45歳から気を付けて! 美容のプロが教える「NGメイクの特徴」と老け見え対策 – 文/並木まき、坂本雅代 再編集・Natsu | anan Beauty+

Makeup

メイク・肌悩み・顔のたるみなど、45歳を過ぎるとこれまでとは違った悩みが出てくるもの。そこで今回は、45歳からのNGメイクの特徴と、老け見え対策についてご紹介します。

美容家が教える「劇的に変わる老け見え対策メイク」

眉毛は太く!

©並木まき

トレンドも大事ですが、老け見え回避を狙うならば太眉が正解です。アラフォーや40代のメイクでは、細い眉だと貧相な印象になってしまうことも。品のない雰囲気になる場合もあり、老けた印象を醸す原因になりやすいのです。

また、やや太めの眉を意識することによって目の周辺の余白が減り、キュッと小顔に見せやすくなります。さらに、アイメイクのインパクトを強調しやすくなってメリハリが生まれるでしょう。

輪郭は顔まわりのシェーディングではっきりと

©並木まき

年齢を重ねると、顔の輪郭がぼんやりしがち。これが顔を大きく見せてしまう原因になることもあります。太っていなくても、顎まわりやエラ周辺が若いころと比較してたるみやすいのです。

そこで45歳からの老け対策では、シェーディングはマスト。全体にシェーディングをすると派手な印象になったり、TPOによってはやりすぎに見えたりする場合もあるので、顔の下半分だけに入れると自然です。耳の下から顎に向かって、大きめのブラシで大胆にシュッとシェーディングをするだけでOK。もっさりと見えやすい顔の下半分を、視覚効果でシャープに演出できます。

シェーディングの色は、できるだけ透明感のあるブラウンを使うのがおすすめ。さりげない透け感のあるブラウンやゴールドなら、メイクのテイストを選ばずにナチュラルな陰影が叶いますよ。

※ 文・並木まき
※2024年5月9日配信

美容家が教える「毛穴対策メイク」のポイント

ファンデーションはツヤではなく「みずみずしさ」を重視して

©並木まき

毛穴を目立たせないファンデーションとしては、ツヤ系が定番です。でもOVER45歳の毛穴は、ツヤ感だけではカバーしきれずに、むしろ“毛穴落ち”をしたときにはツヤ感のせいで、悪目立ちしてしまう場合も…。

そこで意識したいのは「みずみずしさ」のある質感です。「ツヤ」と「みずみずしさ」は似て非なるもの。みずみずしい仕上がりのファンデーションなら、毛穴補正下地がなくても毛穴をごまかしやすく、なめらかな質感がピタッと肌に密着して、毛穴を上手にカバーしやすいでしょう。

ファデーションを塗るときに水を含ませたスポンジを使う塗り方でも違いを実感しやすいのですが、できればウォータリーなリキッドタイプをブラシで丁寧に塗り込むと、さらに毛穴落ちしにくい肌感になりますよ。

ハイライトは毛穴が目立つ部分を避ける!

©並木まき

45歳を過ぎたら、日々のメイクにもぜひ取り入れていきたいのが「ハイライト」。しかし無造作に塗ってしまうと、かえって毛穴が悪目立ちしてしまう場合もあります。特に、ツヤや輝きが強いタイプのハイライターは、毛穴のブツブツ感が目立ちやすいので、避けたほうが無難でしょう。

そこで大人世代が毛穴を目立たせずにハイライトを塗るならば、クリームタイプを選ぶのがひとつめのポイント。さらに、大人のハイライトは目のまわりや鼻筋が明るくなっていれば、自然な立体感が十分に出せるので、それ以外の毛穴が目立つパーツは、あえて避けて塗っていきましょう。

至近距離になれば多少は毛穴が見えてしまいますが、こうすることで、毛穴を悪目立ちさせずに、明るい印象のベースメイクが叶います。

※ 文・並木まき
※2024年5月26日配信

“小顔のプロ”が教える「老け見え対策」のポイント

頭皮をほぐす

ほうれい線やマリオネットラインが濃くなったり、顔の輪郭がぼやけたりしていませんか? なんとなく、顔が四角くなってきたと感じる方もいるかもしれません。

どれも顔のたるみが原因の一つですが、頭皮が凝り固まっている影響もあると考えられます。老け見え対策の一つ目は頭皮の血行促進がおすすめ。頭皮が柔らかくなるとリフトアップ効果が期待できますよ。フェイスラインが引き上げると輪郭が引き締まって小顔に見えることも。特に、こめかみの横や耳の上あたりの側頭筋ほぐしはほうれい線対策におすすめです。

口の周りの筋肉を鍛える

意識しないでいると、いつの間にか口元がへの字になっている、という人もいるかもしれません。40代になると特に、自分が思っている以上に口角が下がり、不機嫌そうに思われている可能性が。

口角が下がってしまうのは口の周りの筋肉が弱っている可能性も。頬がたるみ、顔の下半分が老けた印象を与えないためにも、口の周りの筋肉を鍛えて、老け見え対策を行いましょう。

手軽にできる口周りの運動をいくつかご紹介します。

1.舌回しを左右30回ずつ
2.アヒル口を思いっきり突き出し、そのまま30秒キープ
3.口を閉じたまま左右に大きく伸ばし、口角を上げたまま30秒キープ

歯磨き後に一つやる、というふうに決めておくと続けやすくなると思います。コツコツ続けていくと口周りの筋力が強化され、老け見え対策に。人中の短縮にも効果が期待できるため、小顔づくりにも役立ちます。

※ 文・坂本雅代
※2024年5月25日配信

メイクの工夫と老け見え対策で45歳からも美しく!

いかがだったでしょうか? 今回ご紹介したメイクのNGポイントと老け見え対策をおさえて、45歳からの毎日もイキイキと自信を持って過ごしていきましょう!

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文/並木まき、坂本雅代 再編集・Natsu

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