このウィークリーコラムでは次の大会を迎える150日後まで肉体改造に取り組み、効果があった取り組み・なかった取り組みなどを紹介しています。
2023年4月に初めてボディメイクの大会に出場、次のシーズンに向けてあと122日で身体を仕上げるべく毎日筋肉痛のとまるです。
「来年いつどの大会にでる?」はこれからのモチベーションを左右する重要トピックス。
というわけで、親愛なる「にくしゃけ」あやちゃん・なっちゃん集合!
左:小泉 夏樹 選手(なっちゃん) | 右:守口 文 選手(あやちゃん)
大会経験者同士、ボディメイクや大会についてあれこれ語ってきました。
にくしゃけ爆誕秘話
ベストボディ・ジャパン仙台大会(2023年9月3日)で共に出場し、帰路で一緒に牛タンを食べた戦友の2人。
大会当日がはじめましてだったにも関わらず、ルール説明の時にはすっかり意気投合し始終行動を共に。
ずっと3人一緒だったから1人で撮った写真がなさ過ぎて、嬉しい反面ちょっと素材に困っています(笑)
家が近い同士ではないものの、大会後も隙あらばレベルで集まっています。
身体作りを考えると結局食事のチョイスが肉になること、そして全員酒が好きである事から「にくしゃけ」の呼称が誕生しました。 “酒”が”しゃけ”になってしまったのはほのかな乙女心です。
大会に出る目的
自身も大会出場者でありながら、”大会に出る人”ってちょっと遠い存在な気がしていました。
みんなスレンダーで、ストイックで、美にまつわるお仕事してたりって、自分とはカテゴリーが違う感覚。
でも大会に出場する事になったきっかけとして一番きくのは「めっちゃ太ったから」。
つまりあのキラキラした美ボディたち、実は暗黒期経験のあるV字成長型が多数を占めるのです。
なっちゃんのきっかけ
「若いころの太り方とは違ってくるじゃない。」
「”そっち側にいきたくないって思ってた所”に行っちゃった時期があって。」 と、現キレッキレボディからは想像つかない発言をするベストボディ仙台レディース グランプリなっちゃん。
「一番最初に教えてくれたトレーナーが凄い良かったんだよね、めっちゃ身体が変わって。」
「そうすると見える世界変わるじゃない。ベストボディなんて観た事なかったけどトレーニング関連のインスタとか見てたら出てくるようになって。」
「(歴代グランプリを見て)え すごいこの人たち、こんな風になれるのって。」 と、憧れから歩みを進めた話をきかせてくれました。
あやちゃんのきっかけ
なっちゃんの話に「わかるーわかるー」と相槌をうつあやちゃん。
私と同じ2023年スタート組のあやちゃんにボディメイク~大会出場のきっかけを尋ねると、 「凄い太っちゃって、女として扱ってもらえなくて!」 と笑いつつも、なかなかのガチトーンで答えてくれました。
当日待ち合わせ前にも広背筋を鍛えてた彼女。
「最近トレーニング減っちゃって週3、ヤバいよー」とトレーニー過ぎる発言。
私自身もそうですが、大会出場は多くの場合「自分ヤバい?」への対処を積み重ねた結果辿り着くもので、案外大会は日常の延長線にあるようです。
大会出場者はマッチョになりたいの?
ベストボディ・ジャパン(女性)の審査基準”健康美”は「引き締まったバランスの取れた身体に加えて、女性らしい美しさのあるスタイル。」と表記されており、筋肉量 自体は評価を左右しないものとされています。
そのためボディメイクをしている女性は、ステップアップとして筋肉量を問われる大会への出場を考える方も多くいらっしゃいます。
女性が筋肉をつけるのは容易ではなく、願っても叶わないケースが多々あります。
そういうのは一旦置いておいたとして、ぶっちゃけ「なれるなら筋肉大会系な身体になりたい?」という質問を二人に振ってみました。
返答は…
「ゴリゴリになりたくない!!」
「自分の思う綺麗で居たい」
との事で、ちょっと安心しました。
大会出場者は「大会のためにボディメイクしている」と思われがちなのですが、自身としては「ボディメイクをしているから大会に出る」というのが現状なので、「大会に寄せて頑張る」みたいな事はしたくないんですよね。
今年ベストボディの他、「肩・ヒップ・太ももに関してはしっかりとしたアウトラインが見える事が好ましい」とされるサマー・スタイル・アワードにも出場したなっちゃんは
「私的に絞れてて肩もムキムキな姿をジムの鏡で見た時に、え、やだって思って。」
他の方達を見るとすごく素敵だと思っていたのに、「いざ自分がなってみると違和感があった」胸の内を語ってくれました。
そしてそんな思いがありながらも、今は更に筋量アップを目指しているのだとか。
そもそも自分のなりたい姿に目指す事自体が難しいのに、「美の基準」の定められているコンテストに向けて努力もして、大会出場者はドMだと思いました。
それで、次どうしようか
メガジョッキでカンパイ。
大会オフシーズンじゃなきゃ絶対おかせない大罪。
私は忘年会ラッシュで無事腹筋が迷子になりました。
「二度と減量なんてできなそうだから、今から出場予定決めておこう」
と、次回出場の目星をつける事にしました。
来年のベストボディ開催情報や、以前から気になるとにくしゃけ内で話題だった団体APF(旧NPCJ)について調べ、粗方の概要がわかった所で…結論、「遅くとも2ヶ月後には減量始めましょう。」
わかっていたけど、腰が重たい…!!!
折角絞るからには
「大会直後にボディプロフィール撮ればよかった」
と、あやちゃん。
ボディープロフィールは一番綺麗な状態の身体を写真に残す撮影として、特に減量(ダイエット含む)のモチベーションアップとして海外で流行したものです。
コンテスト界隈でも大会前後はボディプロフィール写真の投稿をよく目にします。
「じゃあ次回は3人で同じ大会出て撮影もしよー!!」
と、モチベーションのあがる話もして、”次の大会までに絶対仕上げる”という意欲が更に高まりました。
大会は自分でもびっくりする位の変化を経て、「変わる」が楽しくなったり自分にとって重要になったりした人たちの集まり。
目指したい事・やりたい事に取り組む度に、更に自分を変えてくれる素敵な出会いがあったりするので、毎日「もう二度と減量したくない」と思っていますが来シーズンも頑張ろうと思います。
小泉 夏樹 選手(なっちゃん):画像右
守口 文 選手(あやちゃん):画像真ん中
著者のプロフィール
とまる ゆき(本名:渡丸 優生)
1990年生まれ。東京都出身。 美術大学卒業後、ゲーム分野のクリエイターとして活動。 2016年より不動産販売会社にて事務職に就いたはずが、新規事業立上の担当となりデザインから運営までを行うようになる。 2022年に現在の収益不動産事業会社に転職。 2023年4月に人生で初めて出場したベストボディ・ジャパン千葉県大会にて5位入賞する。
この記事を書いた人
Cinderella Fit 編集部
「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。
美容メディア CINDERELLA FIT
運営会社 Beauty&Technologies