体の厚みが気になる薄着の季節がやってきましたね。特にお腹周りの厚みが気になる…なんて人も多いのではないでしょうか。今回はヨガインストラクターの筆者が、くびれを手に入れるための簡単エクササイズをご紹介します。まずは2週間しっかりとお腹を刺激して、すっきりしたラインを作りましょう。
お腹周りが縮んでいませんか?
お腹痩せをしたいとき、腹筋を頑張ってもなかなか効果が出ないことがありませんか? その原因は、姿勢を支える筋力の低下により、内臓位置が下がってしまっていることかもしれません。今回ご紹介するのは、お腹、そして姿勢を支える体の後ろ側の筋肉を同時に整え、下がった内臓を引き上げてお腹を薄くするエクササイズです。
まずは10回から! お腹を薄くするエクササイズ
1.四つ這いの姿勢になったら、両手の位置を手のひら2枚分前に出します。両脚は腰幅程度に開きましょう。
2.背骨から骨盤を真っ直ぐ後ろに引くようなイメージで胴体を沈めます。お尻をかかとにおろさないように注意しましょう。
3.息を吸いながら、両手に重心がのる位置まで前にスライドします。
4.手で床を押し、二の腕の後ろ側、体側に力が入っているのを確認します。お腹がしっかり伸びていて、腰に負担がかからない位置を探しましょう。
5.息を吐きながら、2の姿勢まで戻ります。まずは10回、丁寧に確実に行いましょう。
1日2セットからスタート!
腰を反らしすぎるとお腹に効かない姿勢になってしまうので、両手でしっかり床を押し、肩甲骨を下げるのがポイントです。腰に負担がかからないよう注意しながら行いましょう。毎回丁寧に行えば、10回でも軽く息が切れる方もいるはず。まずは2セット、慣れてきたら1回につき15回まで回数を増やしてもokです。ぜひ試してみてくださいね!
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筆者情報
上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにしたセラピーと、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化した【マナセラピー】を全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として日本人古来の豊かな感性と心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講
文/上村由夏