女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。140回目は、ecocoメンバーのこんゆかさん。今回は水回りの掃除方法についてご紹介します。
マルチに活躍! キッチンやトイレに使える簡単お掃除術
【最近やってるエコなこと】vol.140
キッチンや、洗面所、トイレの面倒な水まわりの掃除。キッチンや洗面所にいつの間にか水垢ができたり、キッチンのコンロ付近が油はねでギトギトになってしまったりということはありませんか。今回はクエン酸や重曹など、マルチに利用できる洗剤を使った掃除方法をご紹介いたします。
クエン酸で水垢とり
こんゆかさん クエン酸を水に溶かしてクエン酸水を作り、水垢の気になるところにかけて数分放置してスポンジでこすり、洗い流せばきれいになります。水垢が気になった時に調べて見つけた方法で、クエン酸は水垢以外でも水まわりの掃除にも使えたり、料理や飲み物に使ったりと口にしても問題ない成分なので、使い始めました。
急な来客など時間がない時などは、水垢のある場所を濡らし、直接クエン酸の粉をパラパラとかけて水垢の上で溶かしています。
重曹とクエン酸でディスポーザーの掃除
こんゆかさん これもディスポーザーの掃除方法を調べたところ見つけた方法です。重曹とクエン酸を混ぜると、シュワシュワもこもこと泡ができて汚れを浮かせてくれます。もこもこの泡を作った後に、100均で購入した小さくて硬めのスポンジスティックでゴシゴシと掃除すると蓄積された汚れも落ちます。
シンクはクリームクレンザーで掃除
こんゆかさん 食器洗い用洗剤では、白いシンクについた茶渋が取れなかったためシンク用のクリームクレンザーを使用したところ簡単に汚れが落ち、文字通りピカピカに輝きました。
コンロやキッチンまわりはキッチンクリーナーでシュッとしてふく
こんゆかさん 『dairy mukuri』のキッチンクリーナーは、中性かつアルコールが少量入っているため乾きがよく、拭いた跡が残らないが気に入って日頃のお手入れに使用しています。それまでセスキ水を作って使用していたのですが、拭き跡が白く残ってしまい二度拭きが必須でした。油汚れがひどくなってしまった時には、セスキ水を作ってお掃除しています。
油汚れはセスキ炭酸ソーダでセスキ水スプレーを作って吹きかける
こんゆかさん セスキ水としてスプレーボトルで販売されているものもありますが、セスキ炭酸ソーダの粉末で作るほうがコスパがいいためセルフで作ってお掃除しています。
スプレーボトルに水500mlとセスキ炭酸ソーダを小さじ1~2杯入れて、振るだけで完成です。服の皮脂汚れにも使えるそうなので、今度試してみたいです。
トイレ掃除やお風呂のカビにもキッチン泡ハイター兼用
こんゆかさん トイレのクリーナーはいろいろ試しましたが、今はキッチン泡ハイターに落ち着きました。吹きかけるだけで便器内の汚れが一瞬で綺麗になり消毒もされるので、育児に追われる中でもトイレをきれいに保ちやすくなりました。お風呂のパッキンに赤カビがはえてピンク色になってしまった時も、このキッチン泡ハイターを吹きかければ即真っ白! しかもカビの胞子も殺菌されカビ予防にもなるそうです。トイレ用、お風呂用、キッチン用とそれぞれ洗剤を持たなくてもこれ一本で兼用できるのも場所を取らず管理がしやすいので気に入っています。
お気に入りのスポンジ
マーナの洗面スポンジPOCO
こんゆかさん 付属の吸盤でシンクに付けて、浮かせて設置できるのが最高です。
こんゆかさん 水切れも良く、スポンジ台周りのヌメリとも無縁で、何より見た目もスッキリしているのでもう5年以上リピートしています。食洗機があり食器の手洗いはほとんどしないので小さい方のスポンジを使っています。色はグレーと白があり、グレーは食器用、白はシンク用としています。
100均のスキマブラシ
こんゆかさん スキマブラシで加湿器の掃除や、ディスポーザー内の掃除など、手が届きにくい場所や凸凹の多い場所をお掃除しています。これを購入してから普通のスポンジでは届きにくかった場所も隅々まで洗えるので、スッキリします。
兼用できる掃除洗剤を使い、きれいを保とう
いかがでしたか。水まわりは水アカやカビなどが発生しやすい場所。専用の掃除用品もたくさん出ていますが、マルチに使えるお掃除洗剤があると収納場所も取らずにすみます。こまめに掃除をして、きれいを保ちましょう!
<紹介してくれた人>
こんゆか
中古マンションをフルリノベーションして、海外のようなジャパンディインテリアにハマっています。
<筆者情報>
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。
文・平野絢子 イラスト・宮本志保