2023年、「バブみピンク」というワードがトレンドとなり、バブみピンクカラーのコスメがたくさん発売されました。淡くかわいらしいカラーなのですが、大人にはちょっと使いづらいと思っているかたも多いのではないでしょうか。そこで、コスメマニアが大人でも使いやすい「バブみピンクコスメ」を紹介。使いかたもあわせて解説いたします!
「バブみピンク」って?
2023年から多く見かける「バブみピンク」というワード。赤ちゃんのようにふわふわとした、淡くやわらかいピンクカラーのことを指します。
“バブみ”という言葉から、大人には使いづらいというイメージを持っているかたが多いのですが、まったくそんなことはありません! アイテム選びと使いかたを間違えなければ、大人メイクに取り入れてもすごくかわいいカラーなんです。
そこで今回は、筆者おすすめのバブみピンクカラーコスメと、その使いかたを解説。春っぽいメイクにもぴったりなので、ぜひマスターしてみてくださいね。
8色アイパレットで色合いを自在に調整
バブみピンクのアイシャドウには、かわいらしくなりすぎたり、腫れぼったく見えたりと、使い勝手が悪い印象を持っている人も。そんなかたにおすすめなのがキャンメイクから発売している「プティパレットアイズ」の「03 ミニョンヌリボン」というカラー。ピュアで旬なピンクメイクにぴったりのカラーが8色詰まっています。
パレットで見ると似たようなカラーに見えるのですが、使ってみるとそれぞれに個性があるため、このパレットひとつでさまざまなニュアンスのメイクが可能。使いかたを工夫することで、自分らしいバブみピンクを作り上げることができます。
筆者は上段左から2番目のカラーと、下段左から3番目のカラーを使うのがお気に入り。かわいらしいピンクに、ちょっとくすんだピンクを重ねることで大人な雰囲気を出すことができます。
ラメカラーを使うと甘い印象になるので、落ち着かせたい時はマットカラーのみで仕上げるのがおすすめ。パーティーなど華やかな場ではラメを追加してみるなど、シーンによって使い分けてみてください。
<商品情報>
キャンメイク プティパレットアイズ
カラー:03 ミニョンヌリボン
価格:¥1,078
青みピンクのチークで透明感をプラス
チークには血色感をプラスする役割があるのですが、つけすぎると時代遅れな印象を与えてしまうことも。とはいえ量が少ないと、せっかくかわいらしいカラーのチークをつけていても目立たなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、KiSS「クリアルディ ブラッシュ」の「01 アイシーオーロラ」というカラー。透明感のある青みピンクカラーで、しっかりつけても今っぽい印象に仕上がります。
写真は分かりやすいようにしっかりめに塗布したのですが、それでもふんわりかわいらしい発色。儚げな印象を与えられる、バブみピンクメイクにぴったりのカラーです。
最初はブラシで頬全体にふんわりとのせ、頬の高い位置は指でちょんちょんとつけるのがおすすめ。ハイライトのような輝きを兼ね備えており、グラデーションをつけることでツヤ感と立体感も手に入ります。
肌のくすみが気になるかたにもおすすめのカラー。ドラッグストアでも展開されているため、ぜひ気軽に手に取ってみてください。
<商品情報>
KiSS クリアルディ ブラッシュ
カラー:01 アイシーオーロラ
価格:¥1,650
マットなリップで落ち着いた印象に
バブみピンクカラーのリップはとてもかわいらしいのですが、ちゅるんとした質感のものは甘くなりすぎることも。より落ち着いた印象で取り入れたいかたには、マットタイプのリップがおすすめです。
Too Cool For School「アートクラス フィックシングブラーリップ」の「06 ピータルピンク」は、マットで落ち着いた印象のバブみピンクカラー。大人な印象のまま、流行ピンクを取り入れることができます。
甘めの粘膜色でありながら、マットな質感で品のよさも感じられるカラー。一度塗りでヌーディーに、重ね塗りでより大人かわいい印象に仕上がります。
バブみピンクカラーのリップは、オーバーリップで使うのが大人っぽく見えるポイント。まずは唇の輪郭を少しオーバー気味になぞり、仕上げに中央まで塗りつぶします。
印象を変えたい時は、他のカラーとグラデーションで使うのもおすすめ。中央に少し濃いめのカラーをプラスし、指でポンポンとぼかせばぷっくりと立体感のあるリップメイクが楽しめます。
<商品情報>
Too Cool For School アートクラス フィックシングブラーリップ
カラー:06 ピータルピンク
価格:¥1,400
プチプラでトレンドカラーをゲット!
今回ご紹介したバブみピンクカラーのコスメは、どれも1,000円台で購入できるプチプラコスメ。今までピンクカラーにあまり挑戦してこなかったかたでも気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
淡く優しい色合いのコスメは、春になるにつれてより盛り上がりを見せるはず。ぜひ今のうちから取り入れてみてくださいね。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
文、写真・比嘉桃子