お正月におもちは食べましたか? おもちって、何度も食べているうちに飽きてしまったり、食べる機会を逸したりと、ついつい余らせてしまいがちですよね。 今回は、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「おもち」をテーマにアンケートを実施。オススメのアレンジ方法について聞きました。
普段、おもちってどこで買っている?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずはanan Beauty+ clubの女性たちに「普段、おもちをどこで買っているのか」を聞いてみたところ、
1位 スーパー
2位 普段はほとんど買わない
3位 おもち専門店
圧倒的に多かったのは「スーパーで買っている」という回答でした。おもちのために買い物に行くというよりは、スーパーに夕食などの買い物に行ったついでに購入する人が多いようですね。スーパーで買う人の次に多かったのは「普段はほとんど買いません」と回答。今回のアンケートでは、あまり食べないという人も多数。
お正月用のおもちなど、特別な時に食べたいおもちはどこで買っている?
続いては「お正月用など、特別な時に食べたいおもちはどこで買っているか」と聞いてみたところ、
「お米屋さんなど地元のお店」(33歳・会社員)
「だいたい友人がくれる」(40歳・専門職)
「父の知り合いの方が入手困難なおもちを毎年送ってくださるので買ってないです」(31歳・専門職)
「毎年なんだかんだもらえるのであまり買ったことがない」(42歳・主婦)
「近くの和菓子屋さんのもの」(40歳・フリーランス)
「近所の八百屋さんで購入します」(37歳・会社員)
「商店街にあるおもち屋さん」(28歳・会社員)
「もち米を買ってきて家でつく」(39歳・主婦)
"もらうから購入していないという人"、"近場で購入している人"の2通りが多い結果に。親戚や知り合いの人からもらえるとは羨ましい…。お正月用の鏡もちは、飾るだけでお正月らしくて素敵ですから、年末年始の手土産にあげたら喜ばれるのかも。
また、もち米を購入して家でついている人もいらっしゃいました! つきたてのおもちは格別においしいですし、何より楽しいですよね。 準備と片付けが大変そうではありますが…。普段はおもちを食べなくても、お正月には食べるという人は多いようです。
オススメのおもちのアレンジ方法を教えて!
続いては「オススメのおもちアレンジ」について聞きました。女性たちが実際に食べておいかったアレンジを厳選して7つご紹介。
1. ごはんと一緒に炊いて、おこわ風に
「古くなった切りもちは細かく切って、ごはんと一緒に炊くとおこわっぽくなっておいしいです。毎年それで消費しています」(37歳・自営業)
ごはんと一緒に炊くと、おこわっぽくなるとは驚きです。おもちと白米を一緒に炊くことで、白米におもちがくっついて、食べるともち米を食べているような、もちもちとした食感を楽しめるのだそう。
筆者が調べてみたところ、レシピサイトで「おもち おこわ」と検索するとレシピがたくさんでてきました。作ってみたい!
2. おもちチーズ海苔巻き
「おもちとチーズをレンジでチンして味付け海苔を巻いて食べる」(40歳・フリーランス)
おもち×チーズ×海苔は、相性が悪いわけがありません。レンジでチンして作れる手軽さが、小腹が空いたときのおやつにもピッタリ。醤油をかけてもおいしそう。
3. きなこ砂糖もち
「きなこと砂糖を混ぜてからおもちにまぶす。きなこだけよりもおいしいんです!」(31歳・専門職)
きなこもちは定番ですよね。きなこだけでは物足りない人は、砂糖と一緒にまぶすことで甘みがプラスされて満足度がアップするのだそうです。
4. お雑煮
「やっぱりお雑煮のもちはおいしい」(42歳・主婦)
お正月でなくてもお雑煮を作っている人も。お雑煮に入っているおもちって最高においしいですよね。"お雑煮はお正月にだけ作る"と決めなくてもいいのかもしれません。
5. 豚バラもち
「豚バラを巻いて塩をかけてこんがり焼くのめちゃめちゃおいしいです」(33歳・会社員)
豚バラの肉汁がおもちと合わさって絶品! 塩味以外にも、醤油、酒、砂糖を1:1:1で入れて"照り焼き味"にしてもおいしいです。
6. 赤福と一緒に食べる
「赤福と一緒に食べるとおいしい」(40歳・専門職)
「赤福」はおもちの上にこしあんがのった三重県名物の餅菓子ですが、さらに家にあるおもちを足して楽しんでいるようです。もちの比重が増えて、おいしくなるのでしょうか。どんな味わいになるのか気になります。
7. おもちピザ
「おもちピザを作ります。子どもが喜ぶ」(39歳・主婦)
ピザ生地の代わりに、切りもちを使って作る「おもちピザ」。フライパンやホットプレートで切りもちを焼いて、海苔やしらす、トマトやチーズを自由にトッピングして蒸し焼きにして作るのだそう。もちろん生地はもちもち。余ったおもちを大量に消費できておいしいのだとか。
ちなみに、フードライターである筆者のオススメのおもちアレンジは「納豆もち」。山形県では定番のおもちの食べ方らしく、知り合いに教えてもらって食べてみたら絶品! 納豆に刻んだネギを入れてかき混ぜて、お好みで砂糖ときな粉とおもちを入れてさらにかき混ぜたら完成。もちネバ食感が、納豆好きにはたまらないおいしさです。
おもちはアレンジ次第で絶品料理に
いかがでしたか。女性たちに聞いた「おもち」のアレンジ方法をご紹介しました。おもちが余ってしまって困ったら、今回の女性たちのコメントを思い出して、ぜひ試してみてくださいね。
筆者情報
市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。
©gontabunta/Adobe
文・市岡彩香