今回は、美容や健康に関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「おひとりさま時間の過ごし方」をテーマにアンケートを実施。普段、どのくらいおひとりさま時間があるのか、おひとりさま時間の過ごし方、誰かと過ごしていてひとりのほうが楽しかったかもと感じたことはあるかなど、女性たちの本音を調査しました。
「おひとりさま時間の過ごし方」をテーマに大調査!
まずは女性たちに「普段、どのくらいおひとりさま時間がありますか?」と質問したところ、
「1日2〜3時間」(44歳・主婦)
「1日の半分くらい」(32歳・フリーランス)
「1日に1、2時間あればいいほう」(40歳・専門職)
「1日2時間くらい」(28歳・会社員)
「平日の昼間9時間くらいはおひとりさまです」(34歳・会社員)
「5時間前後」(36歳・専門職)
など、おひとりさま時間が1日半分以上とれる人がいる一方で、1日に2時間前後と回答した人が最も多いことがわかりました。フリーランスの人は、子どもがいる人や会社員の人よりも多く"おひとりさま"の時間があるようですし、年齢やライフスタイルによっても大きく異なるのかもしれません。
また、1人で過ごすことを心地いいと感じる人もいれば、できれば誰かといたいと思う人などさまざま。自身の考え方によってもおひとりさま時間は変わってきそうです。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
Q. あなたの自宅での「おひとりさま時間の過ごし方」を教えて!
続いては女性たちの「おひとりさま時間の過ごし方」について聞きました。まずは自宅で過ごす場合。
映画館でポップコーンを買って自宅で1人映画鑑賞
「映画館でポップコーンを買ってきて自宅で1人映画鑑賞。誰にも邪魔されない至福のときでした」(28歳・会社員)
誰にも邪魔されずに、自由に気楽に作品に没頭できるって最高ですよね。ポップコーンを食べながら観ることで、自宅でも映画館にいるような特別なひとときに。筆者は映画館では買わないですが、自宅で作ったポップコーンを手に映画を観る派です。
オンラインで興味のあった整理収納アドバイザーの授業を受講
「オンラインで興味のあった整理収納アドバイザーの授業を受けてみた。勇気を出して受けてみてよかったし、理解が深まってとても楽しかった」(44歳・主婦)
おひとりさま時間を習い事に費やすのも素敵。オンラインなら自宅で受けられるので、オフラインよりも気軽な気がします。嫌になったらすぐにやめちゃえばいいですし(笑)。筆者は、英会話のオンライン授業を友人が受けているので気になっているところです。
子どもがいない間にハーゲンダッツアイスを食べる
「家だと掃除しなければと思ったり家事の気になるところが増えてしまうので、外に行った方が休める派。ですが、子どもがいない間に家でハーゲンダッツアイスを食べたときはテンションが上がりました(笑)」(44歳・主婦)
ハーゲンダッツって食べるだけで幸せな気持ちになれますよね。子どもがいる人はおひとりさま時間は特に限られていますから、やることはたくさんあったとしても休むことも大切。ときには自分だけのご褒美にアイスを食べるのも素敵な時間だと思います。
Q. あなたの外出先での「おひとりさま時間の過ごし方」を教えて!
続いては「おひとりさま時間の過ごし方」、外出先の場合についても聞きました。
推しの映画や舞台を観に行く
「推しの映画や舞台は友人と行くのも楽しいけれど、1人で観るのも集中できてとても楽しいです」(44歳・主婦)
推しがいれば、1人でいる心細さなんて吹き飛んでしまうのかも!? 友人に気を遣う必要がないだけでなく、1人だからこそ作品に集中できる楽しさがあるようです。筆者は好きな韓国アイドルのライブに1人で行きましたが、推しが目の前にいる神席だったことを1人で浸れて最高に幸せな時間でした。
夜に1人でウォーキング
「夕食、お風呂の後に1人でウォーキング。何も考えずにのんびりできる時間で癒されました」(37歳・専門職)
夜に歩けば日焼けもしないですし、歩きながらのんびりすることで、頭の中の考えていることも整理される気がします。夕食、お風呂の後の散歩なら、帰宅すれば、あとは寝るだけでいいですから気持ち的にものんびりできそうです。
1人カラオケに行く
「マイナーなアーティストが好きなのですが、人前では歌う機会がないのでヒトカラが好きです」(32歳・会社員)
1人カラオケなら「この歌、歌ったらつまんないかな…」なんて心配も不要。筆者も1人カラオケに行きますが、今のカラオケは、ドリンクバーが充実していたり、個室なのでデスクワークがしやすかったり、推しのライブ映像も豊富だったりなど1人で楽しみやすい空間になっているため、おひとりさま初心者さんにもおすすめです。
Q. 1人時間を過ごしていて、ふと誰かいればなと思ったことってある?
続いては「1人時間を過ごしていて、ふと誰かいればなと思ったことってある?」と質問してみました。
「野球の中継を1人で見ているときは、やっぱりスポーツは誰かとワイワイ言いながら見るのが楽しいなと思いました」(28歳・会社員)
「韓国で1人でフラフラしているとき、入ってみたいけれど勇気がいるレストランがあって、誰かと一緒だったらよかったなと感じました」(32歳・フリーランス)
「1人で洋服の買い物をしていて、友人に似合いそうな服を見つけて教えてあげたくなったとき」(44歳・主婦)
「昔は共有したいなと思ってたんですけど、最近はSNSで共有できちゃうのであまり思わなくなっちゃいました」(34歳・会社員)
確かに、スポーツ観戦は誰かと一緒に見たほうがワイワイできますし、ごはん屋さんも1人で入りやすいお店と入りにくいお店がありますよね。
筆者は先日、旅行中に家族とケンカをしてしまい、1人朝食ビュッフェをすることになってしまったのですが、周りが家族連ればかりで気まずい思いをしてしまいました。1人で行ったことに大後悔…。
Q. 誰かと過ごしていて、逆に1人のほうが楽しかったかもと感じたことはある?
「水族館とか美術館とかはまわるペースもあるから1人の方が見やすいし、動物園みたいに外だと特に1人で行った方が楽しいかもと思ってしまう」(40歳・主婦)
「買い物に行って友人が優柔不断すぎて1着買うのに数時間かかり…。これに付き合っている間に自分の買い物すべて終わるなと思ってしまいました」(32歳・会社員)
「旅に慣れてない友人と2人で県外に出かけたけれど、お店もマップも全部私が調べながらだったので少し大変でした」(44歳・主婦)
買い物や美術館などは見たいペースが違ってくると「1人でいた方が楽しいのでは?」と思ってしまうことって珍しくない気がします。筆者も、優しい友人と買い物に行くと、自分の買い物にずっとついてきてくれるのでありがたいのですが、1人行動好きにとっては「もう少し1人で自由に見たい…」と思ってしまったり。友人とのペースが合わない場合は、思いきって別行動するのもありなのかも。
おひとりさまだからこそ、やりたいことを思う存分!
いかがでしたか。"おひとりさま時間"はとことん楽しんで、家族や友人といるときは"誰かといる時間"をとことん楽しむ。「おひとりさまで過ごすの苦手かも…」と思った人こそ、今回の女性たちのコメントをぜひ参考にしてみてください。
筆者情報
市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。
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文・市岡彩香