うちの生活臭すごいかも…【女性約100人調査】寝室・水まわりのニオイ対策 – 文・市岡彩香 | anan Beauty+

100人調査

各地で夏本番を迎えています。蒸し暑い日は特にキッチンやリビングのニオイが気になってしまう…、という人は多いのではないでしょうか。今回は、美容や健康に関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「家のニオイ」をテーマにアンケートを実施。女性たちの対策や本音を教えてもらいました。

女性たちはキッチンのニオイが一番気になる

©市岡彩香

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、anan Beauty+ clubの女性たちに「自分の家の中でどこのニオイ、香りが気になりますか?」と質問。「キッチン」と回答した人が最も多く、回答者の6割を超える結果に。次に「トイレ」「寝室」「玄関」「リビング」「浴室」と続きました。

回答した女性たちに、気になる理由についても聞いてみると、

「キッチンは、目に見えないけどニオイはいつも気になる」(44歳・主婦)

「キッチンのゴミを放置してしまうと夏場は特にすぐ臭う」(31歳・主婦)

「夏場はキッチンが生ゴミのニオイがしないかすごく気になる」(34歳・会社員)

「人のお宅に行く時に寝室のニオイが気になることがあり、自分の家もそうかもと気にするようになりました。毎日住んでいるからかなかなか自分では気づけないですね」(36歳・会社員)

「寝室は油断していると、家に入った時に布団のニオイが気になったりする。玄関のニオイはその家の印象となるので気になる」(30歳・会社員)

「浴室がカビ臭くならないか心配」(40歳・主婦)

キッチンのゴミは放置してしまうと、ニオイはもちろん、コバエがわいて嫌な気持ちになることもあるんですよね…。夏場は特に注意が必要です。また、自分の家は毎日過ごしているからこそニオイに気付きにくいというコメントも。友人や親戚の家に行って独特のニオイを感じた人も。ニオイで嫌な思いをしたくないですから、少しでも気になるなら早めの対策をした方がいいでしょう。

Q. 自宅のリビングや寝室、玄関など、香りにこだわっているところを具体的に教えて!

続いては「自宅のリビングや寝室、玄関など、香りにこだわっているところ」について聞きました。

「クローゼットの中にニオイケアのルームフレグランスを入れている」(31歳・主婦)

「ニオイに敏感なので各部屋の掃除とディフューザーを徹底している。そのため今のところどの部屋も気になりません。寝具の洗濯は週に2、3回はするようにしています」(38歳・主婦)

「リビングに『マリエオーガニクス』のディフューザーを使い始めました。お気に入りです」(30歳・会社員)

「玄関に『ミッレフィオーリ』のディフューザーを置いている」(43歳・会社員)

「リビングのソファやラグは定期的に『ファブリーズ』する」(40歳・主婦)

「消臭効果がある壁材『エコカラット』を玄関に貼っている」(44歳・主婦)

「玄関にはディフューザーと空間消臭スプレーを置いてます」(39歳・主婦)

「仕事をするときダイニングテーブルでお香を焚いてます」(34歳・会社員)

「香りで誤魔化すことのないように我が家は無臭です」(34歳・主婦)

「本当は香りにこだわりたいけれど犬がいるので、犬にとってアロマはダメなのが多くなかなかアロマを楽しめない」(40歳・専門職)

お気に入りのディフューザーまたはお香を、家の好きな場所に置いている人が多いようです。ブランドによって、香りだけでなく見た目がオシャレな商品も豊富ですよね。筆者の家は、夫のお気に入りで『ドットール・ヴラニエス』のディフューザーを使うようになりましたが、先日、憧れのアパレルショップと同じ香りなことを知って嬉しかったのでこれからもリピートしようと思っています。

また、香りに頼らず無臭で過ごしている人も。ペットを飼っている人はペットが不愉快に感じてしまう香りもあるようなので、強すぎる香りには気をつけた方がよさそうです。

Q. 生ゴミのニオイ対策でしていることを教えて!

続いて、"ニオイ対策"についても女性たちに教えてもらいました。まずは、生ゴミのニオイについて。

毎日ゴミ出しをする

「いつでもゴミ出しができるマンションなので毎日捨てるようにしている。忘れると臭う」(31歳・会社員)

「溜めないで必ず毎日捨てる」(38歳・主婦)

できるだけ家の中に生ゴミがない状態で過ごすことでニオイ対策に。毎日ゴミ出しOKなマンションに住んでいるのであれば、面倒だと思わず、ゴミ捨て場に毎日行くマメさが大事かも。

蓋付きのゴミ箱に入れる

「『ブラバンシア』の蓋付きのゴミ箱に入れる」(40歳・専門職)

「蓋付きのゴミ箱に入れる」(37歳・会社員)

蓋付きのゴミ箱なら、ゴミを密閉できるのでニオイが出づらい魅力あり。筆者は先日、蓋付きのゴミ箱を購入しましたがニオイが気にならなくなりました。ただ、蓋をあければニオイはしてしまいますから、蓋付きのゴミ箱を使いつつ、生ゴミはこまめにゴミ捨て場に持っていくのがベストだと思います。

防臭の袋に入れる

「防臭効果のある袋『BOS』を使ってきちんと密閉します」(38歳・主婦)

「防臭の袋に入れる」(35歳・会社員)

