連載第62回目は、この季節に旬を迎える長ネギを使った一品です。お酒との相性もよいので、ちょっとしたおつまみとしてもいいですよ。
『とりむね肉の香味だれ添え』
【キレイ食材でつくる美人レシピ】 VOL.62
キレイ食材は、長ネギ。
鍋料理などで欠かせない野菜の長ネギ。薬味としてそのままでいただくのももちろんおいしいのですが、熱を加えると、とろりとした食感になり、また違った味わいで美味しくいただけますね。
長ネギの白い部分には香り成分の硫化アリルが多く含まれていて、消化液の分泌を促して食欲を増進させる効果があります。また、体温を高めて血行を促進させる効果も期待できます。(※)
これからの季節、食卓で大活躍する長ネギ。薬味としても、焼いたり煮たりしてもおいしいので、おすすめですよ。
材料はこちら!
【材料(2人分)】
鶏胸肉 :1枚
長ネギ(青いぶぶん) :1本分
しょうが薄切り :2枚
酒 :大さじ2
(香味だれ)
長ネギ :1/4本
しょうが :1/2かけ
しょうゆ :大さじ1と1/2
きび砂糖 :大さじ1/2
酢 :大さじ1と1/2
ごま油 :大さじ1
豆板醤 :小さじ1/2〜1
白いりごま :適量
(仕上げ用)
ミツバ :適量
まず、野菜を切ります!
長ネギとしょうがをみじん切りにします。(しょうがはなるべく細かめに!)
ミツバは3cm幅程度に切ります。
鍋に熱湯を沸かし、鶏胸肉を入れます。
鍋にお湯を沸かし、そこに酒を加えて、鶏胸肉を入れます。
続けて、長ネギの青い部分としょうがの薄切りを入れます。
蓋をして火を消し、15分ほど置きます。
蓋をして火を消します。
15分ほど置いて余熱で火を通します。
香味だれを作ります。
小さめのボウルに、しょうゆ、きび砂糖、酢、ごま油、甜麺醤を加えてよく混ぜ合わせます。
みじん切りした長ネギとしょうがを加えて混ぜます。
みじん切りした長ネギとしょうがを加えて混ぜます。
白いりごまを加えます。
鶏肉を取り出します。
鶏肉を鍋から取り出します。
鶏肉を切ります。
鶏肉を取り出し、少し粗熱を取り、やや斜めに包丁を入れて1cm幅程度に切ります。
お皿に盛り付け、香味だれをかけ、ミツバを添えます。
おいしさのアレンジポイント!
辛い味が好みの方はラー油を仕上げにかけてもおいしいですよ。
お好みでミツバの代わりにパクチーを添えても。
<筆者情報>
SHINO
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。
写真、文・料理家 SHINO