年末年始はあれこれとやることが多く、慌ただしく過ごしている人も多いでしょう。しかし、そんなときこと開運に繋がる行動・習慣を意識したいところ。今回は占い師の筆者が「運が良い人の年末年始習慣」をご紹介します。
玄関を明るくシンプルにする
玄関はその家の“顔”とされる大切な場所。基本的に湿気を嫌い、明度を意識するべきスペースとされています。そのため、明るくシンプルに整えることを心がけましょう。まず、靴は人数分だけ出すようにして、あとは靴箱に収納してください。余計なものは片付けて、観葉植物・鏡・盛り塩の3点セットを置くのがおすすめです。
観葉植物は、ポトスなどのように生命力があって葉の広いものが理想的。鏡は小さいものでもいいので、入って右側に掛けておきましょう。そして、入り口の邪魔にならないところにお塩を盛って清めてください。そうすることで、運をダイレクトに家に取り込むことができるはずです。
キッチンはツヤが出るまで磨く
キッチンは私たちの食の源であり、それだけ汚れやすい場所とも言えます。特に食べ物のカスや油はキッチンの火の気を弱めてしまう原因になりかねません。火の気が弱まると、憂うつな気分になったりモチベーションが下がったりして、暮らしに活気がなくなってしまうことも。
そこで大掃除では、キッチンは“ツヤ”を出すことを意識してみましょう。金属まわりを磨くなど、ツヤが出るように掃除してみてください。普段はあまり自炊をしない方も、この機会にキッチンに輝きを取り入れましょう。
トイレは隅々まで掃除する
トイレには金運と浄化を司る神様がいるといわれ、トイレを清潔に保つことは運を高める上で重要とされています。具体的にどのようにきれいにするかは様々な意見がありますが、とにかく大事なのは、隅々までくすみや汚れがないように掃除をすること。トイレを清潔に保ち、大切に扱うことを心がけましょう。きっと目に見えないご利益が与えられるはずです。
元旦初詣の前に「幸先詣(さいさきもうで)」をしておく
年始と言えば、一年が健やかであるように初詣に行く方が多いですよね。実は、初詣を少し先取りすると、運を大幅に開くことができるとされています。これは、年末に初詣を先駆ける「幸先詣(さいさきもうで)」と呼ばれます。
神社によって期間は異なりますが、だいたい12月中旬ごろ~31日の期間に、一年間のお礼参りと来年の目標を誓いに参るのが基本的なやり方。1年間を無事に過ごせたことを感謝し、「来年は〇〇がしたい」と宣言するといいでしょう。「お願いします」という他力本願ではなく、目標が成就されるように見守っていただくという気持ちで手を合わせるのが理想的です。きっとその志は天にも聞き入れられやすくなるでしょう。
気持ちの良い新年を迎えるために、今回紹介した開運行動や習慣をぜひ取り入れて見てくださいね。
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筆者情報
脇田尚揮
占心行動学創始者。(株)ヒューマンライフ出版代表取締役社長、ミンストレールCEO、大学・高校講師。経営コンサルタント、心理カウンセラー、権僧都職僧侶として活動。会社顧問として占い鑑定を業とする。現在、政治家相談役・企業顧問30社担当、経営・占術にまつわる資格80種保有。著書は『生まれた日はすべてを知っている』他10冊。テレビ出演も多数。Youtubeチャンネル「尚德の運・縁・法・心」にて2024年の運勢配信中。
文/脇田尚揮