女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。120回目は、ecocoメンバーのみほさん。今回はおうちで出るゴミを“減らす方法”についてご紹介します。いらないものをそのまま捨ててしまうことをやめると、エコにつながるかもしれません。
おうちで出るゴミを減らす方法
【最近やってるエコなこと】vol.120
12月も下旬になり、大掃除をしているかたも多いのではないでしょうか。掃除や片付けをすると必ず出るゴミ。ゴミを少しでも減らすためにやっていることをみほさんに教えていただきました。
古着などは寄付をする
みほさん 主に、洋服、人形、かばん、タオル、靴、毛布などを寄付しています。寄付先は特に定めていないのですが、インターネットなどで調べてピンと来たところに寄付をしています。また、Instagram、Xでも「古着 寄付 回収」などでキーワード検索をします。その際、寄付されたものがどのようにリサイクルされるのか、どのような方々の役に立っているのか、などの記載内容を確認しています。
保冷剤は消臭剤にする
みほさん ハッカなどのアロマを入れて、保冷剤で作る消臭剤を作っています。保冷剤の中身を小瓶や容器などに入れて、生ゴミなどを入れる消臭ゴミ箱の底に入れています。今回は小さいヨーグルトが入っていた容器に入れました。
ーー空いた容器を再利用し、消臭剤が無くなったら容器ごとゴミとして捨てられるのは楽だしエコですよね。
コンタクトケース回収を利用する
みほさん 会社のビルのトイレの手洗い場に「コンタクトケース回収BOX」が設置してあるので、通勤したら誰でも入れられるようになっています。会社として社会貢献活動をするチームがあるので、そのチームがやってくれています。
ーーコンタクト販売店でも回収を行っているところがあるので、気をつけておくといいですね。
ゴミを減らしてエコなアクションを
いかがでしたか。
大掃除や整理整頓をすると出てくる自分にとっては必要のないもの、手放すものでも、他に必要だと思う人に使ってもらえたら良いですよね。
保冷剤やヨーグルト容器など、ただゴミとして捨てるのではなく、捨てる前にもう一度使うこともエコなアクションのひとつ。ぜひ、マネしてみてくださいね。
<紹介してくれた人>
みほ
35歳 会社員 宮城県出身
幼い頃から母親が動物愛護のボランティア活動を行うのを手伝ったり、ミッションスクールに通っていて、自分でできるボランティア活動などは幼少期から意識して過ごしてきました。無理のない範囲で、自分の周りの人から少しでも幸せになれる環境作りをしていきたいです。
<筆者情報>
ecoco代表 平野絢子
エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。
また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。
©Pixel-Shot/Adobe Stock
文・平野絢子 イラスト・宮本志保