やめたらメイク崩れが減りました! 40代コスメマニアが教える「ドロドロNGメイクの共通点」 – 文/古賀令奈 | anan Beauty+

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自分なりに工夫をしているつもりでも、外に出たらせっかくのメイクがドロドロ……。そんなお悩みはありませんか? ドロドロ崩れの原因はさまざまあり、原因に気づけないままいつものお手入れやメイクを続けている可能性があります。そこで今回は、ドロドロNGメイクの共通点をお伝えします。

スキンケア直後に急いでメイクする

メイク崩れの原因となりやすいのが、スキンケア直後にメイクするケースです。朝はスキンケアやメイクの時間に余裕を持てず、さっと済ませてしまう方も多いでしょう。

スキンケア直後にメイクをすると、スキンケアの水分や油分が肌になじんでいない状態で化粧下地やファンデーションを塗ることになります。スキンケアや油分が肌の上に過剰に残っていると化粧下地などが密着せず、汗や皮脂が出るとベースメイクが浮いてドロドロに崩れやすくなります。

スキンケアとメイクの間は少なくとも5分は空けるようにしましょう。どうしても時間がないときはティッシュオフで水分や油分を抑えるのも一つの手ですが、乾燥を招く可能性もあります。できるだけなじませるのがベターでしょう。

乾燥で皮脂が過剰に分泌されている

夏は汗や皮脂に悩みがちなため、乾燥している感覚はないかもしれません。しかし、実際には、汗やエアコン、紫外線、メイク直しの影響など肌の乾燥を招く要因があふれています。

汗が蒸発する際に肌の水分が一緒に奪われてしまったり、エアコンで肌が乾きやすくなったり、紫外線で肌のバリア機能が低下したり、頻繁なメイク直しでうるおいが失われたりと、乾燥の要因が積み重なることも多いでしょう。

肌が乾燥すると皮脂を補おうとして、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。ドロドロ崩れの原因としても多くみられるケースなので、毎日のスキンケアで保湿をしっかりと行いましょう。

スキンケアの油分が多すぎる

肌の乾燥を防ごうとして、スキンケアでクリームなどをたっぷりと塗る方も少なくありません。保湿は大事ですが、何事もバランスが重要です。湿度の高い夏に冬と同様のスキンケアでは、油分過多になる可能性が高いでしょう。

化粧水で水分はたっぷりと与えつつ、クリームの量を減らしたり、乳液に差し替えたりと、冬よりもライトなお手入れに変更することをおすすめします。乾燥しやすい場合、夜は重ため、朝は軽めにするなど調整を行うのも一つの方法です。

ただし、油分を避けすぎないようにしてください。油分が少なすぎると水分を閉じ込められなくなり、乾燥による皮脂の過剰分泌につながります。適量の油分で水分を逃がさないようにしましょう。

ベースメイクの厚塗り

メイク崩れを防ごうとしてベースメイクに力が入ると、つい厚塗りしてしまう方も多いでしょう。しかし、ベースメイクは厚く塗れば塗るほど、ドロドロに汚く崩れます。

メイク崩れの被害を最小限に抑えるのであれば、できるだけ薄く塗るのがベスト。日焼け止め・化粧下地・コントロールカラー・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーなどと使用アイテムが多いと、必然的に塗り重ねる量が増えます。まずは必要最低限のアイテムに減らしてみてください。

それぞれのアイテムを薄く塗ることも大切です。最終的に複数のアイテムを塗り重ねていくことも考慮して、一つずつを少なめに塗るよう意識しましょう。

NGメイクの共通点を改善して、ドロドロ崩れを回避しよう!

メイク崩れの原因は一つでなく、複数の原因が積み重なっている場合が多く見受けられます。今回ご紹介したNGメイクの共通点に心当たりのある方は、それぞれを見直してみてはいかがでしょうか。

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筆者情報

古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。

文/古賀令奈

https://plus.ananweb.jp/beauty/makeup/107478/

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