人生100年時代。いつまでも健康で過ごすためには、自分の足でしっかりと歩くことが大切といわれています。
その上で、重要な役割を果たしているのが“爪”なんだとか。今回は科研製薬株式会社と健康寿命延伸サポートサービス「楽天シニア」を提供する楽天モバイル株式会社が共同で2024年5月20日に開催した「爪の健康」についてのセミナーの内容を詳しくお届け。
専門家が解説する正しいフットケアの方法も紹介します。蒸れが気になりだす夏、水虫を予防するためにもぜひ実践してみてくださいね。
その上で、重要な役割を果たしているのが“爪”なんだとか。今回は科研製薬株式会社と健康寿命延伸サポートサービス「楽天シニア」を提供する楽天モバイル株式会社が共同で2024年5月20日に開催した「爪の健康」についてのセミナーの内容を詳しくお届け。
専門家が解説する正しいフットケアの方法も紹介します。蒸れが気になりだす夏、水虫を予防するためにもぜひ実践してみてくださいね。
科研製薬×楽天シニア「“足の健康”を守る疾患啓発活動」
科研製薬と楽天シニアは「歩く健康」をテーマに「爪白癬(爪の水虫)」に関する啓発活動を行っています。
科研製薬の営業本部長・小関智之さんはセミナーの開催にあたり、「いつまでも自分の足で元気に歩けるよう、爪をはじめ下肢全体の疾患啓発活動ならびに、美容健康に意識を向けて社会貢献をしていきたい」とコメント。
健康寿命の延伸を掲げる「楽天シニア」事業部長の平山優さんは「科研製薬と一緒に、歩く上でとても重要な足の健康についても広く社会に届けていきたい」と話しました。
科研製薬の営業本部長・小関智之さんはセミナーの開催にあたり、「いつまでも自分の足で元気に歩けるよう、爪をはじめ下肢全体の疾患啓発活動ならびに、美容健康に意識を向けて社会貢献をしていきたい」とコメント。
健康寿命の延伸を掲げる「楽天シニア」事業部長の平山優さんは「科研製薬と一緒に、歩く上でとても重要な足の健康についても広く社会に届けていきたい」と話しました。
16年ぶりの調査で明らかに!13人に1人が爪水虫
セミナーでは16年ぶりに実施された「足白癬・爪白癬の実態と潜在罹患率の大規模疫学調査(Foot Check 2023)」の結果も紹介されました。
なんと、日本人の「6人に1人が足になんらかの水虫がある」「7人に1人が足水虫」「13人に1人が爪水虫」という結果に…これだけ多いと、もしかして自分も?と気になってきますね。
なんと、日本人の「6人に1人が足になんらかの水虫がある」「7人に1人が足水虫」「13人に1人が爪水虫」という結果に…これだけ多いと、もしかして自分も?と気になってきますね。
そもそも「爪水虫」ってなに?その症状は
セミナーで紹介された楽天シニアによる約2万2,000人を対象としたアンケート調査では、“爪水虫”を「知らない」と回答した人が約4割。水虫自体は知っていても、“爪水虫”は聞き馴染みがない方も多いようです。
爪水虫は、「爪白癬」といわれる疾患で、“白癬菌”というカビの一種が爪に感染することで起こります。足の水虫を治療せずに放置したために爪の中に白癬菌が侵入し発症に至るケースが多く、爪が白色や黄褐色になる、分厚くなるといった症状が現れます。
爪水虫は、「爪白癬」といわれる疾患で、“白癬菌”というカビの一種が爪に感染することで起こります。足の水虫を治療せずに放置したために爪の中に白癬菌が侵入し発症に至るケースが多く、爪が白色や黄褐色になる、分厚くなるといった症状が現れます。
フットケアのスペシャリストも登壇!“歩く”ことで健康に
セミナーには埼玉県済生会川口総合病院皮膚科主任部長の高山かおる先生も登壇。フットケアのスペシャリストとして、“歩くことと健康の関係”や“爪の役割”について解説しました。
高山先生は「何不自由なく歩ける年齢は男性72歳、女性74歳といわれている。若い方を含めた一般の方は1日に7,000~8,000歩を歩き、中程度の運動を20分程度行うことでさまざまな病気を予防できる」と、歩くことの重要性を語りました。
さらに、歩く上で爪が重要な役割を果たしているということも説明。「地面をしっかり踏み込むとき、爪が力を支えている。骨がない足の一番最後の指先まで力を伝えるためには爪の長さも非常に重要」と話していました。
高山先生は「何不自由なく歩ける年齢は男性72歳、女性74歳といわれている。若い方を含めた一般の方は1日に7,000~8,000歩を歩き、中程度の運動を20分程度行うことでさまざまな病気を予防できる」と、歩くことの重要性を語りました。
さらに、歩く上で爪が重要な役割を果たしているということも説明。「地面をしっかり踏み込むとき、爪が力を支えている。骨がない足の一番最後の指先まで力を伝えるためには爪の長さも非常に重要」と話していました。
“つ・め・に・へん・か”に注意!爪の異変をチェックするポイント
自分の爪は大丈夫なの?と心配になる方も多いかもしれません。セミナーでは爪の異変をチェックするポイントも紹介されました。キーワードは「つ・め・に・へん・か」。
つ:つみかさなる/ぶあつくなる
め:めりこんで痛い
に:にごる・色が変わる
へん:へんけいしている
か:かけている
この5つの症状がある場合は一度皮膚科医に相談するのが良いとのことです。
つ:つみかさなる/ぶあつくなる
め:めりこんで痛い
に:にごる・色が変わる
へん:へんけいしている
か:かけている
この5つの症状がある場合は一度皮膚科医に相談するのが良いとのことです。
皮膚科医が足の洗い方や爪の切り方を伝授!
セミナー後半では、あたご皮フ科副院長の江藤隆史先生が足の洗い方や爪の切り方について解説。フットケアの基本となる足の指の洗い方について、「泡を使って溝のところを洗うのが正しい洗い方。指の間をよく洗い、丁寧に拭くことが大事」と話し、足用のブラシで爪の間や指の間を洗うという方法も紹介されていました。
爪の長さについては、深爪にならないよう白い部分が1~2㎜程度残る長さで切るのがポイントとのこと。切り方は一気に切らずに端から端まで5回くらいに分けて切り、同じ高さにすることが大切と解説していました。また、爪切りは歯がまっすぐなものを選ぶことや、爪にやすりをかけることもポイントとして挙げられました。
爪の長さについては、深爪にならないよう白い部分が1~2㎜程度残る長さで切るのがポイントとのこと。切り方は一気に切らずに端から端まで5回くらいに分けて切り、同じ高さにすることが大切と解説していました。また、爪切りは歯がまっすぐなものを選ぶことや、爪にやすりをかけることもポイントとして挙げられました。
蒸れが気になる夏はポイントをおさえて予防を!
これからさらに暑い夏を迎えます。夏は汗で足の蒸れも気になる時季。足の洗い方や爪の切り方のポイントをおさえて、爪水虫をしっかり予防していきたいですね!