疲れ目… 文字の見づらさ… それ、もしかして「かくれ老眼」かも?

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SNSを見ていて気付いたら1時間経っていた、動画視聴で休みが終わった…こんな経験ってありませんか?そんなとき、気になるのが目の疲れ。

実は、近年のライフスタイルの変化とともに、若年層も“老眼”になり得ることが指摘されています。自分はまだ大丈夫、と思っていても実は症状がではじめていることもあるそう。文字の見えにくさなどに心当たりがある人は、もしかしたら「かくれ老眼」かもしれません。

眼鏡市場を運営する株式会社メガネトップは2024年6月20日に「かくれ老眼」に関するラウンドテーブルを開催しました。その内容を詳しくお届けします。

老眼の自覚がある人は全体の3割!20~30代にも自覚がある人が…

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出典:beautyまとめ

メガネトップは20~55歳の男女600人を対象に「目の見え方」に関するアンケート調査を実施しました。老眼の自覚がある人は全体の3割、45歳以上は半数が「自覚がある」と回答しています。

注目したいのが、20代、30代。老眼にはまだ早い世代のように思いますが、20代で11%、30~34歳で5%、35歳~39歳で20%が「自覚あり」と回答。意外にも若い世代で老眼を自覚している人が一定数いることが分かりました。

「かくれ老眼」とは?自分の人差し指の指紋がはっきり見える距離をチェック

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「かくれ老眼」とは、老眼の自覚がないにもかかわらず症状が出ている状態のこと。自分では気づきにくいですが、簡単にチェックする方法があるようです。

まずは【自分の人差し指の指紋が一番はっきり見える距離】を確認してみましょう。距離が30㎝以上離れている場合は老眼の可能性があります。調査では、老眼の自覚がある人の半数以上が30㎝以上離れているという結果になりました。

一方で、老眼の自覚がないにも関わらず30㎝以上離れていた人は29.4%。約3割の人が「かくれ老眼」であることが判明しました。

日常の症状で「かくれ老眼」をチェック

日常生活で生じている症状でも「かくれ老眼」をチェックしてみましょう。

・小さい文字を読む際に、文字がぼやける、見えにくい
・物を見るために手元のモノを離したり近づけたりすることがある
・夕方照明が暗いと、物が見えにくくなる
・スマホや携帯の文字を打ち間違える
・遠くと近くで視線を変えたとき、ピントが合うまでに時間がかかる
・読書やスマホの使用後に目が疲れる

こうした症状に心当たりがある人はもしかしたら「かくれ老眼」かも…

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調査では、老眼の自覚がないにもかかわらず、6項目中1つ以上該当した人の割合が半数以上を占める結果に。


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年代別にみても、老眼の自覚がない人で1つ以上該当した人が各年代で半数以上を占め、最多年代はなんと35~39歳となっています。各年代、半数以上が「かくれ老眼」というのは驚きです

老眼対策は遠近両用への慣れのためにも早めに始めるのが◎

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では、どのように対策したらよいのでしょうか。眼科かじわらアイ・ケア・クリニックの梶原一人院長によると早めに遠近両用メガネを使うことが大切とのこと。

「対策が分からない」「老眼鏡をかけるのが恥ずかしい」「年をとったのを認めたくない」という理由で老眼は我慢してしまっている人も多いようです。遠近両用メガネの視線の使い方に慣れなくて使いづらいといった困りごとも多いため、早めに使い始めて慣れておくことも必要です。

眼鏡市場では一人ひとりの屈折異常に合わせた最適設計と、目の年齢に合わせて度数変化を最適化する日本初の設計を兼ね備えた「ストレスフリー遠近」を展開しています。

梶原院長によると、対策のタイミングが早ければ早いほど違和感を感じることが少なくなるとのことです。まずは「かくれ老眼」チェックをして、自分に合った遠近両用メガネを作っておくとよいかもしれませんね。

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