美容、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「がんばって作るより手抜きしたほうがおいしかった料理」をテーマにアンケートを実施。実際に食べておいしかった、家族が喜んでくれた手抜き料理について聞きました。女性たちの料理事情をご紹介します。
「がんばって作るより手抜きしたほうがおいしかった料理」をテーマに大調査!
anan Beauty+ clubのメンバーに「がんばって作るより手抜きしたほうがおいしかった料理」をテーマにリサーチをしたところ、女性たちの本音がたくさん集まりました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
手の込んだ料理じゃなくても、おいしいし、家族も喜びました!
「焼きおにぎりをたまに作りますが、冷凍の焼きおにぎりのほうがおいしいと思う」(39歳・主婦)
「時間をかけて作ったカレーよりもレトルトカレーのほうが家族の食いつきがいい」(44歳・主婦)
時間をかけて頑張って作るよりも、冷凍やレトルトのほうが家族が喜ぶというコメントが多くみられました。焼きおにぎりを手作りするとなると、ご飯を炊いて、調味料を塗って、焼いてと、工程が多く火加減の調整も難しいですよね。カレーも作るとなると、野菜を切って煮込んでなど……手間に感じてしまうこともあります。
そんなときは冷凍食品、レトルト食品が大活躍。筆者は無印良品のレトルトカレー「えびとトマトのカレー」がおいしくておすすめです。
味噌汁は、フリーズドライにちょい足しがベスト!
「昔は味噌汁は味噌を溶かしながら手間暇かけて作っていたが、お湯を注ぐだけのフリーズドライタイプのほうがどう考えても時短だし種類も豊富でおいしいと気づいた」(35歳・会社員)
「お味噌汁はレトルトを食べるようになりました。野菜や乾燥キノコをストックしておいて、それをプラスするだけでとてもおいしい」(47歳・専門職)
味噌汁はレトルトやフリーズドライのタイプを活用している人が多数。最近はスーパーでもフリーズドライ味噌汁の種類が豊富ですし、クオリティも高くしっかりと野菜が入っているタイプも多いです。レトルトの味噌汁に野菜や乾燥キノコなどをプラスしているのもいいですね。カット野菜を冷凍庫に常備しておけば、いつでも味噌汁にプラスできて栄養面もよく、手軽で時短にもなります。
きゅうり、じゃこ、豆腐を崩してご飯にのせるさっぱり丼
「きゅうり、じゃこ、豆腐を崩してご飯にのせたさっぱり丼が最高。ミョウガもあればいいですね。火をを使いたくない、面倒な料理も嫌なときに大活躍する料理です」(47歳・専門職)
夏にぴったりな組み合わせでおいしそう! 野菜とたんぱく質もしっかり摂ることができて栄養面もいいですね。料理をするとなると、火を使うものだと思ってしまいがちですが、火を使わなくても簡単でおいしいなら試してみる価値はありそう。
まだまだある! 女性たちが語る「手抜きしたほうがおいしかった料理」
「以前皮付きの筍を買ってアク抜きからやって筍ご飯を炊いたが、水分量をミスってお米がべしゃついて失敗した。成城石井などの高級スーパーで売っている筍ご飯の素を使ったほうが味も決まるし、べしゃベしゃにならなくていい」(32歳・専門職)
筍ご飯の素なら、お米と炊飯器さえあれば作れるので超手軽。成城石井は何を買ってもおいしくて筆者も頻繁に活用しています。
「麻婆豆腐。自分でも作るけど味の深みが物足りない。レトルトのほうが調味料がいろいろ入ってるのかおいしい気がする」(40歳・主婦)
自分ではなかなか買わない調味料もレトルトの麻婆豆腐なら入っていることが多いようです。麻婆豆腐丼にして食べたい!
「フライパンでつくるポップコーン。できたてが特にあったかくておいしいけどよく失敗します」(34歳・主婦)
筆者は電子レンジでポップコーンを作れる専用のポップコーンメーカーを活用しています。失敗がないですし映画館で食べるクオリティになるのでおすすめです。
「調味料をたくさん入れた料理よりシンプルなほうがおいしい」(37歳・専門職)
シンプルな味付けがおいしいという意見多数。筆者も、塩胡椒のみで味付けした料理が時間をかけて作った料理より家族に絶賛されたことがあって、複雑な気持ちになったことがあります。
料理は頑張りすぎない日があっていい
人間、頑張って料理を作る気力がない日があって当たり前。レトルト食品や、手抜き料理をすることでストレスなく食事を楽しめるかも。「今日は料理をするのが面倒…」と思った日こそ、ぜひ今回のコメントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
筆者情報
市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。
(C)正之 倉金/Adobe Stock
文・市岡彩香