朝すっきり起きられます!【ヨガインストラクター監修】寝る前にやるべき「簡単マッサージ習慣」 – 文/上村由夏 | anan Beauty+

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「ベッドから起き上がるのがだるい」「あと5分寝たい!」…と思ってしまうような朝を送っていませんか? 毎朝ぱちっと目が覚めて、すぐに起きられたら一日の心身の健やかさが違ってくるはず。今回はヨガインストラクターの筆者が、朝すっきり起きられる「簡単ヨガ習慣」をご紹介します。

続けるほど寝覚めがよくなる! 全身を巡らせるマッサージ

気持ちの良い毎朝のために、夜寝る前にちょっとした仕込みをしておきましょう。おすすめは体をさするようにリンパを流すこと。力を入れたり、ぎゅっと押すのはNGです。優しくさするだけで巡りを促すことができるので、夜のベッドでおこなうのに丁度いいですよ。

寝覚めぱっちり! 巡りさすりマッサージ

©上村由夏

1.座った姿勢でも、寝た姿勢でもOKなので、足首下からスタートします。仰向けに寝た場合は、両脚を持ち上げて行いましょう。
2.足の指と手の指を組み、足の指の付け根までしっかりと指を入れ込みます。
3.軽く握り合って、前後に動かします。
4.指を少し上にずらして、同じことを繰り返します。

©上村由夏

5.足の甲の指の骨に沿って、指を熊手のように使って、足首の方向へさすります。

©上村由夏

6.足の甲とかかとをつかみ、かかとを引っ張ります。かかとの歪みをとるように、土踏まずからかかとを引き離すようなイメージです。
7.かかとの側面を揉んだり、つまんだりしてリンパの流れを促します。できる方は足の裏部分のかかとも、数か所優しくつまむようにして皮膚を寄せましょう。

©上村由夏

8.仰向けになり、両脚を持ち上げます。
9.両足首を優しくつまみ、さするように手を回します。10周程度おこないます。

©上村由夏

10.指を開いて手の全体を使い、両脚同時にふくらはぎを足首から膝うらへ向かって流します。
11.膝裏は優しく皮膚を寄せるようにつまみ、数か所ゆっくりと刺激します。

©上村由夏

12.両手で片方の太ももに手を当て、膝裏から脚の付け根に向かってさすります。このときも、両指は大きく開き、手全体で行いましょう。

©上村由夏

13.そけい部を優しくさすります。時間があれば1分ほどおこなうと良いでしょう。

©上村由夏

14.最後におへそに両手を重ねて置き、軽くプッシュしながら、小さな時計回りでさすります。
15.1分続けましょう。写真では座っていますが、寝ながらおこなってOKです。
16.最後に両方のさこつを優しくなでて仕上げましょう。

寝起きにもおすすめ

いくつもステップがありますが、慣れてしまえば簡単です。ポイントは力を入れず、なでるようにすること。指や手のひらで体を包むようにおこなうことで、リンパの流れを良くしていきましょう。

夜寝る前でもOKですが、朝目が覚めたときにベッドで行うのもとってもおすすめです。眠くて起きたくないときでも、体の巡りが良くなるにつれてスッキリと目が覚めていくはず。早速今日から始めてみてくださいね。

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにしたセラピーと、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化した【マナセラピー】を全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として日本人古来の豊かな感性と心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講

文/上村由夏

https://plus.ananweb.jp/wellness/body/107608/

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