Tシャツは夏ファッションに欠かせないヘビロテアイテム。そこで今回は、anan Beauty+ clubのメンバーに「Tシャツの着こなし」や「夏に欠かせないファッションアイテム」について聞いてみました。メンバーたちの着こなしテク、とっても参考になります!
Tシャツは白派? 黒派?
Tシャツの中でも、特にヘビロテしやすい「白T」と「黒T」。anan Beauty+ clubのメンバーは「白T」と「黒T」どちらをよく着るのか調査してみたところ、なんと8割以上が「白T」と回答していました。「黒T」と回答した人は2割近くとなっており、その理由も気になるところ。「白T派」と「黒T派」それぞれの回答の理由を見てみましょう。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
「白T派」と回答した理由
「夏といえば白のイメージ。黒だと蓄熱して余計に暑いと感じるらしい」(35歳・会社員)
「白の方が涼しげだし、顔映りがいい気がするので」(40歳・契約社員)
「色のあるTシャツは日焼け止めが付着すると目立つ」(44歳・主婦)
「デニムに映えるし、とにかく使いやすい」(32歳・会社員)
「ボトムスに暗い色がくることが多いので、バランスを取りやすい」(40歳・主婦)
多かったのは「涼しげに見える」「使いやすい」というコメント。すでにとても暑い日が続いており、少しでも涼しげに見えるファッションアイテムに手が伸びる人が多いのかもしれません。
また、白はどんなカラーのアイテムにも合わせやすく、コーディネートに困らないこともポイントのひとつ。困ったときに1枚もっておくと安心できそうです。
「黒T派」と回答した理由
「下着の透けを気にせずに着られる」(37歳・専門職)
「黒のほうが日焼けしないと聞いたことがある」(34歳・主婦)
「黒はコーディネートがカジュアルになりすぎず重宝しています」(47歳・専門職)
黒Tのメリットのひとつに「透けを気にしなくていいこと」が挙げられるよう。インナーを選ばず着られるので、ラフに手に取ることができそうです。
また、黒Tは上品なコーディネートにも重宝するアイテム。白Tだとラフに感じる場面では、黒Tにチェンジしてみるとしっくりくるかもしれませんね。
白Tと黒Tの着こなしのポイントをチェック
白Tと黒T、どちらも使い勝手がいいアイテムではあるものの、着こなしがマンネリ化しがちという声もちらほら聞こえてきます。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーにおすすめの着こなしを聞いてみました!
「白T」のおすすめの着こなし
「デニムに合わせて、アクセサリーを存在感のあるものにする!」(40歳・契約社員)
圧倒的に多かったのが「デニムを合わせる」というもの。白Tとデニムはやはり相性抜群のようです! 大きめのアクセサリーをつけてみると、マンネリ回避になりそうですね。
「ボトムスも明るめにして、夏っぽさ全開にする」(37歳・専門職)
トップスだけでなく、ボトムスも明るめにすることで、より夏らしさを表現したコーディネートに。筆者はベージュのパンツを合わせて、淡くやさしく仕上げるのがお気に入りです!
「マーメイドラインなどのキレイめスカートに合わせる。ちょっとカジュアルダウンさせると、夏っぽくなる」(32歳・専門職)
キレイめコーデにも合わせやすい白T。キレイめで徹底しすぎるよりも、足元をスニーカーにするなど少しカジュアルダウンするのが夏らしさを出すコツだそうです。
「黒のキャミワンピースのインナーとして使うのが好き」(32歳・会社員)
トップスとしてだけでなく、インナーとして使うのもおすすめ。今年はビスチェを合わせるのもトレンドです。
「キレイな色のカーディガンを肩掛けか腰巻き」(44歳・主婦)
いつものコーディネートにカーディガンを取り入れることで、一気におしゃれ見え! 冷房がきついときの対策にもおすすめです。
「黒T」のおすすめの着こなし
「パンツも黒にしてベルトをする」(44歳・主婦)
モノトーンで統一したり、オールブラックを楽しんだりする人が多いよう。全身を同じ色でまとめる場合は、ベルトなどでメリハリをつけるとおしゃれに見えそうですね!
