40代になって必要なくなりました!【女性約100人調査】実はお金をかけなくなったこと – 文・高橋あやか | anan Beauty+

100人調査

美容やファッション、食事、趣味など、みなさんはどんなものに投資をしていますか? こだわりを持ってお金をかけていたことも、手放してみると、実は必要がなかったと気づくこともありますよね。美容や健康に関心が高い女性が集まる3~40代のanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、お金をかけなくなったことについてリサーチしました!

お金をかけなくなったことは?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、今はやめたけど、かつて「お金」をかけていたことを教えてもらいました。あわせて、やめた理由ややめたことで得られたものがあるかも教えてもらいました。

ファッション

「ブランドのバッグ。ただの見栄でしかなかった。費用対効果を考えるようになった」(40歳・主婦)

「洋服は高めのブランドを買っていた。安いものでも、いいものがあると気づいた。本当に必要なものか考えてから購入することが増えた」(40歳・会社員)

「プチプラでもよいものがたくさんある。古いものをもったいないと思って捨てないのではなく、流行りに合わせて新しいものを買って、よりファッションを楽しめるようになった」(37歳・専門職)

ブランド品など高価なものをやめ、プチプラアイテムに切り替えたという人が多くいました。アイテムによっては、数万円の節約に繋がることもありますよね。
私も、高くてネームバリューがあるもののほうが質もいいと思い込んで、買い物をしてしまうことが多いです。安くてもいいものを見定められるようになりたいです。

コスメ

「デパコス。子どもが生まれて、デパートに行く時間がもったいなくなった。ものを見る目を養えた」(36歳・会社員)

「コスメはすべてデパコスにしていたが、プチプラコスメにも優秀なものはあることに気づいた。アイシャドウやマスカラの微妙な色の差には、そんなにこだわらなくなった」(30歳・主婦)

最近は、プチプラコスメでも優秀なものが多いですよね。特に、韓国コスメがお手頃でいいというコメントもありました。

私も、以前はプチプラコスメは肌荒れしないか心配で、デパコスを使っていました。ただ、いざプチプラコスメを試してみたら、美容成分にこだわっていたり使用感がいい商品もたくさんあったりして、もっと早く切り替えればよかったと思いました。
また、コスメは消耗品なので、高価なアイテムは使用量もケチってしまいがちだったのですが、プチプラだと気にしなくていいのもメイクをより楽しめるポイントな気がします。

サロン

「ネイルサロン。セルフネイルでも可愛いネイルがあるから。ファッションや気分に合わせて、いろいろなネイルカラーをつけるようになった」(36歳・専門職)

「マツエク。まつげケアをしたら、マツエクをしなくても、ボリュームが出るようになった。美容医療など、ほかの美容にお金をかけられるようになった。家でのケアに力を入れるようになり、美意識が上がった」(32歳・会社員)

美容院に行く頻度を減らしたり、ネイルサロンやマツエクサロンに行くのをやめたりしたという声が多く集まりました。サロンは1回にかかる費用も高いですが、定期的に通うことになるケースも多いですよね。サロンに通うのをやめれば、長期で節約できる金額も大きいためか、セルフケアに変えたという人もいました。自分で丁寧にケアをするようになったからでしょうか? セルフケアで、逆に美意識が上がったという人もいて、すてきな変化ですね!

その他

「映画館で映画を見るのをやめた。動画配信サービスで、作品を見られるから。隙間時間を有効に使えるようになった」(44歳・主婦)

「高硬度のナチュラルミネラルウォーターの箱買い。体にいいと思っていたけど、お金がかかるし、災害時などは、水ならなんでもいいという考えになった」(41歳・専門職)

ファッションや美容以外には、娯楽や食事などに関連することもお金をかけなくなったこととして挙がりました。映画は、劇場での公開から動画配信サービスで見られるようになるまでの期間も、以前より短くなった気がします。私も映画館まで足を運ぶ機会が減りました。

それでもお金をかけること

お金をかけなくなったことがたくさんある中、年齢を重ね、逆にお金をかけるようになったことも聞いてみました。

「ジム。健康的になるのが1番だと思った」(36歳・自営業)

「スーパーの野菜や牛乳をオーガニックのものを選んだり、お菓子も無添加のものを買うようになったりした。砂糖の代わりに、てんさい糖やハチミツを使ったり、食べるものに気を遣ったりするようになった」(36歳・会社員)

身体を動かすなど、健康のためにお金をかけるようになったという声が目立ちました。運動や食事をはじめ、身体の内側からケアしていくことが、結果的に健康だけでなく、美容やダイエットにも繋がると考えている人が多いようです。

ほかにも、こんなコメントが集まりました。

「美容医療」(32歳・会社員)

「白髪は増やしたくないのと、髪の毛がパサつくようになり、いいヘアケア商品を買うようになった。整体やマッサージに行くようになった」(40歳・専門職)

「老化防止にお金をかける」(37歳・会社員)

お肌や髪の老化対策など、アンチエイジングを意識したことにお金をかけるという声が目立ちました。アンチエイジングは、早く始めるに越したことはありませんよね。

ほかには、推し活にお金をかけるようになったという人もいました。

思い切って捨てたら気持ちがラクに!

お金をかけなくなったことリサーチ、いかがでしたか? 年齢や環境の変化などにともなって、以前は自己投資していたことも思い切ってやめてみたら実は必要がないことに気づいたり、心に余裕が生まれたりすることもありますよね。ちょっとお金をかけすぎているかも、と感じることがあったら、思い切って手放してみるのはいかがでしょうか? 意外な気づきがあるかもしれません。

©maru54/AdobeStock

文・高橋あやか

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/102269/

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