45歳になると、40歳では感じなかった老化を一気に感じ始めることがあります。顔の輪郭もそのひとつではないでしょうか。そこで今回は、自身も40代である小顔管理士の筆者が、45歳から試してほしい「大人の小顔ケア」をご紹介します。
45歳からの小顔ケアは顔の下半分が課題!
45歳といえば、小顔の大敵であるたるみが顔の下半分にしっかり出てくる世代。マッサージでの引き上げは至難の業ですが、セルフケアでコリとむくみをケアし、すっきりしたフェイスラインを目指しましょう。
頭皮をあげてリフトアップ効果
頭皮の血行が悪いと髪や肌に悪影響が出ることもあります。いつまでも若々しいOVER50、OVER60の女優さんや元タカラジェンヌも、頭皮ケアを美容法として挙げている方がかなりたくさんいるのだとか。私たちも40代から凝り固まった頭皮をしっかりほぐし、リフトアップを狙いましょう。特に重点的に行いたいのが側頭部です。
1.手のひらを側頭部にしっかり密着させ、手根でしっかりほぐします。顔の皮膚が動くくらい、しっかりほぐすのがおすすめです。
頬骨の下を持ちあげる
「45歳を過ぎてから、なんだか顔が長くなったような気がする」というのは、あながち間違っていないかもしれません。「顔が四角くなってきた」という方は、頬骨周りのコリをほぐしてリフトアップを目指しましょう。
1.人差し指の第一関節と第二関節の間を頬骨の下にあて、鼻の横から耳の前まで少しずつ場所をずらして持ち上げます。このとき、お肉もしっかり持ちあげましょう。
テーブルに肘をつきながら行うと自重で自然な圧が入りますよ。人によってはとても痛いので、痛気持ちいいくらいの圧で行ってください。
二重顎を撲滅!
45歳を過ぎると、下垂で顎周りの輪郭がぼやけがちです。せめて余分な老廃物は流して、すっきり見えるようにケアしましょう。
1.顔を斜め45度へ向けます。
2.人差し指と中指を折り曲げて鍵指を作り、顎にセットします。
3.そのまま顎の先端から、骨にそってエラを通り、耳の下へ流しましょう。
4.耳から鎖骨に向かって、筋に沿って流します。
スキンケアのついでなど、乳液やクリームなどがついているタイミングでぜひお試しください。
コツコツ続けてキレイをキープ
お手入れはやらないよりもやった方が1年後、5年後に差が出ること間違いなしです。素敵な歳の重ね方ができるように、自分にも手をかけていきましょう。
筆者情報
坂本雅代
サロン経営や講師などエステ業界に16年携わり、男女延べ一万人以上を施術。小顔管理士や国際中医薬膳師などの知識を基に、食や美容、健康などのジャンルでライターとして活動中。
美容ライター・国際中医薬膳師/坂本雅代