしながら、自分も日光浴」(34歳・主婦)
「余裕がある日は、パックをしながら日光浴」(32歳・会社員)
家の中でゆっくり過ごすのもいいですが、日光浴も人気です。朝、しっかり太陽の光を浴びると、スッキリと目が覚める気がしますよね。私も、起きたらまず、カーテンをしっかり開けるようにしています。
朝ごはんで充実した1日のスタートを!
朝ごはんリサーチ、いかがでしたか? 何かと忙しい朝を過ごしていると、つい朝食を抜きがちになってしまうこともあるかと思いますが、簡単に食べられるものを、少しでも食べておけば、仕事に集中できたり、1日をより楽しく過ごしたりすることもできるかもしれません。みなさんのアイデアを参考に、ぜひ充実した朝時間を過ごしてください!
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文・高橋あやか