本格的に紫外線が強い季節となりましたね。すでに日焼け対策をはじめている人も多いと思いますが、これから準備をする人もいるのではないでしょうか。今回は、エステティシャンの筆者がシチュエーションによって使い分けているお気に入りの日焼け止めと、日焼け止め選びのポイントをご紹介します。
いろいろなテクスチャーがあるけど違いは何?
日焼け止めにはクリームやミルク、ローションやジェル、スプレーやミストなどさまざまなテクスチャーのものがあります。大きく分けると水分ベースと油分ベースに分類され、塗った後のうるおいや使用感が違います。
以前はクリームタイプやローションタイプのような液体のものが主流でしたが、近年はうるおいがありベタつきにくいジェルタイプやミルクタイプが増えていて人気です。
夏は一年の中で紫外線が強い! SPF、PAともに数値が高いものを
私たちは日頃「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」の紫外線を一年中浴びています。日焼け止めに記載されている「SPF(サンプロテクションファクター)」は「UVB」に対して、「PA(プロテクショングレイドオブUVA)」は「UVA」に対する防止効果を表します。
夏は特に紫外線が強くなることや、屋外で過ごしたりレジャーの機会も増えるので、SPF50やSPF50+のもの、PA+++やPA++++のものを選ぶのがおすすめです。
屋内で過ごす時間が多め・ベタつかせたくないときはミルクタイプ
筆者は、通勤や買い物などで外出はするけれど長時間ではないとき、または日焼け止めを塗った後にベタつかせたくないときは『ノエビア』の「レイセラ UVミルク」を愛用しています。SPF50+、PA++++で、体にも顔にも使えます。
乳液のようなミルクタイプで、なめらかでのびも良いです。肌なじみも良く、うるおい感がありベタつきにくい仕上がりで白浮きもしません。
【商品情報】
ノエビア「レイセラ UVミルク」
価格:¥4,070 容量:70ml
屋内で過ごす時間が多めなときはクリームタイプ
2時間以上屋外で過ごすとき、汗などで取れないか気になるとき、外出先で塗り直ししづらいときなどは、『matsukiyo LAB』の「フリーラボ UVエッセンス」を愛用しています。SPF50+、PA++++で、体にも顔にも使えます。
乳液よりはかためなクリームタイプ。肌に広げるとなめらかなエッセンス系のテクスチャーです。
肌にピタッと密着する感じで、汗や水にも強いので外出時の日焼け対策におすすめです。少々ペタッと感はありますが、ベタベタするほどではありません。
【商品情報】
matsukiyo LAB「フリーラボ UVエッセンス」
価格:¥2,178 容量:50g
メイクの上から、塗り直ししづらいときはスプレータイプ
朝や外出前に日焼け止めを塗ったけど、メイクの上から塗り直しづらいとき、また外出先などで日焼け止めを出して塗り直しづらいときは、『ラフラ』の「UVミスト」を愛用しています。SPF50+、PA++++で、体にも顔にも使えます。
メイクの上から重ねたり、腕や首などの塗り直しとしてシュッとスプレーします。スプレー直後はみずみずしさがありますが、肌になじむとサラサラなので、メイク崩れやベタつきストレスもありません。
【商品情報】
ラフラ「UVミスト」
価格:¥2,200 容量:100g
いかがだったでしょうか。
「日焼け止めの準備ができていない!」「日焼け止めは色々ありすぎて選び方に迷う」「どれが良いの?」と感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考】『ノエビア』『マツキヨココカラ』『ラフラ』公式サイト
筆者情報
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty
文/寒川あゆみ