生活をしているとモノはどんどん増えてしまうため、意識して手放すのが理想的。そうわかっていても、「また使うかも」「もったいない」という気持ちに負けて、ずるずる置きっぱなしにしていませんか? 今回は40代主婦が手放してよかったと思うモノをご紹介します。
数か月以上前に買った雑誌
愛読している雑誌は、毎月増えていくもの。愛読書が複数ある場合、月に増えるペースが2倍、3倍となることも。雑誌はかさばるものが多く、気がつけば収納に収まりきらなくなることもあるのではないでしょうか。
購入から〇か月後、と処分ラインを設けて、期限が過ぎたものは捨てる習慣をつけることをおすすめします。筆者は半年以上前に設定し、古紙回収日に処分するようにしています。1年だと多すぎると感じるためこの期限にしましたが、購入量や収納スペースに応じて、ベストと思う時期に設定するとよいでしょう。
また見返したいページがあって捨てられない場合は、そのページを撮影しておきます。切って保管する手間を省けるうえ、データ保管なら場所もとらず便利ですよ。私的使用としてだけなら、雑誌を撮影しても著作権を侵害することはありません。
1年以上使っていないダイエット器具
お部屋の場所をとるものの一つが、ダイエット器具。やる気を出すためにステッパーや振動マシン、エアロバイクなどをリビングの目に入る場所に設置する方が多いですが、1年以上使っていない場合は処分を検討してみてはいかがでしょうか。
筆者も使わなくなったエアロバイクを置いていましたが、どれだけ目につく場所に置いていても次第に風景として慣れてしまいます。暑さを理由にダイエットを中止したものの、涼しくなってもやる気がわかずそのまま1年以上経過したため手放しました。
ダイエット器具を見るたびに罪悪感に駆られるだけならば、リビングの貴重なスペースをいつまでも占有するのはもったいないです。お部屋も気分もすっきりさせて、次のダイエットに向けて切り替えたほうがよいでしょう。
念のために保管してあるベビーグッズ
二人目、三人目の子どもを考えている場合、次の妊娠に備えてベビーグッズを保管してあるご家庭も少なくないかもしれません。こちらもある程度の時期を設けて処分するのも一つの選択ではないでしょうか。
筆者宅は娘一人なので、当初は二人目も考えていたことから念のためにハイローチェアを置いていました。しかし、場所をとるので屋外倉庫に保管することに。数年経って次第に古ぼけていったので処分しました。そのほか、搾乳機や哺乳瓶の消毒グッズなども置いてあったので、まとめて手放したことを覚えています。
赤ちゃんのために置いておいても、いざ生まれたら古ぼけたものを使うのは抵抗を感じる可能性も。子宝に恵まれて必要になった場合は、友人やママ友から譲ってもらえることもあるでしょう。子ども関連のものは成長のたびに増える一方でキリがないので、潔く捨てることも大切です。
モノごとに手放すラインを設けてお部屋をすっきりと
お部屋のスペースには限りがあります。もったいないという気持ちで置いておけばおくほど、貴重なスペースが失われていくでしょう。モノごとに手放す時期を決めて定期的に捨てるようにすると、お部屋がすっきりして気持ちも前向きになります。ぜひご自身が納得いくラインを設けて、不用品を精査する習慣をつけてみてくださいね。
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筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。
文/古賀令奈