連載第64回目は、切り餅をつかったデザートをご紹介します。市販のあんことイチゴで作る、簡単和菓子です。電子レンジで作れちゃうので、とっても手軽なうれしいスイーツレシピ。お正月の余りのお餅があれば、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
『イチゴ大福』
【キレイ食材でつくる美人レシピ】 VOL.64
キレイ食材は、イチゴ。
冬から春にかけての代表的なフルーツのイチゴ。ころんとしたかわいらしい見た目と甘酸っぱい味わいで人気の果物ですね。
そんなイチゴは数ある果物のなかでもビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCは、風邪の予防や美肌づくりに効果的なので、うれしい栄養素ですね。そのほか、水溶性食物繊維の一種であるペクチンも豊富で、腸内環境を整えて便秘改善が期待できます。(※)
おいしいだけでなく、体にもうれしいフルーツのイチゴ。そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、サラダに彩りとして加えたりと、いろんな食べ方でいただけるのでおすすめですよ。
材料はこちら!
【材料(大福4個分)】
切り餅 :100g(2個)
きび砂糖 :大さじ1
水 :35〜40ml
イチゴ :4個
こしあん :80g
片栗粉 :適量
まず、こしあんを4等分にして、イチゴはへたを取ります。
こしあんは4等分にして丸めます。
イチゴは洗い、水気をしっかりと除き、へたを取ります。
イチゴをあんこで包みます。
イチゴの上の部分を残し、あんこで包みます。
お餅を切ります。
お餅は4等分に切ります。
細かくしたほうが火が通りやすいので作業がしやすいです。
ボウルにお餅ときび砂糖、水を入れます。
ボウルに切ったお餅ときび砂糖、続けて水を入れます。
ふんわりとラップをしてレンジで加熱します。
ふんわりとボウルにラップをかけて、600Wのレンジで加熱します。
最初に2分加熱して、一度取り出して混ぜ、さらに2〜3分加熱します。
最初に2分加熱して、一度取り出して混ぜ、さらに2〜3分加熱します。
※ご家庭のレンジによって熱量が異なるので、様子を見ながら加熱してください。
レンジから取り出し、熱いうちによく混ぜます。
レンジから取り出し、熱いうちに、ゴムベラなどでよく混ぜ、ペースト状に仕上げます。
バットに片栗粉を広げ、その上に餅を4等分にして置きます。
バットに片栗粉を広げ、その上に温かい餅を4等分にして置きます。
餅の上に、準備しておいたイチゴを包んだあんこをのせ、手早く包みます。
餅の上に、準備しておいたイチゴを包んだあんこをのせ、手早く丸く形を整えながら包み、仕上げます。
手に餅がくっつく場合は片栗粉で調整してください。
おいしさのアレンジポイント!
あんこはつぶあんでもおいしく仕上がります。
イチゴの代わりに、マスカットや小さめに切ったキウイなどを包んでもおいしいですよ。
<筆者情報>
SHINO
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。
写真、文・料理家 SHINO