睡眠の質アップに!ハーブを活用したナイトルーティーン

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年齢を重ねるごとに、「なんだかよく眠れない」「疲れが取れた気がしない」といった、眠りの悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。 女性はホルモンバランスの変化により、睡眠に対する悩みを抱えやすいと言われています。

本記事では、睡眠の質を上げるための“ハーブを活用したナイトルーティーン”を、アロマ専門店「アロマブルーム」に解説いただきます。

【入眠スイッチをON】疲れを癒すアロマバス

アロマブルーム
出典:unsplash

人は、脳や臓器など体の内部の温度「深部体温」を下げることで休息モードになり、眠気が訪れます。 そのため、就寝の1~2時間前に入浴で体を温めて、体温が下がる“幅”を作ることで、スムーズに眠りにつきやすくなると言われています。

リラックスモードに切り替えたい時に取り入れたいのが、<ゼラニウム>と<ラベンダー>の“ほっこりアロマバス”です。

ローズのような華やかさと、すっきりとしたハーブ調の香りを併せ持つゼラニウムは、抗ストレスや精神安定といった心を和らげる働きがあると言われています。ホルモンバランスをサポートしてくれるので、女性の“ゆらぎ期”にもおおすめです。

またラベンダーは「万能精油」とも言われており、フローラルな香りが魅力的な精油です。リラックス効果が高く、緊張やストレスを緩和し穏やかな気分へと導きます。

アロマバスの簡単レシピ

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アロマバスのレシピは、植物オイル(10ml)にゼラニウムとラベンダーの精油を一滴ずつ加えてから、溜めたお湯に混ぜ合わせるだけと簡単。 温浴と香りの相乗効果で入眠スイッチをONにしながら、心身の疲れをほぐしてくれます。

お好みでミネラル豊富な天然塩やエプソムソルトを加えると、冷え対策や体内のデトックス効果も期待できます。

【安らぎの空間作り】香りで満たす安眠ルームスプレー

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お風呂でしっかりと温まった後は、“安眠ルームスプレー”で寝室を安らぎの空間に。 使用する精油は、自律神経のバランスを整える<オレンジスイート>と<クラリセージ>の2種類です。

オレンジスイートには、副交感神経を優位にする信号を発するように働く成分「リモネン」が含まれており、クラリセージは緊張感を和らげて幸福感を与えてくれると言われています。

2種類の精油で作る、安眠ルームスプレー

遮光瓶(30ml)に無水エタノールを25ml入れ、そこに2つの精油を合計5~10滴加えてよく混ぜます。

精油の比率によって香りが変わるので、ネガティブな感情を軽くしたい時はオレンジスイートを多めに、女子力を上げたい時はクラリセージを多めに入れるのもオススメです。最後に精製水を入れたら完成です。

寝室全体や枕元にスプレーすると、優しくみずみずしい香りが広がります。 ※肌に直接スプレーすることは避け、作成後2ヶ月程度で使い切ってください。

※エタノールや精油には引火性があるため、火気の近くではスプレーしないでください。

【飲んで眠活】万能ハーブティーでホッと一息

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安らぎの空間のお供には、心地の良い眠りに導くハーブティーがぴったりです。

オススメは、フローラルで甘く上品な香りが漂う<ローズ>です。

鎮静効果が高く気持ちを落ち着かせてくれるとともに、豊富なビタミンCが美肌効果や免疫機能を高めてくれるため、美容・健康面にも気を遣いたい女性にイチオシの“万能ティー”です。

万能ハーブティーのレシピ

ティースプーン1~2杯のローズの茶葉に、200mlのお湯を注ぎ3~5分程度蒸らせば飲み頃。まろやかな口当たりで飲みやすく、豊かな香りが優雅な気分にさせてくれます。

さらに美容効果を高めたい方は、ビタミンCが豊富なレモンや、イソフラボンを含む豆乳を加えたアレンジティーもお試しあれ。

リラックスタイムの3つのルーティーンで快眠へ!

精油やハーブを活用したおやすみ前のルーティーンで“睡眠力”を高めてみるのはいかがでしょうか?忙しい毎日のリラックスタイムを、きっと充実させてくれますよ。

<この記事を書いた人>
AROMA BLOOM
常時55種の精油を揃えるアロマ専門店「アロマブルーム」では、目的別に精油をブレンドしたボディケアアイテムのほか、ハーブティーなどの商品を展開しています。 関東エリアに展開する18の直営店舗には、ご要望に合わせてオススメの精油を提案する“香りのパーソナルアドバイザー”が在籍。

目的や生活スタイルなどをヒアリングし、皆さまの“アロマライフ”をサポートします。

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