【専門家解説】「氷水出し緑茶」で快眠できる!睡眠の質を高める“テアニン”って?|氷水出し緑茶のいれ方も伝授

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伊藤園の「氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー」に参加してきました!本セミナーは、氷水出し緑茶の普及を通じて、日本人の睡眠の質向上に寄与する活動の一環として実施されたもの。

セミナーでは、睡眠の専門家・白濱龍太郎先生と、お茶の専門家・大森正司先生が登壇し、「夏の快眠ルーティン」や「氷水出し緑茶のいれ方」など、これからの季節にぴったりの興味深い内容となりました。

不眠大国日本…睡眠の質を高めるには?

氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
出典:shutterstock

セミナーでは、日本人の睡眠環境の悪さを解説。そして寝苦しい夏の睡眠時間に関しての問題もあげられました。

昨今の睡眠外来では、自身の睡眠ついて見直す人が増加しており、PCやスマホ、ブルーライトにさらされ続けている若年層や女性の不眠相談も増加しているそう。

白濱先生は、睡眠の質を高めるには、就寝時のルーティーンをつくることや、リラックス作用のある「テアニン」や「GABA」を摂取することで、副交感神経を優位にすることの大切さを解説されました。

さらに、睡眠ホルモン「メラトニン」が抑制される寝る直前のスマホやPCの操作、歯磨きを避けること、夕方以降のカフェインの量にも注意が必要とのことでした。

睡眠の質を高める「テアニン」と睡眠の質を下げる「カフェイン」

上記の通り、睡眠の質には、「テアニン」や「カフェイン」が関係していることがわかりました。睡眠の質を高める成分「テアニン」とは、緑茶特有のアミノ酸成分で、脳の興奮を抑え、神経を鎮静化させたり、リラックス効果などがあります。

そして睡眠の質を下げる「カフェイン」は、緑茶やコーヒーなどに含まれる成分で、覚醒作用や利尿作用、血管収縮作用などの効果を持ちます。

つまり、「カフェイン」を上手に抑えて、「テアニン」を摂取することで、良質な睡眠時間を得られるのです♡

氷水出し緑茶でカフェインを抑えたうま味を感じるお茶になる!

氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
出典:beautyまとめ

睡眠の質を高める「テアニン」を摂取する方法はとっても簡単!

大森先生によると、熱いお湯でつくるお茶は苦みがあっておいしいですが、カフェインが溶け出しやすくなります。一方、氷水出しでいれると、カフェインを抑え、うま味のもとであるアミノ酸を感じるお茶になるそうです。

実はお茶に含まれるこのアミノ酸の半分以上は「テアニン」なので、氷水出しで緑茶をいれることで、カフェインの抽出を抑えテアニンを摂取できるのです!

夏におすすめの氷水出し緑茶のいれ方

氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
出典:beautyまとめ

使うお茶の種類は、玉露や一番茶を多く含む上級煎茶など、うま味成分を豊富に含む茶葉が向いています。


氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
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1. 急須に茶葉をティースプーン2杯分(約4g)入れます。茶葉の目安量はお湯だしで使う量の2倍です。


氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
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2. 水を約90ml注ぎます。


氷水出し緑茶と睡眠に関するセミナー
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3. 氷を2~3個急須に入れます。
4. 約5分抽出します。
5. 茶碗に均等に少しずつ注ぎ分けます。最後の一滴まで注ぎ切ってください。
セミナーでは、白濱先生による、氷水出し緑茶を入れて抽出までの5分間に行える簡単ストレッチの紹介もありました。せっかくリラックス効果抜群の氷水出し緑茶を就寝前に飲むのなら、より良い状態で摂取したいですよね。是非、抽出時間も上手に活用してみてくださいね!

さらに大森先生によると、茶殻はおかかやじゃこと混ぜたり、スムージーにしたりと料理として食べられるとのこと。確かに、お茶をいれた後の茶殻はもったいないな~と感じていたので、新たな発見となりました。またお風呂に入れても良いでしょう。

今回は、緑茶の新たな可能性をたっぷり知ることができた貴重なセミナー時間となりました。

みなさんもこの夏の睡眠前に、氷水出し緑茶習慣を取り入れてみては?

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