梅雨は気温も湿度も高くなり、衣類や部屋などの「ニオイ」が気になりやすい季節。そこで今回は、anan Beauty+ clubに「梅雨のニオイ対策」について聞いてみました。服や靴、部屋のニオイに困っている方必見です!
実際に「ニオイ」に困った経験が…
梅雨のニオイ問題に悩んでいる人は多いもの。anan Beauty+ clubのメンバーも、実際に服や部屋などが「臭い…」と感じた経験があるよう。詳しいエピソードを覗いてみましょう。
「ジムから帰り、ウェアを入れたバッグを開けたら臭かった」(27歳・会社員)
たっぷり運動できた証拠ではあるものの、やっぱり汗のニオイって気になりますよね。放置するとよりニオイが取れにくくなるので、なるべくすぐ洗濯を!
「使用済みの湿ったタオルを洗濯カゴの中に入れていたら臭くなっていた」(33歳・その他)
濡れた布を放置するとニオイが発生してしまうことも。特に梅雨の時期は湿気がこもるため、要注意ですね。
「部屋干しの服から生乾き臭がするので、再度洗濯した」(40歳・会社員)
生乾き臭は手強いもの。筆者も洗剤を変えたり乾燥時間を増やしたりといろいろ試していますが、それでも梅雨時期はよく悩まされています。
「分厚いパーカーのフード部分がなかなか乾かず、生乾き臭が…。ケアしにくい洋服はそもそも買わない方がいいのかも。ちなみに、その後2度乾かしたものの全然ダメで、結局最後は縮むのと引き換えに乾燥機に入れました」(36歳・会社員)
フード付きのトップスって、本当に乾かないんですよね…。夫がフード付きのパーカーを着ていると、洗濯のことを考えて少し気分が下がります(笑)。
「せっかく洗濯したのに、干すのが遅くなりニオイがついてしまった」(40歳・専門職)
洗濯物を放置していると、洗濯機の中まで生乾き臭に侵されることも。気をつけたいとは思いつつ、他のことをしているとつい忘れてしまいますよね。
「ラム肉を焼いたあと、部屋がラムの独特な油の香りに…。家中の窓という窓を開けて換気しました」(32歳・専門職)
食べ物のニオイは、モノによってはかなり頑固に残ることも。ニオイがつきやすい料理をするときは、換気必須ですね!
「引っ越して新たに入った部屋から、気になるニオイが…。夫とお互いのニオイじゃないか確認した上で、仲介業者に連絡。前に住んでいた方のニオイかも…とのことで壁紙の貼り替えをしてもらった」(40歳・契約社員)
引越しでフレッシュな気持ちになっているところ、いきなりニオイ問題に当たるとは…。壁紙の貼り替えで解決してよかったです!
「ペットがいるので、梅雨や夏は特にペット臭が気になる。ペットが寝る場所に敷くものを洗いやすいものに変えてこまめに洗濯するようにしたら、気になりにくくなった」(47歳・専門職)
ペットがいる家庭だと、ペットのニオイが気になることも。ニオイ対策グッズや洗濯の頻度などで対策をしている人が多いようです。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
ニオイ対策を教えて!
ニオイに関するさまざまな問題にぶつかってきたメンバーたち。そんな経験を踏まえて、梅雨はどのようなニオイ対策をしているのでしょうか。「服」「靴」「部屋」と3つのポイントに分けてご紹介します。
「服」のニオイ対策
「ニオイ対策ができる洗剤を使う」(40歳・主婦)
「柔軟剤でニオイをカバーしています」(33歳・その他)
洗剤や柔軟剤選びに注力している人が多いよう。筆者も梅雨は特に「部屋干し用」と書かれたものを選ぶようにしています。
「使って濡れたバスタオルをすぐ洗う」(29歳・会社員)
「濡れた服はその日に洗う」(40歳・会社員)
濡れた衣類を放置すると、ニオイの原因に…。すぐに洗うのが1番ですが、筆者は面倒なので広げて干しておき、翌日洗うようにしています。
「浴室乾燥なども使いながらしっかり乾かす」(36歳・会社員)
乾きが甘いとニオイの原因になりやすいもの。日光でカラリと乾かせる日が少ない分、浴室乾燥機能などを使ってしっかり乾かしたいところですね。
「ポリエステルなど化学繊維の服はニオイがこもりやすいため、時々つけ置き洗いをする」(29歳・会社員)
素材によって洗い方を分けているという人も。部分洗いやつけ置きを駆使しながら、梅雨のニオイを撃退しましょう!
