気づいたら10年以上…【女性約100人調査】誰も教えてくれない「キッチングッズの寿命」 – 文・高橋あやか | anan Beauty+

100人調査

調理に欠かせないキッチングッズと言えば、まな板やフライパンですが、みなさんはどれくらいの期間使っていますか?  使っているうちに、どうしても傷がついたり、汚れてしまったりしますが、できるだけ長く使い続けたいですよね。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、キッチングッズの寿命についてリサーチしました!

買い替え時はいつ?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まな板やフライパンなど、いろいろなキッチングッズがありますが、それぞれ買い替え時は違いますよね。どんなものを、どれくらいの期間使っているのか、新しいものに買い替える予定があるかなど、聞いてみました。

台拭き

「使い古したタオルを1年くらい使っている。カビたら替える」(37歳・会社員)

「100均で買った3枚セットのもの。半年。見た目が汚くなったら替える」(29歳・会社員)

「カインズの使い捨てタイプを1週間くらい使う。雑菌が繁殖しやすく、滅菌が面倒なので、基本的に使い捨て」(40歳・主婦)

台拭きには、あまりお金をかけない傾向があるようです。使用期間も、数か月~1年と回答した人が多く、寿命は短めでした。
また、使い捨てタイプを使うという人も複数いました。私も、コロナ禍に使い捨ての台拭きに切り替えたのですが、途中から、キッチンペーパーやウェットティッシュでも代用できる気がして、今はキッチンペーパーにアルコールスプレーを吹きかけて、あちこち拭いています。

比較的、短いスパンで買い替える人が多い台拭きですが、5年くらい使っているという人もいました。なかなか捨てられない理由を教えてもらいました。

「使ってくると、水を吸い取りやすくなったり、馴染んできたりして、使いやすいから」(34歳・主婦)

「洗えばキレイになるんじゃないかと思ってしまう」(40歳・専門職)

定期的に漂白剤などでお手入れしている人は、台拭きの寿命も、1年以上と長めのケースが多いようです。私は、台拭きの匂いが気になってくると、半年ほどで捨ててしまうこともあったのですが、しっかりお手入れしていれば、もっと長く使うことができたのかもしれません。

まな板

「伊勢丹で購入したオシャレなまな板を、4年くらい使っている。傷が多くなって、汚くなったら買い替える」(36歳・会社員)

「ニトリのまな板を5年くらい使用。黒ずみが消えなくなったら替える」(29歳・会社員)

「100均のものと、雑貨店のものの2つ。10年くらい使っている。木のまな板は、使うほど味が出てきて、今のところ捨てる予定はない」(33歳・無職)

まな板は、プラスチック製のものか、木製のものを使っているという人がほとんどで、数年単位で使っている人が多いです。ただ、傷や黒ずみ汚れが気になった時は、買い替えのタイミングのようですね。

長く愛用しているケースが多いまな板ですが、なかなか捨てられないという人もいますよね。捨てられない理由について、教えてもらいました。

「奮発して買った高級な木のまな板なので、最後まで大切に使いたい」(34歳・会社員)

「可愛くてお気に入りだから」(33歳・無職)

「捨てるタイミングが分からない」(37歳・専門職)

ひのきのまな板など、高いものは1万円近くするものもありますよね。そうすると、できるだけ長く使いたい気持ちも強くなり、なかなか捨てられなさそうです。
我が家は、数千円の安い木製まな板を使っていますが、側面に少し黒ずみが出てきていても、それだけで捨てるのはもったいない気がして、捨てられずにいます。また、どれくらい汚れたら替え時なのか、イマイチ分からないので、引っ越しの時など、節目になるタイミングで買い替えてきました。

フライパン

「ふるさと納税でもらったフライパン。1年くらい使用している。テフロン加工が剥げて、食材がくっつくようになったら」(32歳・会社員)

「Amazonで買ったピンクのフライパン。2年くらい使っている。玉子焼きがつくりにくくなったら」(34歳・主婦)

「ティファールのアウトレット品を10年くらい。取れない汚れが増えたら」(30歳・主婦)

まな板と同様で、フライパンも数年使い続ける人がほとんどでした。汚れが気になったら買い替えるという人もいましたが、加工が剥がれて、食材がくっつくようになったタイミングを挙げる人が目立ちました。
我が家のフライパンは、だいたい2年くらいすると、食材の焦げつきが気になってきてしまうのですが、数万円するような高級フライパンなどは、もっと長く使えるのかもしれませんね。

フライパンについても、なかなか捨てられないという人のコメントを見てみましょう。

「ゴミに出すのが恥ずかしくて、なかなか捨てられない」(40歳・会社員)

「捨てるのが面倒」(28歳・会社員)

「フタや取っ手もセットだから、捨てにくい」(34歳・主婦)

「テフロン加工を修理してくれるところがあるので、修理しながら使うつもり」(44歳・主婦)

フライパンを捨てられない理由は、さまざまですね。テフロン加工の修理をしてくれるところがあるのは知らなかったです。修理を繰り返して、ずっと使っていくことができたら素敵ですね!
また、フライパン本体は、もう捨て時だと感じていても、フタがとてもキレイな状態というケース、よくあるのではないでしょうか? フタの使い道がなくなってしまうのがもったいなくて、私も捨てるのを思いとどまった経験があります。

実家で20年モノのキッチングッズを発見!

実家や祖父母の家のキッチングッズで、「一体いつから使っているの?」というものを発見したことがあるのではないでしょうか。エピソードを聞いてみました。

「蒸し器や大きな鍋、寿司桶など、私の子どもの頃からあるキッチングッズが大量にある」(44歳・主婦)

「田舎のおばあちゃんの家には、名前の入ったスプーンやフォークがたくさんある」(34歳・主婦)

「実家には、20年以上前からずっと飾り棚に置かれてる食器や、私が小学生くらいの頃からあるコップなどたくさんあると思う」(35歳・会社員)

名前入りなど、思い出の詰まったアイテムは、なかなか捨てられませんよね。私は、自分の家では、不要なものはどんどん捨ててしまうのですが、実家には、幼い頃から使っていたグラスなどがたくさんあります。それを使うことはほとんどないのですが、見ると懐かしい気持ちになり、捨てずにとって置く親の気持ちも少し分かる気がします。

お気に入りアイテムを長く愛用

キッチングッズの寿命リサーチ、いかがでしたか? 毎日のように使うアイテムだからこそ、お気に入りを見つけて、少しでも長く愛用できたら嬉しいですよね。みなさんのエピソードを参考に、素敵なキッチングッズで、料理も楽しんでください!

©nadianb/AdobeStock

文・高橋あやか

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/96907/

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