やめたらキッチンが広くなりました!【女性約100人調査】「キッチンの収納&掃除のコツ」 – 文・高橋あやか | anan Beauty+

100人調査

毎日使うキッチンは、使い勝手のよさも大事ですし、SNSで見るようなオシャレな空間にもしたいですよね。自宅キッチンにも、お気に入りポイントもあれば、ちょっと使いにくいなと感じている困ったところもあるのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、使いやすいキッチンについてリサーチしました!

自宅キッチンの満足度は?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、自宅キッチンに対する満足度と、その理由を教えてもらいました。

「100点。不便がない。めったに料理しないのに、コンロ3口、水を張らなくていいグリル、十分な広さの水回りがある」(40歳・会社員)

「80点。注文住宅で自分好みにつくったので、基本的には気に入っているが、掃除や整頓が行き届かないところもあり80点」(33歳・会社員)

「80点。新築マンションのキッチンで概ね満足しているけれど、パントリーがなかったり、冷蔵庫の扉の向きが逆だったり、プチストレスな部分もあるので80点」(44歳・主婦)

100点満点をつける人もいるなど、自宅キッチンの満足度が高い人たちは、注文住宅や新築物件で、好みの仕様になっているケースが多いようです。ちょっとした使いにくさを感じることがあっても、それ以上のお気に入りポイントがあるキッチンということですね。

一方で、やや低い点数をつけた人たちのコメントも見てみましょう。

「65点。社宅のキッチンですが、備え付けの収納も多く、コンロの数も不満はない。ただ、食洗機が付いてなかったり多少古さを感じたりするので」(32歳・会社員)

「60点。賃貸で作業スペースが狭いから。シンクの上でお皿を乾かせるよう工夫しているが、2人で作業するのが難しい」(26歳・会社員)

「20点。あれこれ整理したいものはあるのに、何もできていない。どこに何があるか、いまいちわからない状態」(32歳・会社員)

比較的低めの点数をつけた人たちからは、狭さや古さが気になるという声が目立ちました。十分なスペースがないと、調理がはかどらなかったり、キッチングッズも整理できなかったり、不便ですよね。
我が家のキッチンは、調理スペースは十分なのですが、シンクが狭く、食器を洗ったり乾かしたりする時に、もっと広さがあるといいのになと感じます。大きな水切りかごを置くスペースはないので、食器が多い時は、厚手のふきんを水切りマットとして併用しています。

使いやすいキッチンに欠かせないポイント

続いて、どのようなキッチンが使いやすいと感じるか聞いてみました。

「広さは必要。あとは、汚れにくいのがいいと思う」(33歳・会社員)

「作業スペースが広いキッチン」(26歳・会社員)

「併設パントリーがある。オーブンレンジ、トースター、大きなミキサーが置けるスペースがある」(31歳・専門職)

やはり「広さ」を挙げる人がとても多くいました。広々としたキッチンは、みんなの憧れですよね。広いキッチンは、使いやすさももちろんですが、開放感も感じられて、料理をするのがより楽しくなりそうです。

ほかにも、こんなポイントを挙げる人が多くいました。

「収納が多く、動線がスムーズなキッチン」(44歳・主婦)

「食器棚の収納がたくさんあって、ゆとりがある感じ」(34歳・主婦)

収納スペースは大切ですよね。キッチンは使う頻度も高く、ものが溢れてつい生活感が出てしまう場所ですが、できるだけものをなくせたらスッキリ見えて素敵です。
私は、調味料なども見えないように収納できたら理想だなと思うのですが、なかなかそのスペースは確保できずにいます。

ほかには、IHのクッキングヒーターが掃除しやすいという意見などもありました。

収納がうまくいくと広々として使いやすさもアップ

次に、キッチンが使いやすくなるように工夫していることや、心掛けていることを教えてもらいました。

「とにかくスペースを確保できるよう、調味料やお皿の収納を工夫している」(26歳・会社員)

「よく使うものはすぐ取れる場所にしまって、フライパンは吊るす収納。収納ケースを活用し、ものを取り出しやすくしている」(33歳・主婦)

収納がうまくできると、キッチンを広々使えますよね。また、調理をはかどらせるためには、ものの置き場所もすごく大切だと思います。
私は、使う頻度の高いフライパンや鍋は、棚にしまうのをやめて吊るようにしました。収納スペースもできて掃除しやすくなり、すごく便利になったと感じています。

ほかには、掃除のしやすさを重視する工夫もありました。

「排水口のカバーはつけず、ゴミが溜まったのが見える状態にして、すぐに捨てられるようにしている」(39歳・契約社員)

「油の飛び散りを防ぐため、揚げ物に限らず炒め物のときでも、手間でもアルミシートで囲って調理する。床はマットを敷かずに、こまめに拭き掃除する」(40歳・主婦)

「寝る前には、必ず全部拭いてキレイにしている」(34歳・主婦)

キッチンでは、油汚れなどが蓄積すると、のちのちの掃除が大変になりますよね。掃除で苦労しないように、日頃のお手入れを工夫している人が多いです。
私も、毎日は難しいですが、排水口のゴミ捨てはこまめにするように意識しています。

時短アイテムで調理がもっとラクに

設備以外にも、便利なグッズやツールで、キッチンでの過ごし方が素敵に変わること、ありますよね。調理がはかどる、オススメのキッチンツールを教えてもらいました。

「フードプロセッサー。面倒なみじん切りなどもササッと終わるし、お手入れも簡単なので本当に便利。もう10年以上使っているけど、今も現役なのでコスパもいい」(31歳・専門職)

「圧力鍋。厚切り根菜もすぐに柔らかくなる」(33歳・主婦)

「何でもできるレンジ。高かったけど最上位機種を買ってよかった」(40歳・専門職)

「100均で買った、大さじと小さじが1つになっているもの。表が大さじ、裏が小さじになっていて使いやすい」(40歳・主婦)

みなさん、さまざまなアイテムを活用していますね。調理の手間が省けたり、洗い物が減ったりするツールは、特に評価が高そうです。
私は、キャベツの千切り用に、幅の広いスライサーを買ったのですが、かなりの時短に繋がっていると感じています。

お気に入りのキッチンで毎日の料理も楽しく!

キッチンリサーチ、いかがでしたか? キッチンのレイアウトを変えるのは、なかなか難しいですが、工夫次第で使いやすくアレンジすることはできそうです。今のキッチンに満足していないという人も、まだまだ素敵なキッチンにする伸びしろがあるということ。ぜひみなさんのアイデアを参考に、毎日の料理も楽しんでください!

©Nii Koo Nyan/AdobeStock

文・高橋あやか

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