実は後ろ姿でバレてます… エステティシャンが街中でつい見ちゃう人の「残念ポイント」とは – 文/寒川あゆみ | anan Beauty+

NGスキンケア

街を歩いていると、「スキンケアやメイクなどが好きなんだろうな」と感じられるおしゃれな人がたくさんいて感心します。その一方で、エステティシャン目線で「是非ここもケアしてほしい…!」と気になったり、惜しいと感じたりすることも…。今回はエステティシャンの筆者が、街中などでつい見てしまう残念ポイントについてご紹介します。

後ろから見えています!「肘のくすみ、踵のガサつき」

歩道を歩いているとき、信号待ち、電車の中、階段やエスカレーターなどで、前の人が視界に入ることはありませんか? 筆者がこういうときに「ここも是非ケアして欲しい!」と思うのが、肘のくすみやざらつき、そして、踵のガサつきやゴワつきです。

肘や踵は前から見えづらいパーツであるため、ついケアを忘れてしまいがち。外出前に鏡で髪型や服装などを確認するときも、前や横から見ることが多く、肘や踵の状態は見落としやすいでしょう。

これから半袖やサンダルになる機会も増えるので、体を洗うとき、週に1回ほどスクラブなどでガサつきやざらつきを整えるのがおすすめです。また、毎日のケアとして、お風呂上がりや外出前にボディミルクやクリームでうるおいを補ってみてください。

疲れ顔に見えます!「肌のくすみ」

ファッションや雰囲気などで「だいたいこれくらいの年代の方だな」というのは想像がつくと思います。エステティシャン目線で言うと、30代以降は特にケアを念入りにしてほしいものです。ホルモンバランスや冷えによる血行不良、手抜きスキンケアによって肌がくすんでしまうと、それだけで疲れた印象を与えたり、年齢以上に老けて見られやすくなります。

くすみ予防として、朝は起床後のストレッチで血流を良くしたり、朝ごはんを食べてエネルギーチャージしたり、血色感のあるベースメイクを心がけましょう。

夜のスキンケアでは、就寝前に温パックで血流を良くする、化粧水は一度だけでなく何度か重ねづけする、シートマスクをして肌のうるおいを高める、などを意識してみてください。また、定期的なうぶ毛ケアも肌のトーンアップにつながるでしょう。

前からも後ろからも見えています!「姿勢、歩き方」

街中や駅などで前方から歩いて来る人や、少し前を歩いている人が視界に入ると思います。ときには、勢いよく大股でズカズカと歩いている人、足元を擦るようにだらだらと歩いている人、スマホばかり見て背中が丸くなっている人を見かけることも…。

せっかく素敵なファッションやメイクで整えていても、歩き方がガサツだったり姿勢が悪いと、一気に印象がダウンしてしまうはず。姿勢や歩き方も身だしなみのひとつだと思って、意識できるといいですね。

ファッションやメイクなど目につく場所ばかり意識しがちで、あまり見えなさそうな部分や細かなパーツはケアが後回しになってしまうという人も多いはず。周りの人から意外と細かな部分をチェックされている場合もあるので、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

©naka/Adobe Stock ©健二 中村/Adobe Stock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty

文/寒川あゆみ

https://plus.ananweb.jp/beauty/skincare/103155/

タイトルとURLをコピーしました