水分補給だけではNG…朝ごはんでも対策できる!?【女性約100人調査】熱中症対策&体験談 – 文・比嘉桃子 | anan Beauty+

100人調査

この夏の暑さを受け、気になるのは「熱中症」。なったことがある人もない人も、対策しておくことに越したことはありません。そこでanan Beauty+ clubに「熱中症対策」についてのアンケートを実施。普段している対策だけでなく、熱中症になったときのエピソードについても聞いてみました。

9割以上が熱中症対策をしていました!

©比嘉桃子

anan Beauty+ clubのメンバーに「熱中症対策をしていますか?」と聞いたところ、9割以上が「YES」と回答。ほとんどの人がしっかりと対策をしているようでした。

いったいどのような対策をしているのか、「在宅時」「外出時」「睡眠時」とタイミング別でご紹介します。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

在宅時の熱中症対策

「我慢せずエアコンをつける」(38歳・会社員)

多かったのは、エアコンをつけるというもの。電気代が…と我慢したくなることもあるかもしれませんが、我慢は禁物です!

「喉が乾いたと思う前に水分補給している」(40歳・その他)

家にいると水分補給を忘れてしまうことも。時間を決めて飲む、タイムマーカー付きのボトルを活用するなど、定期的に水分補給できる仕組みを心がけてみて。

「朝ごはんをしっかり食べる」(37歳・会社員)

朝ごはんをしっかり食べておくと、体力補給に。午前中から稼働する予定がある日は、特に朝ごはんを意識してみましょう。

外出時の熱中症対策

「外出時はペットボトルのお茶を凍らせて、水分補給しながら首を冷やす」(40歳・その他)

外出先でも、水分補給はこまめに。凍らせたペットボトルはカラダを冷やすのにも使えて一石二鳥ですね!

「少しの外出でもネッククーラーを着けています」(44歳・主婦)

ネッククーラーや扇風機など、暑さ対策グッズをうまく活用してお出かけを。首を冷やすと効率的ではありますが、冷やしすぎはカラダの不調をきたすこともあるので要注意です!

「遮光遮熱の日傘必須」(40歳・主婦)

紫外線対策として使われることが多い日傘ですが、熱中症対策にもおすすめ。あるとないとでは体感が随分違うので、ぜひ持ち歩いてみて。

「気温が高すぎる時間は極力外に出ない」(40歳・その他)

熱中症の危険性が高い日は、出歩かないことも対策のひとつ。予定は夕方からにするなど、暑い時間帯を避けるのもおすすめです。

睡眠時の熱中症対策

「エアコンをつけたまま寝る」(38歳・会社員)

ほとんどの人が寝るときにエアコンをつけると回答。タイマーにすると暑くて目が覚めることから、朝までつけっぱなしとの声が多く見られました。

「枕元に水分補給用のタンブラーを置いて寝ます」(44歳・主婦)

寝る直前まで、また夜中起きたときの水分補給用に、枕元に飲み物を置いておくという声も。寝る前にコップ1杯の水を飲んでおくだけでも対策になるため、ぜひ意識してみてください。

「子ども用の布団はガーゼケットで熱がこもらないように」(34歳・主婦)

カラダの熱を逃がしてくれる素材を使った布団は、さまざまなブランドから発売されています。活用することで、睡眠時も安心できそうですね。

熱中症になったことはある?

©比嘉桃子

熱中症になったことがあるかも聞いてみたところ、4割近くの人が「YES」と回答していました。どのようなシチュエーションで、どのような症状に悩まされたのか、女性たちの経験談を見てみましょう。

「5月のキャンプ中のこと。かなり気温が高い中テントやタープを立てていたら、頭痛とめまいが。水分補給して、冷たいシャワーを浴びて、しばらく横になったら回復しましたが、5月でも熱中症になるとは…」(40歳・主婦)

最近は春先からかなり気温が高い日が続くことも。外で長時間作業をするときは注意が必要ですね。

「GW中に息子と公園で遊び、帰宅してまず風呂に入れたのですが、風呂場で嘔吐。その後もずっと体調が悪そうで、寝るときにも布団で嘔吐。帰省先が田舎で救急の病院などもないため、一晩家でゆっくり過ごして様子を見ました。次の日によくなりましたが、真夏でなくても危険です」(34歳・主婦)

こちらも5月の出来事とのこと。お子さんは自分で体調不良を訴えるのが難しいことも多く、判断が難しいですよね…。

「炎天下で浴衣を着て仕事をしており、水分もあまり取らずに長時間過ごしていたら、急に吐き気が…。涼しいところで休んだが、今度は寒気がすごくて震えていた。水分補給をしてしばらく休んでいたら治ったけれど、怖かった…。締め付けた服も危険なのだなと実感」(40歳・その他)

浴衣など、ぴったりと肌に密着する服は熱を逃がしにくいのかも。花火大会に浴衣を着ていく方は、万全の対策をしておきましょう。

「屋外でのBBQ。屋根があるところだったのですが、3時間ほど外にいたらクラクラしてきて、帰宅後もほてり感が取れなくてヘトヘト。動悸もしていました。これは軽度の熱中症だと気付いて、スポーツ飲料を飲んで低温のシャワーでカラダを流して…とできる限り対応してから寝たら回復しました」(32歳・専門職)

カラダに異変があったら「熱中症かも?」と疑うことが大切。普段から対策を調べておくことで、いざというときに焦らず行動できそうです。

普段から万全の対策を

筆者も一度熱中症にかかったことがあり、その辛さを身をもって感じました。2度とあのようなことにならないよう、こまめな水分補給や休憩を心がけています。

熱中症対策をしっかりと行なって、この夏を楽しく過ごしましょう!

筆者情報

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

©78art/Adobe Stock

文・比嘉桃子

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/108235/

タイトルとURLをコピーしました