長雨が続く季節は、不快な状態で過ごすことが多いもの。外出先でぐっしょり濡れたり、家の中で洗濯物が乾かなかったり、布団がジメジメしたりと、お悩みが尽きない方も多いのではないでしょうか。今回は、40代主婦が手放せない梅雨シーズンの便利アイテムをご紹介します。
バッグの中の荷物を雨から守る「リュックカバー」
雨の日にリュックを背負っていると、傘からはみ出してびっしょり濡れてしまっていることはありませんか? リュックの表面だけでなく中の書類や本にまで雨が染み込み、取り返しのつかない事態になったという経験がある方も少なくないでしょう。
そのような事態を防ぎたいときは、リュックそのものを雨から守るリュックカバーの使用をおすすめします。リュックの表面をまるごと覆うカバーなので、中身も含めて雨から守ることができます。
リュックカバーはリュックの大きさに合わせて複数のサイズが展開されているので、お手持ちのリュックに合わせて選んでください。サイズ選びでは、本来よりワンサイズ上げたほうがよいでしょう。ぴったりサイズだと中にたくさん荷物を入れたときに、カバーで覆いきれない可能性があります。
画像は娘の通学リュックに着用した状態です。中身が少ない状態のためゆとりがありますが、教科書やお弁当、体操服などを詰めた状態になるとゆとりが少なくなります。
収納袋が付属された商品が多いので、コンパクトにまとめて持ち運ぶことができます。急な雨にも対応できるので、梅雨やゲリラ豪雨の多い夏場は持ち歩いておくと便利でしょう。
雨が染み込まず快適に過ごせる「撥水機能のあるアウター」
雨の多い季節は、通勤や外出時の雨対策に困りがち。レインブーツで足元の対策はできても、豪雨や横殴りの雨で服が濡れてしまい、ぐっしょりとしたまま過ごすことはありませんか?
筆者は近年、撥水加工が施された服を雨対策のひとつに取り入れました。最近はおしゃれ着と変わらないデザインのアイテムが増えているので、天候に関わらず着られますよ。筆者はこの服を日差しや冷房対策にも使っており、幅広いシーンで愛用しています。
雨がかかっても水滴を弾いてくれるので、さっと払えば染み込むことがありません。防水加工されたレインコートほど雨を防げるものではありませんが、傘を使っていればまず濡れることはないでしょう。
室内干しの生乾きを防ぐ「サーキュレーター」
雨続きで洗濯物が生乾きになりがちな梅雨は、室内干しでも効率的に乾かせる仕組みを導入したいところ。簡単で効率的な方法は、サーキュレーターをつけることです。
洗濯物を干している付近にサーキュレーターを置き、首振りモードで運転させておくと、やさしい風で空気を循環させて洗濯物を乾かすことができます。角度調整ができるものならお好みの高さに当てやすいですね。真上に向けられるものなら、洗濯物の下から風を当てることも可能です。
冷風・温風を選べるアイテムなら、その日の気温に合わせて使い分けられるでしょう。室内干し用だけでなく冷暖房器具としても一年中活躍しますよ。
ジメジメの日もふかふかを堪能できる「布団乾燥機」
梅雨は布団を干せない日が多く、湿気でジメジメした状態が続きやすいもの。布団もじっとりとして不快な状態のまま使わざるを得ない場面もあるでしょう。
そんなときには、布団乾燥機が活躍! 布団に付属のマットをセットして、マット内に乾燥機で温風を入れると、その熱で布団がふかふかに仕上がります。ダニ対策もできる商品が多いので、湿気対策と兼ねられて一石二鳥です。
マットタイプはセッティングや片づけなどの手間がかかるのがネックですが、布団全体に温風を行き渡らせることができます。マットの扱いが面倒であれば、温風を直接送り込むマットなしタイプが便利でしょう。
便利アイテムで雨の日も快適に!
今回は、雨にまつわるさまざまなお悩みを解決できるアイテムを揃えてみました。ご家庭のお悩みに合わせて雨や湿気を対策して、毎日を快適に過ごしてくださいね。
筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。
文/古賀令奈