無自覚に体が冷えてます! エステティシャンが実践する「カンタン温活習慣」 – 文/寒川あゆみ | anan Beauty+

Innercare

冬といえば、手先や足先など“体の冷え”を感じやすいですよね。気温の低下によって体が冷えるだけでなく、代謝の低下がさらに冷えを加速させることも。そこで今回は、エステティシャンの筆者が実践する温活習慣についてご紹介します。

冬の体の冷えとは?

冬のあいだ、「手先や足先が冷たい」「体が冷える」と感じることがある人も多いのではないでしょうか。冬に感じる冷えは外気の寒さだけではなく、運動不足による筋力の低下、体温の低下、血液のめぐりの低下などが原因とも考えられています。冬になると冷えを強く感じる人は、衣類や暖房器具で温めることに加えて、体そのものの燃焼力(エンジン)を高めることも大切と言えます、

起床時は体温が下がりやすい

人の体温は1日の中で変動します。日中や夕方は体が活動モードなので体温が高めですが、休息モードに入る夜にかけて体温が下がる傾向。さらに、動きが少なくなる就寝時(深夜)から気温が下がりやすい明け方は、より体温が低くなりやすいとされています。こういったことから、「朝が特に寒い」「足先が冷たい」「起きづらい」と感じやすくなるのです。

【エステティシャンが実践している温活習慣】

  • 目が覚めたら布団の中で体を動かす
  • 体を起こし、着る毛布などを着る
  • 身支度をしながら体を動かす
  • 白湯を飲む
  • 朝食を食べる

運動不足は冷えを感じやすい

長時間立ちっぱなし・座りっぱなしなど体の動きが少ないと、筋肉が動かず血液のめぐりが停滞し、手先や足先といった先端の冷えを感じやすくなることも。

【エステティシャンが実践している温活習慣】

  • 休憩時間などに腕を回す、太ももを動かすなど、大きく体を動かしてストレッチする
  • ウォーキングをする、自転車をこぐなど体を動かす
  • 温かい素材のインナーや靴下を着用する、暖房器具を使うなど防寒対策をする

お風呂前後も体が冷えやすい

脱衣所が寒かったり、せっかくお風呂で温まったのに寝るときには冷えていたりと、お風呂の前後に寒いと感じることもありますよね。

【エステティシャンが実践している温活習慣】

  • お風呂に入る前にヒーターなどで脱衣所を暖かくしておく
  • 湯船に20~30分ほど浸かり、体を温める
  • 湯船に浸かっているあいだ簡単なストレッチをする
  • お風呂上がりは暖かいパジャマ・靴下・着る毛布などで暖かくする
  • 就寝前はお布団の中や足元に湯たんぽを入れる

まとめ

冬は外気の寒さによる冷えだけでなく、日々の生活の中でも冷えを招く場面がたくさんあります。暖かい衣類、防寒グッズ、暖房器具の活用以外にも、体そのものを動かす、体を温める食べ物や飲み物を選ぶなど、体を冷やさないように工夫してみてくださいね。

©maroke/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。
Instagram @laulea.beauty

文/寒川あゆみ

https://plus.ananweb.jp/wellness/innercare/90631/

タイトルとURLをコピーしました