連休や春休みなどを使って、旅行に行ったり帰省したりという方もいるでしょう。荷物の多さや使い勝手の悪さにうんざりしないためにも、持ち物は取捨選択して上手にパッキングしておきたいところです。今回は、40代主婦の筆者が実践しているパッキング術をご紹介します。
化粧品は小分けorサンプルを持参
外出先で困りがちなのが、いつものように化粧品を使えないこと。スキンケアやベースメイク、シャンプーやボディソープなどその種類は多岐にわたり、すべて持参すると大荷物になってしまいます。
愛用品を使いたい場合は、100均で購入できる小分け用のボトルに移し替えるとよいでしょう。もしくは、購入時にもらえるサンプルを持参すると、よりコンパクトになるのでおすすめ。普段使わないコスメを試す機会にするのも楽しいですよ。
ボディソープやシャンプーは、1回分のサンプルサイズで販売されているものもあります。ボトル買いする前に、気になるものを購入してみるのもよいでしょう。
バスタオルや予備の服は持っていかない
筆者があえて持っていかないものといえば、バスタオルと予備の服です。収納面積が大きくなるものはできるだけ省くようにしています。
バスタオルはそれだけでかさばるため、限りある収納スペースが大幅に占領されてしまいます。ホテルのタオルが使えない可能性がある場合はフェイスタオルを持参。フェイスタオルでも問題なく全身を拭けるので、バスタオルの必要性は感じません。
子どもがいると予備の服は外出のマストアイテムになりがちですが、筆者は多くても日数分までにして、濡れたとき用や汚したとき用までは用意しません。汚した場合は翌日用の服を着ればいいですし、不足分はその日の夜に洗って乾かせばOK、と考えます。
下着のパッキングでは洗濯ネットが活躍
パッキングは用途別で収納すると便利です。なかでも筆者が気に入っているのは、洗濯ネットに用途別で下着をセットしておく方法。
おすすめは、お風呂上がりセットと朝セットの2パターンを用意すること。お風呂上がり用にはシャツや上下の下着、必要であれば靴下を。朝セットにはブラジャー、靴下やストッキング、ハンカチを入れておきます。洗濯ネットを取り出すだけで、使う下着がまとまった状態で準備できるので便利です。
汚れた下着や衣類は洗濯ネットに入れられますし、帰宅後はそのまま洗濯機に入れて洗うこともできます。帰りのパッキングと洗濯の手間も減らせますよ。ネットは色柄のあるもの、目の細かいものにしておくと、中身が透けて見えにくいので良いでしょう。
効率的なパッキング術で旅を快適に
遠出をする際は、どうしても慌ただしくなるものです。すっきり収納できてスマートに使えるパッキング術を取り入れることで、快適に過ごしやすくなるでしょう。ご紹介した方法はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
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筆者情報
古賀令奈
京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。
文/古賀令奈