風水には運を下げてしまうNG行動というものが存在します。中には、暑い夏のシーズンならではの気を付けたいポイントも…。今回は占い師の筆者が「夏にやってはいけないNG風水」についてご紹介します。
窓やドアを閉めっぱなしにして換気しない
最近では異常気象ともされる気温の上昇により、屋内では冷房をつけて生活するのが必須になってきていますよね。それに伴い、冷気が逃げないように窓やドアを閉めっぱなしにすることも増えているはずです。
実は、こうして窓やドアを閉めっぱなしにするは、風水的にはNG。どんなに暑くても、定期的に部屋の中の気を浄化する換気を忘れないようにしましょう。5分程度の短時間でも構いませんので、朝の涼しい時間帯に窓やドアを2点以上開け放ち、空気の通り道をつくる時間を設けたいところです。
台所のシンクに洗い物を一晩以上溜める
この時期は特に食べ物が傷みやすいので、早めに食べたりしっかり冷蔵するなど、他のシーズン以上に気をつけている人も多いはず。一方で、洗い物については、あまり気を配っていないという人も多いのではないでしょうか。
台所のシンクに汚れが付いた食器やコップ類を放置してしまうと、水場に邪気が溜まってしまいます。しかも夏は水も腐りやすいので、時間の経過とともに邪気がどんどん強まっていく恐れが。食器洗いはなるべく早めのタイミングで済まし、最悪でも一晩以上は洗い物をシンクに放置しないようにしましょう。
風水的にNG! 財布の買い替えは避けて
夏はセールやバーゲンなど、お目当てのものが安く買えるキャンペーンが増えますよね。暑さから開放的な気分になり、ついつい散財してしまうこともあるかもしれません。
ただし、お財布に限っては、夏の買い替えはおすすめできません。陰陽五行で見ると、夏は火の気が強い季節とされ、金の気を意味するお財布(の中のお金)を燃やしてしまうと考えられるためです。そのため、夏に財布を買い替えると支出が増えるだけでなく、収入が減る恐れも。可能なら、買い替えは秋になるまで待ちましょう。
彼岸花を持ち帰って家の中に飾る
夏の花のひとつである彼岸花。少しはかなげで不思議な紅色の花であることから、つい持ち帰りたくなる人もいるかもしれません。
しかし、彼岸花は決して家に持ち帰らないようにしましょう。名前の通り「彼岸=あの世」を連想させる花であり、風水的に見ても縁起がいい花とは言えないので、家に飾るのは避けましょう。
まとめ
まだまだ暑い日々が続きます。季節や気候のことも考慮に入れながら、運気を高めるために住環境を整えたいものですね。
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筆者情報
脇田尚揮
占心行動学創始者。(株)ヒューマンライフ出版代表取締役社長、ミンストレールCEO、大学・高校講師。経営コンサルタント、心理カウンセラー、権僧都職僧侶として活動。会社顧問として占い鑑定を業とする。現在、政治家相談役・企業顧問30社担当、経営・占術にまつわる資格80種保有。著書は『生まれた日はすべてを知っている』他10冊。テレビ出演も多数。Youtubeチャンネル「尚德の運・縁・法・心」にて2024年の運勢配信中。
文/脇田尚揮