買ったのに出番なし! 30~40代女性たちが「意外と後悔した買い物」【約100人調査】 – 文・高橋あやか | anan Beauty+

100人調査

欲しかったものを手に入れたり、掘り出しものを見つけたり、買い物は気分を楽しくしてくれますよね。その一方で、今までの買い物を振り返ってみると、それほど必要なかった、買わなければよかったと思うものがあるのではないでしょうか? 美容や健康に関心が高い女性が集まる30~40代のanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、買って後悔したものについてリサーチしました!

無駄遣いになって後悔

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、「買わなきゃよかった」と後悔したものを聞いてみました。なぜ、購入しようと思ったのか、なぜ買って後悔したのかも教えてもらいました。

「グレーのパンツ。買ったトップスの色に、グレーのボトムスが合うと思ったけど、自分に似合わなかった。無駄遣いになった。トータルコーディネートをする前に、単品で買うくせがある」(41歳・専門職)

「すごくお気に入りで買ったデニム。形と色がドストライクだったが、色落ちがすごく、トップスや靴にも色がついてしまうので、怖くてなかなか着られない」(32歳・専門職)

服の購入で後悔した経験がある人は多いのではないでしょうか? 店頭ではいいなと思って買ったものが、手持ちの服と合わせると、あまり似合わないこともありますよね。

また、デニムの色移りのように、扱いが難しくて、着る機会があまりなかったということもあるかもしれません。私も、レースのトップスを買ったことがあるのですが、レースをバッグなどに引っ掛けてしまいそうで、思ったより着る機会が少なくて、後悔しています。

バッグ

「見た目が可愛くて買った小さすぎるバッグ。買った時は、スマホは手に持つし、ご飯に出るだけの時はカバンが小さくていいからと思い、ついつい購入。結局小さすぎると使わない」(32歳・専門職)

「昔流行ったブランドバッグ。みんなが持っていたから買ったが、数年後、流行が終わったら、使うのが恥ずかしくなった」(37歳・会社員)

最近は、コンパクトなバッグが人気ですが、あまりに小さいと使い勝手が悪く、登場シーンが少なくなってしまうこと、ありますよね。私も比較的小さいバッグを買うことが多く、冬はサイズに問題なくても、夏は飲み物を持ち歩くことが欠かせず、入りきらずに困ることがよくあります。

また、流行りのデザインのものは長く使えないこともあるので、値段が高いと後悔もより大きくなりそうです。

家電

「電気圧力鍋。コロナ禍の時に、あったら便利だろうし、美味しいものがつくれそうと思い購入。コロナ禍でも意外と使わなかったのと、やや製品のニオイがあって、味の濃いものじゃないと美味しくなかった」(37歳・専門職)

「雑巾掛けができる掃除ロボット。フローリング掃除にいいと思って購入したが、カーペットにしてしまった」(40歳・専門職)

家電の後悔エピソードも集まりました。ライフスタイルが変わると、活用する機会が減ってしまう家電もありますよね。
私は、機能が多すぎて使いこなせなかった電子レンジの購入を後悔しています。料理ごとに、さまざまなモードを使い分けられるようになっているのですが、ほとんどの機能を使ったことがありません。もっとシンプルな機能で、安いものでもよかったかなと思っています。

ハンドクリーム

「いい香りだからと購入したが、使わない」(37歳・会社員)

「ハンドクリームを買ったが、すでにたくさんもっていた」(40歳・会社員)

意外にも、後悔エピソードが複数集まったのが、ハンドクリームです。香りの種類もたくさんあったり、値段もお手頃なものが多かったりするので、つい買ってしまいますよね。ただ、たくさんあってもなかなか使い切れないという人が多いようです。私も冬にしか使わないので、家に未使用のものがたくさんあります。

その他

「ソープディスペンサー。手洗いがスムーズになると思い購入したが、保証期間が過ぎたあとに壊れた」(33歳・無職)

「ハイブランドの指輪。これを逃したら、次いつ出会えるかわからないという気持ちで、つい購入してしまった。微妙にサイズが合わない」(44歳・主婦)

人気商品や限定品などは、必要ないかもと思っても、つい手を伸ばしてしまいます。
私は、旅行先でいつもお土産を買いすぎて後悔しています。そこでしか買えない限定品は特に、予備も含めて買うのですが、結局余らせて自宅で消費することが多いです。

後悔しないために、じっくり考えたいポイント

さまざまな買い物の失敗エピソードが集まりましたが、同じような後悔をしないために、今後の買い物で気をつけたいことを聞いてみました。

「本当に欲しいものか考えてから買う」(37歳・会社員)

「欲しいものリストにないものは、すぐに買わない」(44歳・主婦)

「今何をもっているか、ゆっくり考えてから購入する」(40歳・会社員)

「衝動買いはダメ。ネットでの買い物はよく考え、実物が見られるものは見るようにしないと、失敗がなくならない」(41歳・専門職)

みなさん、その商品が本当に必要なものか、購入をじっくり検討することを意識するようです。一度立ち止まってみたら、必要ないことや、もっといいものがあることに気づくことも多そうですね。

また、商品選びの際に注意したいポイントについても、コメントが集まりました。

「流行りのものは買わない。シンプルなものを選ぶ」(37歳・会社員)

「場所を取る大きいものはできるだけ買わない」(37歳・専門職)

「デニムは色に気をつけて購入する。どうしても欲しい場合は、何度も洗濯したり、洗濯方法を工夫したりしてでも欲しいかどうか考える」(32歳・会社員)

「買っても買わなくてもいい便利グッズは買わない」(40歳・専門職)

上手な買い物をするために、長く使えるか、今のライフスタイルに合っているかなどは、よく考えたいポイントですね。じっくり吟味して商品を選べば、後悔することも少なくなりそうです。

一度立ち止まって、買い物をより楽しく!

買って後悔したものリサーチ、いかがでしたか? 目の前に魅力的な商品があると、つい、すぐに購入してしまいそうになりますが、勢いで決断しないように少し意識してみると、後悔することも減るかもしれません。買い物をより楽しむためにも、みなさんのエピソードを参考にしてみてください!

©Syda Productions/AdobeStock

文・高橋あやか

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/103027/

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