新しい年が始まり、今年の運気をアップさせたいと考えている人も多いですよね。中には、パワースポットに行ったり、開運グッズを買ったりしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、開運エピソードについてリサーチしました!
運気が上がった経験はある?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずは、パワースポットに行ったり、幸運グッズを買ったりして、実際に運気が上がったエピソードがあるか聞いたところ、43%の人が「YES」、57%の人が「NO」と回答しました。すべての人が効果を実感しているとは言えませんが、一定数の人が、ご利益を感じたという結果になりました。
「YES」と回答した人に、実際にどんなエピソードだったか、教えてもらいました。
「箱根神社にお参りに行ったら、子どもがすぐにできた。婦人科系の病気があり、自然妊娠が難しいと言われていたので、驚いた」(40歳・専門職)
「日吉神社で仕事運アップをお願いしたら、すぐに大きな仕事が舞い込んできた」(31歳・会社員)
「パワーストーンブレスレットをつくったら、1か月以内に彼氏ができた」(35歳・会社員)
パワースポットとして、神社に行ったという人が多数でした。やはり、歴史もある神聖な場所では、大きなパワーを得られるということでしょうか。
私は、旅行の時などに、地元の有名な神社に立ち寄ることがありますが、やはり心身が浄化されるような気持ちになります。みなさんのコメントの中にも、特別な出来事は起きなくても、パワースポットなどに行くと、じわじわと運気が上がっていると感じるという声もありました。
パワースポットで恋愛運がアップ!
自分では運気が上がったと感じた経験がなくても、周りの人の体験談を聞いたことはあるのではないでしょうか? 家族や身近な友だちの開運エピソードを聞いてみました。
「出雲大社で元カレとの復縁を祈願し、実際復縁して結婚した友だちがいる」(33歳・会社員)
「知人が恋愛のパワースポットへ行き、紙のおみくじを水に浮かべて、早く沈めば沈むほど早く恋人ができるというものを試し、30秒くらいで沈んだそう。結果、数か月で恋人ができた」(36歳・会社員)
「東京大神宮でお参りをしたあとに、アプリで出会った人がいい人で、運命を感じたと言っていた」(40歳・専門職)
女子トークのテーマになりがちということもあってか、身近な人たちの恋愛にまつわる開運エピソードが目立ちました。
私も、学生の頃、友人たちと縁結びの神社をリサーチして、いろいろな場所を訪れました。私はあまりご利益を得られなかったのですが、友人のうち1人は、しっかり良縁を引き寄せていました。
ポジティブマインドが開運のカギ
続いて、開運のために普段心掛けていることを教えてもらいました。
「水回りをキレイにする」(38歳・主婦)
「玄関はキレイな気が入ってくる入口らしいので、埃が溜まらないようにしている」(42歳・主婦)
「お財布にレシートを溜めない。お札は人の顔が下になるように入れる」(35歳・専門職)
掃除や整理整頓を意識的に行っているという人が多くいました。風水でも、汚れなどが溜まっていると運気が下がると言われていますよね。いい気を家に呼び込むために、常にキレイな部屋をキープするよう、みなさん心掛けているようです。
私は、大掃除のあとはしばらく気を抜いてしまうのですが、1年間いい運気を呼び込み続けられるように、今年はこまめな掃除をしようと思います。
ほかには、こんな意見も集まりました。
「ネガティブなワードは避ける」(29歳・デザイン)
「ポジティブな言葉を使う」(34歳・自営業)
「いいことがあったら大きく受け止め、悪いことはすぐ忘れるようにする。そうすると、いいことばかり起きているような気がする」(33歳・会社員)
とにかくポジティブな気持ちでいるように心掛けている人が多くいました。よくないことが起きると、ついつい気持ちが落ち込んで、ネガティブになってしまいますよね。気持ちの切り替えは簡単ではないかもしれませんが、ちょっとだけ意識して前を向いてみることも大事かもしれません。
私は、失敗したり、嫌なことがあったりした時は、「これくらいで済んでよかった」と考えるよう意識しています。あとは、映画を見たり、ジムに行ったりして、気分をリフレッシュすることも試みています。
体調不良に盗難… 運に見放されたエピソード
幸せになりたいと願いつつも、時には、運に恵まれない時もありますよね。不運が続いて大変だったエピソードを聞いてみました。
「前厄だったからか、体調を崩しまくり。ひどい時は2か月で5回ほど体調を崩し、常に病院に通っていた。厄祓いに行ってから体調が徐々に回復した」(31歳・会社員)
「小さくいろいろなものが壊れて買い直しが発生したり、ちょっと失敗をしたり、自転車を盗まれたりした。怪我や事故ではないので小さな厄落としと考えればいいのですが、小さくても積み重ねは心にくる」(36歳・会社員)
体調に関する不運エピソードが目立ちました。なかには、骨折したり、胃腸炎になったりしたという人もいました。
私も、年始から風邪をひき、幸先悪いなと思っていたところなので、不運が続かないように、体調管理に気をつけようと思います。
そのほか、いろいろなものが壊れて、大きな出費が続いたという人もいました。
厄年の時はどうすればいい?
今年が厄年という人は、1年の始まりに少しドキドキしているのではないでしょうか? 厄年の時に、何かしらの厄払いをしたり、周りの人が何かしてくれたりしたか聞いてみたところ、「YES」と「NO」の回答が半々という結果になりました。
「YES」と回答した人に、具体的にどのようなことをしたのか、教えてもらいました。
「近所の神社に厄払いに行った」(34歳・自営業)
「お守りをもらった」(40歳・専門職)
「親がブレスレットを買ってくれた。体調不良が続いたので、前厄の後半に厄払いに行った」(31歳・会社員)
「厄払いをした。周りの人は何もしてくれなかった」(38歳・主婦)
自分で厄払いをしたり、お守りを買ったりする人もいますが、家族がお守りなどをプレゼントしてくれたという人もいました。周りの人が幸せを願ってくれるのは嬉しいですよね。
我が家はみんな、ほかの人の厄年まで把握していなさそうなので、それぞれに厄払いをしたり、しなかったり…。
運を引き寄せて幸せな1年を!
開運リサーチいかがでしたか? パワースポットに行ったり、部屋をキレイに保ったり、運を呼び込むためのいろいろな工夫がありましたね。実際にご利益を感じられなくても、「これをすれば運気が上がる気がする」と思うだけで、気持ちが前向きになりそうですよね。まずは、開運のための行動を1つ試してみるだけでもいいのかもしれません。みなさんのエピソードを参考に、いい1年をお過ごしください!
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文・高橋あやか