健康は習慣で作れる！？「朝ルーティン」で1日を充実させよう！

朝のルーティンを作るメリットは、気持ちよく1日を始められることにあります。

毎朝同じ行動をとるので、次に何をするべきか考える必要はありません。

忙しい朝でも、効率よく動いて1日の準備をスムーズに進められるため、心の余裕もできることでしょう。

また、起床から3時間程度は脳のゴールデンタイムと呼ばれています。

起床後は睡眠により脳の疲労が回復している状態であるため、この時間帯は思考力や集中力、クリエイティブな発想力が向上するといわれているのです。

1日のスケジュールを立てる、しっかり考える必要がある仕事など、頭を使う作業を朝のゴールデンタイムに行うといいでしょう。

資格の勉強や趣味など、継続して取り組みたいことを朝のルーティンに組み込むのもおすすめです。

朝起きてからの行動をルーティン化することで、ストレスなくテキパキと1日の準備を進められ、生産性の高い充実した1日を過ごすことができるでしょう。

健康を手にいれるためにおすすめの朝のルーティンを4つ紹介します。

朝のルーティンを作るために、毎日同じ時間に起きることが重要です。

同じ時間に起きるためには就寝時間も一定である必要があります。

毎日同じ時間に起床、就寝することで自然に体内時計が整い、質の高い睡眠にもつながるでしょう。

起床後、すぐに朝陽を浴びるのも重要です。

朝陽を浴びると、体内時計がリセットされ、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。

人の体内時計は25時間周期で動いているといわれています。

朝陽は、1日24時間と体内時計のズレを調整するのにとても重要な役割を担っているのです。

また、セロトニンは、脳を活発に働かせるための鍵となる物質で、以下のような効果が期待されます。

朝陽を浴びることで、生産性の高い1日を過ごすことができるでしょう。

起床後に、白湯を飲むのもおすすめです。

水分補給以外にも、たくさんの効果が期待できます。

白湯の温度は、40〜50℃程度がおすすめです。

ポットや温水機能付きのウォーターサーバーがあれば、火を使わずに簡単に白湯を作れます。

ぜひルーティンにとり入れてみてください。

栄養バランスのいい朝食を摂ることも重要です。

朝食を抜く人や、簡単に朝食を済ませる人も多いかもしれませんが、朝食は起床後にからだを目覚めさせて頭を働かせるための重要な役割を担っています。

朝のルーティンに組み込み、朝食の時間をしっかりとりましょう。

朝食用に夕食を多めに作ったり、バナナやヨーグルトなど簡単に食べられる食材を使ったりと、負担にならないよう日頃から準備しておくのがおすすめです。

起床後は、睡眠により疲れがとれるため、1日のなかで最もすっきりした時間です。

疲労回復に睡眠はとても重要ですが、漢方薬による対策もおすすめです。

疲労回復には、

など働きのある漢方薬を選び、根本的な改善を目指しましょう。

疲れやストレスで消耗したエネルギーや栄養を補い、胃腸の働きを高め、栄養不足により弱ったからだの回復を助ける働きがあります。
食欲のない人や貧血の人に向いています。

エネルギーを補い、疲労回復や食欲不振に効果が期待できます。
体力に自信がない人や倦怠感がある人、胃腸が弱い人などに向いています。

漢方薬は、体質に合ったものを選ぶことが重要です。体質に合っていないと、副作用が起こる可能性もあります。

漢方薬を選ぶ際は、医師や薬剤師などのプロに相談して、症状と体質に合った漢方薬を選んでもらいましょう。

朝ルーティンを作ると、忙しい朝の時間を有意義に使えるだけでなく、精神的にも余裕を持って過ごすことができます。

生活リズムも整い、健康的な生活を手に入れられるでしょう。

朝の時間を有効活用して、気持ちよく1日をはじめてみてくださいね。

山形 ゆかり（やまがたゆかり）
あんしん漢方薬剤師

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。
牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。
健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘル-youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開中。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。