"脅威の防臭素材BOS"という商品は、介護や子どものおむつを捨てるときにもニオイを封じ込めてくれるなど防臭力が高いのだそう。防臭、消臭効果のある袋なら、100円ショップでも購入することができるので家にストックしておくと活躍すること間違いなしです。

小さな袋に入れてこまめにしばる

「小さな袋に入れてこまめにしばる」(34歳・会社員)

「小分けにした袋をしばる前に、重曹を大さじ1ほど振りかけておく」(44歳・主婦)

重曹を大さじ1ほど振りかけておくとニオイ対策になるとは知りませんでした! 早速マネしたいです。小さな袋なら、コンビニやスーパーでも手に入りやすいですよね。袋が小さい分、自然と頻繁にゴミ出しをするようになりそうです。

Q. 洗濯機のニオイ対策でしていることを教えて!

続いて、洗濯機のニオイについても教えてもらいました。

2か月に1回は洗濯槽の掃除をする

「2か月に1回は洗濯槽の掃除をする」(30歳・会社員)

「洗濯槽クリーナーで月に1回か2回は必ず掃除するようにしています」(38歳・主婦)

「使用後は洗濯槽内クリーンモードを5分くらいかけるようにしている」(31歳・主婦)

「槽洗浄モードを週に1回している」(39歳・主婦)

洗濯槽の汚れが、洗濯物についてしまったらせっかく洗濯してもニオイの原因になってしまってもったいない。洗濯槽って放置しているとビックリするほど汚れているものですから、少ない人で2か月に1回、多い人は洗濯後に欠かさず洗濯槽内クリーンモードを活用して清潔に保っているようです。

使用後は蓋をあける

「使用後は蓋をあけておく」(32歳・会社員)

「使わないときは常にあけておく」(43歳・会社員)

洗濯後の湿気を外に逃すためにも、使用後は蓋をあけるようにしているという人が多いようです。筆者は、洗濯機の中に洗濯物を数時間放置していたら、独特のニオイが洗濯物についてしまって洗い直ししたことがあります…。

Q. トイレのニオイ対策でしていることを教えて!

続いて、トイレのニオイについて。

こまめに掃除をする

「こまめな掃除にかなうものはないと思う」(40歳・会社員)

「毎日掃除する」(40歳・主婦)

今回のアンケートでは、こまめにトイレ掃除をすることでニオイ対策をしている意見が多数。筆者もできるだけ毎日掃除するようにしていますが、毎日掃除をすることで汚れが蓄積されないので、掃除自体の負担が少なくてすむと思います。

消臭剤を使う

「トイレ後に『イソップ』の消臭剤を垂らす」(32歳・会社員)

「消臭スプレーと、『イソップ』のドロップスを両方使ってます」(41歳・会社員)

「消臭剤を置く」(35歳・会社員)

筆者は初めて知りましたが、 ハンドソープなどで人気の『イソップ』の"ポスト プー ドロップス"という商品は、気になる臭いを中和する植物の香りのトイレ用消臭芳香剤なのだとか。『イソップ』は上品な香りなのでとても気になります!

頻繁に換気をする

「窓を常に少しあけて換気しています」(34歳・主婦)

「換気扇を有効活用する」(27歳・会社員)

トイレに窓がない場合は、換気扇を活用することでニオイ対策に。筆者は、常にトイレの換気扇をまわしていますが、換気扇にホコリが溜まりやすいので、ホコリ専用のシートを貼って掃除をしやすくしています。

Q. 家のニオイについて失敗エピソードを教えて!

最後に「家のニオイについての失敗エピソード」を女性たちに教えてもらいました。

「離乳食作りで、納豆をチンしたら家中が納豆臭くなってしまって大変だった。面倒でもお湯を沸かせばよかった」(34歳・主婦)

「いただいた蟹の汁が冷蔵庫の中でこぼれて、しばらく本当に大変で引っ越しを考えるほどでした(笑)」(34歳・会社員)

「エアコンをつけていれば部屋干しはいくらでもしていいものだと思っていたが、量が多すぎて洗濯物同士の距離が近い時とんでもなく生乾きの匂いがして最悪だった」(31歳・主婦)

「トイレの芳香剤を落としてぶちまけたら大変なことになった。気持ち悪過ぎて…、しばらく匂いもとれなくてきつかった」(40歳・専門職)

「子どものオムツを『BOS』に入れずに捨てたらすごい臭いになりました」(39歳・主婦)

食材の独特なニオイが、家中に充満してしまって辛い思いをした人が多いようです。蟹の汁がこぼれるとニオイがとれにくいとは知りませんでした。ニオイのこびりつきは厄介ですよね…。食材の他には、トイレの芳香剤のキツさにやられた人も。芳香剤ならではの強いニオイは場合によっては不快になることも。毎日過ごす家には、できるだけ好きな香りを定着させたいものです。

夏は暑さ対策だけでなく、家のニオイ対策も徹底したい

いかがでしたか。夏場は、特にキッチンのニオイには要注意です。「家のニオイに自信ないかも…」と思った人こそ、ぜひ今回のアンケート結果を参考にしてみてください。

筆者情報

市岡 彩香(いちおか あやか)
anan web、anan Beauty+を中心に活動するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。週7で自炊をするグルメ女子。

©yaroslav1986/Adobe Stock

文・市岡彩香

https://plus.ananweb.jp/lifestyle/106768/

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