暖房を1日1時間短縮するだけでいくら節約?【女性約100人調査】寒い時期の「節電テクニック」 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人調査

おうちにいるとき、節電ってどのくらいしていますか? 今の時期は特に寒いですから、節電をするのってなかなか難しいですよね。今回は、美容やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「節電」についてアンケートを実施。女性たちが実際にやってよかったテクニックを教えてもらいました。

冬だから? 節電をしている女性は4割

©市岡彩香

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

anan Beauty+ clubの女性たちに「節電対策をしていますか?」と聞いたところ「YES」と回答した人が44.4%、「NO」と回答した人が55.6%と、節電対策をしている人は半数を下回る結果に。節電をしたいと思ってはいるものの、具体的に何をすべきかわからないという人は多いようです。

では「YES」と回答した女性たちは、どのような節電対策を行なっているのでしょうか。具体的に教えてもらいました。

どんな節電対策をしている?

冷蔵庫を節電モードに設定する

「冷蔵庫をおでかけモードにして節電対策しています」(40歳・専門職)

"おでかけモード"、"ecoモード"など、メーカーによっては節電ができる設定が備わっているのだそう。設定するだけで10%の節電ができる冷蔵庫も! 筆者は知らなかったので、今すぐおうちの冷蔵庫が節電設定できるかを確認したいと思います。寒い時期にできる冷蔵庫節電方法ですね。

部屋の加湿をする

「とにかく加湿。加湿するだけでも寒さ対策になる」(40歳・主婦)

加湿をすることで、湿度が保たれて寒さを感じづらくなるという回答も目立ちました。部屋が寒いと感じている人は、加湿を十分に行えば、今よりもあたたかく感じられる可能性は高そうです。

ユニクロのダウンマフラーを身につける

「エアコンは20.5度くらいで十分かなって思っています。もし寒いと感じたら、ユニクロのダウン素材のマフラーをして家で過ごしています」(38歳・会社員)

マフラーをおうちでもつけて寒さ対策をしている人も。ダウン素材のマフラーって軽いからつけていても苦しくないですし抜群に温かいんですよね。

ちなみに経済産業省のHPによると「冬の暖房時の室温は20度を目安にする」ことで節電につながるのだそう。エアコンの温度を上げすぎないことが大切です。

リビングではエアコンを使わない

「リビングのエアコンを使うととにかく電気代が跳ね上がるのと、エアコンを使うと乾燥して加湿器も合わせて使わないといけなくなりさらに電気代がかさむ。そのためリビングではなるべくエアコンを使わないように心がけています」(38歳・主婦)

家電をダブルで使うと電気代ってかさみますよね…。着込んだり、温かいものを飲んだりなど、エアコンを使わなくても快適に過ごせる方法を試してみて、それでも寒ければエアコンをつけるといいかも。

経済産業省によると、暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20度)、約1,260円の節約ができるのだそう。節電を徹底するなら、エアコンを使わないのは1番の対策のようです。

断熱シートをはる

「窓からの冷気を避けるために断熱シートを貼る」(40歳・会社員)

窓に貼るだけで室外の冷気が入るのを防いでくれる断熱シート。数百円で購入できる商品もあるので買ってみるのもありです。ホームセンターではもちろん、100円ショップでも売っています。

筆者は、寝ている間だけはエアコンをつけたくないので、3COINSで購入した充電するタイプの湯たんぽを使っています。電気は使っていますが、エアコンよりも電気代を抑えられて、おなかや足元に置いておくだけで最大6時間温かさをキープしてくれるので、とてもおすすめです。

ブレーカーはなんとしても落としたくない

©市岡彩香

続いては女性たちに「ブレーカーが落ちてしまうことがありますか?」と聞きました。さすがエコに関心の高い女性たち。「YES」が5.6%、「NO」が94.4%と、ブレーカーが落ちてしまうことはほとんどないようです。

「NO」と回答した女性たちに「ブレーカーが落ちないように工夫していること」についても具体的に教えてもらいました。

洗濯機を使っているときにドライヤーを使わない

「ドライヤーと洗濯機を同時に使いさらにレンジを使うと落ちやすいので、そのときは洗濯機を一時停止してドライヤーが終わったら再開するようにしています」(37歳・専門職)

家電は3つまでしか使わない

「レンジ、炊飯器、オーブン、ドライヤー、暖房、絶対3つまでしか使わない。料理しているときは、基本火を使っていて温かいので暖房は止めてます」(26歳・会社員)

照明はこまめに消す

「照明はこまめに消すことを心がけています」(40歳・専門職)

電子レンジを使うときは他の家電は極力使わない

「電子レンジを使う時は他の家電を極力使わない」(40歳・専門職)
「電子レンジとポットは一緒に使わない」(42歳・会社員)

できるだけ家電を同時に使うことは控えた方がよさそう。「一度に家電をフル回転させない」(34歳・会社員)という人もいました。筆者は、洗濯機、電子レンジ、ドライヤーを一度に使ったらブレーカーが落ちたことがあります。ひとりで部屋にいてブレーカーが落ちるとなんとも切ない気持ちになるので、家電を3つ以上使わない選択肢には大賛成です。

習慣化することで大幅な節電に

今の時期は1年で1番寒い時期と言われています。そのため無理はせず、まずはできることから節電を始めてみるといいでしょう。今回の女性たちのコメント、ぜひ参考にしてみてください。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。

©Lazy_Bear/Adobe Stock

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/94317/

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