「洋服の汗やニオイ、汚れ予防のために、襟に汗染み予防テープを貼る。貼り替えも簡単なので持ち歩くことも」(47歳・専門職)
汗染み予防のテープには、防臭効果があるものも。こまめに洗濯できない場合でも安心ですね!
「靴」のニオイ対策
「消臭効果のある粉を靴の中に入れる」(29歳・会社員)
「天然の木の消臭剤を靴に入れる」(47歳・専門職)
「靴に石鹸を入れておく」(27歳・会社員)
消臭目的で靴の中に入れておくものに関しては、バラエティ豊かな回答が。どのアイテムが最も消臭効果があるのか、検証してみたらおもしろそうです…!
「履いた靴はすぐにシューズクローゼットに入れずに、一晩玄関に出しっぱなしにしてから収納する」(44歳・主婦)
シューズクローゼットの中は湿気がこもりがち。汗や雨で濡れた状態の靴をしまうと雑菌が繁殖しやすいため、一晩乾かしておくのがおすすめなのだそうです。
「洗えるものは適宜洗濯機で丸洗い」(40歳・主婦)
靴の種類によっては、洗濯機で洗えるものも。家での洗濯が難しくても、コインランドリーに靴専用の洗濯機が用意されていることもあるため、チェックしてみてはいかがでしょうか。
「中敷きは定期的に交換する」(32歳・専門職)
靴そのものではなく、中敷きからニオイが発生していることもあります。頻繁に洗えない場合は、中敷きを交換してみるとニオイ問題から解放されるかも。
「布団乾燥機の靴乾燥機能を使う」(40歳・専門職)
布団乾燥機には、靴の乾燥をするためのノズルがついていることも。こまめに乾燥して、靴から発生する嫌なニオイをケアしましょう。
「部屋」のニオイ対策
「ゴミはすぐに捨てる」(36歳・会社員)
「ゴミ箱用の消臭スプレーを常備」(33歳・会社員)
「消臭機能のあるゴミ袋を使う」(40歳・専門職)
ゴミからのニオイを気にしている人が多数。特に生ゴミはニオイの発生源になりやすいため、梅雨や夏など高温多湿の環境下では普段より気にしておくとよさそう。
「密閉タイプのゴミ箱にすると、開けた時にニオイが一気に放出するので、あえて密閉のゴミ箱にはしません」(44歳・主婦)
ゴミ箱の形を工夫することでニオイ対策をしているとのこと。そのほかあえてゴミ箱を小さめにしたり、中身が見えるタイプにしたりすると、ゴミをすぐに捨てる習慣がつきそうです。
「基本的に窓を開けておくことで、空気の入れ替えを行う」(40歳・会社員)
「窓を網戸にして、換気扇も回し、空気を流す」(32歳・専門職)
ニオイ対策には換気がとても大切! エアコン必須の暑い日だと常に窓を開けるのは難しいかもしれませんが、隙を見てこまめな換気を心がけてみてください。
「天然檜で作られた、お香にもなる線香を時々たく。風が通るところに置いておくと、部屋がサッパリする」(47歳・専門職)
好きな香りのものを置いておくと、嫌なニオイも気にならなくなりそう。ディフューザーやルームスプレーなど手軽なものでもOKです!
梅雨も快適に過ごしたい!
梅雨に重宝しそうな「ニオイ対策」について女性たちのコメントをご紹介しました。
梅雨を快適に過ごすためには、こまめなニオイ対策がポイントに。女性たちのコメントを参考に、ぜひ気になるものから試してみてくださいね!
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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文・比嘉桃子