桜の開花シーズンとなり、春服が本格的に気になりはじめる季節となりました。春物を出したら、衣替えや冬服を見直すチャンス。今回は、ファッションライターの筆者が実践する「冬服の収納術」をご紹介します。
もう着ないコートやウールパンツは家に置かない
かさばる上に、冬しか着ない分厚いコートやダウン、ニットやウールパンツは、毎年保管付きの宅配クリーニングを利用しています。筆者宅では、自宅まで集荷してくれてクリーニング・保管をしてくれる『カジタク』の宅配クリーニングパックを利用しています。
筆者は保管してほしいアイテムが多いので、秋~冬はじめに着たい服・冬本番まで着ないものの2パックに分けて、保管期限を変えているのがこだわりポイント。保管期限を変えると、そのアイテムを着たいシーズン間際まで預けることができます。
集荷まで時間がかかるので直前に荷造りを!
自分で衣類を畳み、ぎゅうぎゅうにクローゼットに詰めて、畳みジワができてしまうことってありませんか? このサービスならシワにもならず、大切に着続けたい冬服をきれいに保管できます。
ただし、事前に荷造りをしても集荷まで1週間ほど時間がかかることがあるので、シワになりやすい衣類は直前に詰めるのがおすすめです。
たためる2軍服は大きなスーツケースに収納
クローゼットに仕舞っている海外旅行用の大きなスーツケースは、収納ボックスとして活用。オフシーズンの衣類や毛布などをここにしまって保管しています。
春夏服とチェンジするだけで衣替え完了
筆者はほとんどの衣類を保管付のクリーニングに出していますが、スウェットや2軍の服はスーツケースにたたんで仕舞っています。
同時に春夏服をチェックできるので、入れ替えるだけで衣替えが完了。スーツケースの中にオフシーズンの衣類を収納すれば大きなスペースを有効活用できますし、四角い形のスーツケースは布団類なども入れやすいので、参考にしてみてください。
ロングシーズン着られるボトムは専用ハンガーで吊り下げ収納
真夏以外着られるアイテムは、そのままメインのクローゼットに。パンツ類でお世話になっているのが『MAWA』の「ズボンツリ」というハンガーです。『MAWA』は滑りにくいハンガーで有名なブランドですが、「ズボンツリ」も優秀でボトム類をコンパクトに収納できますよ。
【商品情報】
MAWA「ズボンツリ」 価格:¥715~
※カラーによって価格が異なります。
厚手のパンツが3枚吊るせる
筆者は特にパンツが多く、折りたたむとシワになってしまうものが多いので、3枚セットにしてクローゼットにかけています。1枚ずつ吊るしたほうが穿きたいときは格段にラクですが、小スペースのクローゼットに対してパンツの量が多いので、この方法にたどり着きました。酷使しすぎて買い替えるほどの愛用品ですので、収納に悩む方におすすめしたいハンガーです。
自分に合う収納を見つけて、できることから少しずつ
さまざまな収納方法をすべて試してみようとすると、衣替えや収納のハードルが高くなってしまいがち。ライフスタイル・クローゼットの大きさは人それぞれです。自分に合う方法でベストな収納方法を見つけてみてください。
【参考】『カジタク』『MAWA』公式サイト
※価格や内容は店舗・時期などによって異なる場合があります。
筆者情報
桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111
文/桐生奈奈子