「モノトーンになりすぎないように小物で差し色を意識」(39歳・主婦)
モノトーンにマンネリ化したら、差し色を取り入れるとこなれた印象に。筆者はオールブラックに深めの赤を取り入れるのにハマっています。
「オレンジやブルーなどキレイめカラーのスカートと合わせる」(37歳・専門職)
鮮やかなカラーとも相性がいい黒T。カラーアイテムをグッと締めてくれる効果があるため、ぜひいろんな組み合わせに挑戦してみてください。
「ボリュームのあるチュールスカートを合わせるのが好きです」(40歳・契約社員)
黒Tのクールさとチュールスカートの甘さが合わさると、バランスのいいコーディネートに。クローゼットに甘すぎて着こなせていないアイテムがあれば、黒Tを合わせてみてはいかがでしょうか?
「ゆるめの黒Tをハイウエストデニムにインして、サンダルやスニーカーを合わせ、深めのキャップかバケハをかぶればこなれ風ファッションが完成」(35歳・会社員)
黒Tをカジュアルな着こなしで取り入れると、こなれ感のあるスタイルに。シューズや帽子を変えるだけで一気に印象がアップデートされるので、この組み合わせだけでもいろんなコーデが楽しめそうです!
白Tや黒T以外でおすすめのファッションアイテム
夏の定番である白Tや黒T以外にも、欠かせない夏のファッションアイテムがたくさんあるとのこと。そこで、メンバーたち一押しの夏のファッションアイテムを聞いてみました!
「毎日暑すぎて、Tシャツよりもノースリーブのほうが出番が多いです」(37歳・専門職)
コメントの中で圧倒的に多かったのが「ノースリーブトップス」でした。袖すら暑く感じられるほど、気温の高い日が続く夏。とにかく涼しさ重視の人が多いようです。
「シアーやシースルーのアイテムが気になります。二の腕は隠しつつ、涼しさもあるので」(40歳・契約社員)
シアーアイテムはおしゃれなだけでなく、二の腕を出さずに済むというメリットも。筆者は冷房対策として、シアーシャツをたすき掛けすることが多くあります。
「透けなくて着心地のいいワンピース。風を通して涼しいし、1枚で着られるから楽」(32歳・専門職)
ワンピースも人気アイテムのひとつ。とにかく涼しく、1枚でコーディネートが完成するのは楽でありがたいですよね。筆者も夏はワンピースに頼りがちです…!
「薄着でスマホをしまうところがないので、スマホを肩にかけられるストラップが必須」(36歳・会社員)
夏服にはポケットがないことも多いもの。ストラップがあると便利なだけでなく、柄のあるものなどはコーディネートのポイントにもなってくれそうです!
「ハーフパンツをはくことが多いので、差し色になるようなデザインの靴下」(39歳・主婦)
おしゃれは足元からと言われることもあるほど、靴下やシューズはファッションにおいて重要なポイント。おしゃれなデザインの靴下をコレクションするのも楽しいですよね!
「キャップと、どこまでも歩けるサンダル」(32歳・会社員)
日差しが強い日は、キャップが大活躍! また、歩きやすいサンダルを1つもっておくと、夏のアクティブなお出かけ時に重宝しそうです。
夏のお出かけが楽しくなりそう!
anan Beauty+ clubメンバーから、定番である白T、黒Tの着こなしに加え、夏に欠かせないファッションアイテムについてもたくさんコメントをいただきました。
新たなコーディネートが見つかると、夏のお出かけがより楽しみになりそう。ぜひ女性たちのコメントを参考にしながら、夏のコーディネートを考えてみてはいかがでしょうか。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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文・比嘉桃子